ずっとグラフィック性能のしょぼいノート PC でゲームをしていましたが、描画が遅すぎて「コマ送り」レベルになってしまい、遊ぶことに障害がでているゲームもあり悲しくなってきました。GPU はまだ高値が続いているものの常識の 1.5倍くらいの価格まで下がりましたし、いよいよ観念して新たにゲーム用 PC を作ることにします。
まず場所を考えると、在宅勤務スペースの机の横に 60cm くらいの奥行きがあってそこに置けそうです。
ミドルタワーのスペースとしてはちょいと寸足らず(おそらく 70cm〜80cm くらいあったほうが便利だと思う)ですけど、ミニタワーを選ぶほどではなく素直にミドルタワーを置けそうです。
PC の正面に棚の側面がきて 5インチベイが実質使えないことが一番大きな制約でしょうか?それ以外はまあ大したことないですね。
一番肝心な GPU は GeForce RTX 3060 にします。これ以上性能が低いと将来のゲームが厳しそうですし、これ以上高額だと払う気が起きません。そもそも RTX 3060 ですら 5万円もして高過ぎです。ミドルエンドの GPU なんて 3万円後半くらいにしてほしいなあ……。
ケースは最近気に入っている Fractal Design Define C というケース(メーカーサイトへのリンク)にしました。最近の流行?なのか、電源を下にマウントするタイプのケースです。スイッチ類はケース上部に配置されており、奥行きも 40cm と控えめです。
概ね希望通りのケースですが……唯一気に入らない点は上部から吸気するエアフロー設計です。PC の上に物が置けないのであまり好きじゃないです。空冷+簡易水冷兼用で使えるケースの多くは、簡易水冷のクーリングユニットを上部に取り付ける設計みたいで……しゃーないですね。
CPU とマザーボード、メモリは古い部品を流用でストレージだけは新しくしておきましょう。
ケースの電源規格は ATX 電源です。素直に ATX 電源を買っても良かったんですけど、SFX 電源にすれば将来的に別のケースにも付けやすかろう、ATX 電源の枠にもマウンタがあるから付けられるだろうと欲目を出し、COOLER MASTER MPY-6501-SFHAGV-JP という SFX 電源を買いました。
全く届かない 24ピン電源ケーブル(下の網目のところに電源がある)
これが大失敗でして、なんとマザーボードに配線する 24ピン電源ケーブルが短すぎて全く届きませんでした……。まじかー。やってしまいました。
電源を買い直さなければならないのかと途方に暮れていましたが、Twitter での会話で得られた知見としては ATX 24ピン電源の延長用ケーブルが売っているそうです。世の中には便利な物がありますなあ……。
もう 1つの挽回策として Mini-ITX ケース(ファイルサーバー)の ATX 電源と入れ替える手段があります。何台もバラしたり組み立てたり非常に面倒ですが利点として、
延長ケーブルは最後の手段として取っておき、ひとまずファイルサーバーの ATX 電源と交換する作戦でやってみたいと思います。
車検の車を取りに行きました。追加の修理費は特になしでした。ワイパーがもうダメそうとのことなので、そのうち換えましょう。
あとパワステギアボックスだかのオイル滲みがあり、進行してオイル漏れすると車検に通らないと言われました。修理費も高いみたいで、そうなったらもう次の車に買い換えた方が良いんでしょうかねえ。バンパーも半分取れちゃったしなー……。
金土日月と 4日連続で炎天下に外出して体力を消耗したせいか、夕方くらいから具合が悪くなって熱が出てきました(37.4℃)。喉も痛いです。今まで COVID には気をつけて生活してきたつもりですが、ついに第 7波にて陥落ですかねえ(後日検査したら COVID-19 陽性でした)。
声を出しすぎた時の喉の痛みとは違い、普通に喋れます。喉の奥を打撲したような痛さで、何かを飲み込むときに非常に痛いので困ります。熱が低いので食欲には特に影響ないのが幸いですけど、喉の痛さは辛いな〜。
起きても熱が下がらず(37℃台)、いよいよ COVID-19 の感染が疑われるので、奥さんに Abbott 社 Panbio という COVID-19 Antigen ラピッドテスト(体外診断用医薬品)を買ってきてもらって、自主検査しました。
世の中にはうさんくさい検査キットも売られていますが、このキットは製造販売承認番号付き、つまり厚生労働省のお墨付きです。新型コロナウイルス感染症診断薬の承認について(アボット ダイアグノスティクス メディカル株式会社申請品目)安心ですね。
15分待つまでもなく、3分くらいできれいな二本線が出現しました。ばっちり陽性です。ついに COVID-19 に敗北です。
東京都発熱相談センターにお電話して聞いてみたところ、近所の病院をいくつか紹介されました。
なるべく公共交通機関を使わないで欲しい(電車もバスもタクシーも公共交通機関)と言われましたが、さすがに無茶です。37℃ 台とはいえ、炎天下を 1駅分は歩けません。元気なときだって具合悪くなるのでやりたくありません……。
風呂に入ったせいなのか、38.7℃ にまで熱が上がってしまいました。これはイカン、さっさと寝よう。
熱はかなり下がり 37.1℃ でした。起きて朝ご飯を食べたりしたら 37.4℃ くらいまで上がりましたが、この程度の熱であれば辛くありません。喉が痛いのはさておいて、熱に関しては超軽症で済むのでは……!
隣の駅前の病院の発熱外来を予約し、11時半くらいに行きました。既に症状が出ているので PCR ではなく抗原検査にしましょうとのこと。結果は陽性でした。自主検査もばっちり陽性でしたし、そりゃそうだろという結果ですね。
大抵の発熱外来は病院の「外」のテントなどで検査していて、私が行った病院の発熱外来も同類でした。院内での完全隔離が不可能などの事情はわかるんですが、椅子もなく、炎天下の昼下がりにも関わらず暑さへのケアもなく、合計 1時間半ほど外で放置はさすがにしんどいです。
朝は割と元気だったにも関わらず、病院の外で待っている間に暑くて参ってしまい、家に帰ってくるころにはヘロヘロでした。熱も 38.5℃ まで急上昇してすこぶる具合が悪いです。病名のお墨付きを得るだけの見返りにしては辛すぎる……。
病院から保健所に COVID-19 感染の報告が行ったあと、個人携帯に厚労省のシステムから連絡が来ます。ニュースでもよく見かける HER-SYS というシステムですね。
ボタンや文字がでっかくて、熱でぼんやりしている人でも操作しやすくできているなあと思いました。体調管理の機能(日々の発熱、SpO2、特異的な症状の記録ができる)があるので、毎朝入力しようと思います。
病院に行った後にすっかり具合が悪くなって、今日も 38.0℃ とあまり具合が良くありません。喉の痛みがさらに強くなって、水を飲むのがやや辛いです。不可能ってことは無いですが、気合いが要ります。
解熱、鎮痛は市販薬(イブ A錠)でも十分に効くんですけど……。せっかくしんどい思いをして病院でカロナールをもらってきたので、そっちを使っています。朝昼晩とフルチャージです。頑張れカロナール。
熱は 36.9℃ と順調に下がってきました。良い感じ。時間が経ってから急激に悪化するのでない限り、回復に向かっていると思われます。
喉は今までの中で最強に痛いです。寝起き直後に唾液を飲み込むときが一番辛いです。起きてからしばらくするとマシになるのが救いかな。
もはや寝るかマンガを読むかしかなくて、何も書くことがありません……。病気にはならないようにしたいですね。
熱は 36.9℃ のまま。ぶり返す様子もありません。喉も大分調子が良くなりました。このままあっさり治ってくれそうです。肺炎とか入院とかにならなくて良かった。これもワクチンのおかげなんでしょうかね?良くわかんないけども。
とはいえ、外に出てはならん(隔離期間は 10日間)のですよね。割とヒマでして、洗濯物を畳んだりこの日記を書いたりしています。
ああ、そうだ。COVID-19 感染で中断していたゲーミングサブ PC 組み立てを完成させるのも良さそうですね。まあでもホコリがたくさん舞いそうなので明日にした方が良いか……。
私は経過は順調でほぼタイトルの通りです。しかし今度は奥さんが発熱し COVID-19 陽性になってしまいました。同じ家の中に居て感染しないはずがないですよね。COVID-19 との戦いはもうしばらく続きそうです。
Transcend TS128GESD400K をサーバの起動ディスクにしていましたが、5年ほど経ったので買い換えました。購入したのは KIOXIA SSD-PKP500U3-B です。20GB もあれば十分なところ、容量は無駄に 500GB もあります。大容量の SSD は昔は高かったですが、今はだいぶお安くなっていてありがたいです。
本当は半年くらい前に買ってたんですが、交換するのが面倒でこんな時期になってしまいました……。
この 3日間、解熱剤なしでも熱が出なくなりました。厚労省の定義する「症状軽快」に該当したようです。良きかな良きかな。
詳細は退院基準・宿泊療養解除基準の改定概要 - 厚生労働省を見て欲しいですが、厚労省はなぜか発症日を「0日目」とカウントするため、普通のカウントで言うと 11日間の経過+症状軽快後 3日間の両方が必要みたいですね。
つまり私の場合、有症状(8日に発症)なので、外を出歩いて良くなるのは 18日ってことですね。
ゲーム用 PC に Windows 10 をインストールしました。最初は TPM を無効にしていたので PC 正常性チェックツールに「Windows 11 にできない PC ですよ」と怒られていましたが、TPM を有効にすると要件を満たしたようです。ゲーム用なので動けばよくて Windows 11 にアップデートする予定は当分ないですけども……。
ところでこの PC 正常性チェックツール、左側に「N 年経過」という表示を出していますが、何に基づいているんでしょうか。
CPU-Z などで BIOS の Release Date を見ると 3年前くらいですが、これを基にしているのですかね?
BIOS Release Date は 2018/09/27(アップデート前)
BIOS アップデートしたら Release Date も当然新しくなるわけですが、表示はどう変化するかやってみましょう。
BIOS Release Date は 2022/07/25(アップデート後)
アップデートして今年のファームウェアになりました。表示はどうなるかというと、
経過時間が短くなりました。やはり BIOS Release Date を見ているだけのようですね。
本日で 10日間(厚労省方式だと発症日が 0日目とカウントするので、実際には 11日目)の自宅療養が終わりました。やったー。数日前から既に熱も喉の痛みもなく、自宅療養期間が明けるのを待つのみでしたけどね。
近所のスーパーに買い物に行ったところ、10分程度歩いたところで足がガクガクしてきました。10日も引きこもっていると足がおかしくなってしまうようです。お盆休みの残りはわずかですが、少しずつ歩いて復活を目指します。
熱は大したことはなかったです。ほぼ 38℃前半くらいで収まり、カロナールも効果抜群でした。何が一番辛かったって、病院に行ったとき真夏の炎天下に 1時間半放置されたことです。あの後だけかなり熱が上がりました。あんなことしたら COVID じゃなくても熱が上がりますが……。
喉の痛さはなかなかで、5日目くらいまでは水を飲むのがしんどいレベルでした。幸いにも喉の痛さを気合で乗り越えるくらい食欲&元気があったので、特に問題にはならなかったです。もし高熱とダブルパンチで来ていたら、衰弱していたかもしれません。
第七波の勢いは凄まじいです。Twitter を眺めていると、ワクチン打ちたくない系の人たちが COVID-19 になっていて(※)軽症ではあるものの 40℃台の高熱が出ているようです。
私も A 型インフルエンザに罹ると 40℃〜41℃近い高熱が出ますが、かなり辛いです。常にボーっとなって何もできないし、体や関節も痛いです。とまあ、本来はそれくらい熱が出る病気なのに、たぶんワクチンのおかげで 38℃台で済んだのは本当にありがたいです。
(※)なぜか彼 or 彼女らは COVID-19 で高熱が出たと認めるのが嫌?なのか「ワクチンを打った人から謎の高熱をうつされた」的なツイートをするのも特徴の 1つです。この世は理解し難い人たちがたくさんいますね。
DDR メモリモジュールには SPD (Serial Presence Detect) という EEPROM が搭載されており、メモリモジュールを動作させるためのタイミング設定情報が書き込まれています。PC の BIOS や UEFI は起動時にこの情報を読み出して、メモリモジュールが正常に動作する範囲内にタイミング設定します。
この情報は BIOS や UEFI 専用のものではないですから、OS 起動後 Windows や Linux からも読み出すことができます。Windows だと CPU-Z が有名どころだと思います。
Linux の場合は decode-dimms というツールが見やすいと思います。ツールの使い方は非常に簡単なのですが、起動するまでに躓く点があったので、メモがてら簡単に紹介します。
各 PC の設定にもよりますが、decode-dimms を起動したときにこんなメッセージが出る場合があります。
# decode-dimms No EEPROM found, the kernel probably does not support your hardware.
SPD がアプリから見えていないことが原因です。本当に未対応のハードウェアを使っている可能性もありますが、大抵はカーネルモジュールを追加でロードすれば使えるようになるはずです。例えば私のマシンはこんな HW と OS です。
下記のモジュールをロードする必要がありました。ee1004 がない場合は eeprom でも動作します(警告が出ますが)。
modprobe i2c-piix4 modprobe i2c-dev modprobe ee1004
おそらく i2c-piix4 と i2c-dev をロードした時点で、i2cdetect を実行すると I2C デバイスが見えます。
# i2cdetect -l i2c-0 smbus SMBus PIIX4 adapter port 0 at 0b00 SMBus adapter i2c-1 smbus SMBus PIIX4 adapter port 2 at 0b00 SMBus adapter i2c-2 smbus SMBus PIIX4 adapter port 1 at 0b20 SMBus adapter
もし何も表示されない場合は i2c-piix4 ドライバが対応していないチップセットを使っている可能性が高いです。Linux がマザーボードのチップセットに対応しているかを確認する必要があります。
以上のモジュールを全てロードした後に改めて decode-dimms を実行すると下記のような出力になると思います。
# decode-dimms version 4.3 Memory Serial Presence Detect Decoder By Philip Edelbrock, Christian Zuckschwerdt, Burkart Lingner, Jean Delvare, Trent Piepho and others Decoding EEPROM: /sys/bus/i2c/drivers/eeprom/0-0052 Guessing DIMM is in bank 3 Kernel driver used eeprom ---=== SPD EEPROM Information ===--- EEPROM CRC of bytes 0-125 OK (0x9BBF) # of bytes written to SDRAM EEPROM 384 Total number of bytes in EEPROM 512 Fundamental Memory type DDR4 SDRAM SPD Revision 1.1 Module Type UDIMM EEPROM CRC of bytes 128-253 OK (0xC6AB) ---=== Memory Characteristics ===--- Maximum module speed 3200 MT/s (PC4-25600) Size 32768 MB Banks x Rows x Columns x Bits 16 x 17 x 10 x 64 SDRAM Device Width 8 bits Ranks 2 Rank Mix Symmetrical Primary Bus Width 64 bits AA-RCD-RP-RAS (cycles) 22-22-22-52 Supported CAS Latencies 28T, 26T, 25T, 24T, 23T, 22T, 21T, 20T, 19T, 18T, 17T, 16T, 15T, 14T, 13T, 12T, 11T, 10T, 9T ---=== Timings at Standard Speeds ===--- AA-RCD-RP-RAS (cycles) as DDR4-3200 22-22-22-52 AA-RCD-RP-RAS (cycles) as DDR4-2933 21-21-21-47 AA-RCD-RP-RAS (cycles) as DDR4-2666 19-19-19-43 AA-RCD-RP-RAS (cycles) as DDR4-2400 17-17-17-39 AA-RCD-RP-RAS (cycles) as DDR4-2133 15-15-15-35 AA-RCD-RP-RAS (cycles) as DDR4-1866 13-13-13-30 AA-RCD-RP-RAS (cycles) as DDR4-1600 11-11-11-26 ...
例えば AA-RCD-RP-RAS を見ると 22-22-22-52 となっています。JEDEC 規格(DDR3 なら JESD79-3F, DDR4 なら JESD79-4D ですが有料)の tAA, tRCD, tRP, tRAS のことでしょう。
このうち tAA が READ コマンドによる列アドレス指定から Read Data が出力されるまでの時間のことで、いわゆる CAS Latency というやつです。私の PC の場合は DDR4-3200 で動作させているので 22 クロックとのこと。普通ですね。
わざわざ PC のケースを開けなくてもメモリモジュールの情報が取得できるのでなかなか便利です。
目次: マンガ紹介 - まとめリンク
久しぶりにお気に入りのマンガ紹介シリーズ。短めの完結作品を 2つ。
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