ROCK64 のカーネルを入れ替えていたら、動かないカーネルを書き込んでしまい、起動しなくなってしまいました。
Etcher を使えば SD カードを全て書き換え、起動可能な状態に戻すことができるものの、今までの作業や変更が全て消えてしまいます。
SD カード全書き換えはやりたくありません。なんとかカーネル「だけ」復旧できないでしょうか?
Etcher のイメージファイルからカーネルだけ取り出して、上書きすれば復活するはずです。
Etcher の設定を変えていなければ、ダウンロードしたイメージファイルは、ユーザディレクトリの AppData\Roaming\pine64-installer\downloadedImage にあると思います。私は Debian Mate を使っていたので、files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img.xz というイメージファイル名でした。これを Linux マシンにコピーします。
$ unxz files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img.xz $ ls files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img # partx -v -a files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img partition: none, disk: files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img, lower: 0, upper: 0 Trying to use '/dev/loop0' for the loop device /dev/loop0: partition table type 'gpt' detected range recount: max partno=7, lower=0, upper=0 /dev/loop0: partition #1 added /dev/loop0: partition #2 added /dev/loop0: partition #3 added /dev/loop0: partition #4 added /dev/loop0: partition #5 added /dev/loop0: partition #6 added /dev/loop0: partition #7 added
圧縮されているので unxz で展開し、partx -a にてディスクイメージ内の全パーティションを loopback デバイスに登録(※)しています。
ここまでくれば HDD と同じようにマウントできます。
# mount /dev/loop0p6 rock64_boot # ls -la rock64_boot/ total 41654 drwxr-xr-x 3 root root 16384 Jan 1 1970 . drwxr-xr-x 3 katsuhiro katsuhiro 4096 Sep 4 01:15 .. -rwxr-xr-x 1 root root 18606088 Dec 21 2017 Image -rwxr-xr-x 1 root root 18606088 Dec 21 2017 Image.bak -rwxr-xr-x 1 root root 42707 Dec 21 2017 dtb -rwxr-xr-x 1 root root 42707 Dec 21 2017 dtb.bak drwxr-xr-x 2 root root 2048 Oct 12 2017 extlinux -rwxr-xr-x 1 root root 2663325 Dec 21 2017 initrd.img -rwxr-xr-x 1 root root 2663386 Dec 21 2017 initrd.img.bak
ブート用のパーティションは 6番目なので /dev/loop0p6 をマウントしています。あとは欲しいファイルをコピーすれば OK。
# umount /dev/loop0p6 # ls /dev/loop* /dev/loop-control /dev/loop0p3 /dev/loop0p7 /dev/loop4 /dev/loop0 /dev/loop0p4 /dev/loop1 /dev/loop5 /dev/loop0p1 /dev/loop0p5 /dev/loop2 /dev/loop6 /dev/loop0p2 /dev/loop0p6 /dev/loop3 /dev/loop7 # partx -v -d /dev/loop0 partition: none, disk: /dev/loop0, lower: 0, upper: 0 /dev/loop0: partition #1 removed /dev/loop0: partition #2 removed /dev/loop0: partition #3 removed /dev/loop0: partition #4 removed /dev/loop0: partition #5 removed /dev/loop0: partition #6 removed /dev/loop0: partition #7 removed # ls /dev/loop* /dev/loop-control /dev/loop1 /dev/loop3 /dev/loop5 /dev/loop7 /dev/loop0 /dev/loop2 /dev/loop4 /dev/loop6 # losetup -l NAME SIZELIMIT OFFSET AUTOCLEAR RO BACK-FILE DIO LOG-SEC /dev/loop0 0 0 0 0 /home/katsuhiro/share/rock64/files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img 0 512 # losetup -d /dev/loop0 # losetup -l
マウント時と同様に partx -d でパーティションの登録を解除できます。しかしなぜか /dev/loop0 の登録だけが残ります。気にせず losetup -d で登録を解除すれば特に問題ないようですが、何かやり方が間違っているのかな?うーん…??
(※)losetup と /dev/loop0 のみでも、オフセットを指定するとか何とかして、頑張ればループバックマウントはできると思いますが、ディスクイメージにパーティションが複数含まれている場合は partx を使った方が楽だと思います。
自宅からちょっとした Linux のパッチを投げようと思って、さくらのメールサーバーを SMTP サーバーに指定して、git send-email でメールを送ろうとしたらハマりました。
さくらのメールサーバーは STARTTLS を使って SMTP 認証をせよ(メールソフトの設定 - さくらのサポート情報)とのことなので、.gitconfig の設定をこんな感じにしました。
[sendemail]
smtpencryption = tls
smtpserver = xxxx.sakura.ne.jp
smtpuser = yyyy@xxxx.sakura.ne.jp
smtpserverport = 587
実行してみると、Died なんとかかんとか〜が表示され、メールが送れません。なんで??
$ git --version git version 2.18.0 $ git send-email --to 'xxxx' 0001-xxxx.patch ...snip... Died at /usr/lib/git-core/git-send-email line 1523.
こういうトラブルのときは --smtp-debug=1 を付ければ大体わかるはずです。
$ git send-email --to 'xxxx' --smtp-debug=1 0001-xxxx.patch ...snip... Net::SMTP::_SSL=GLOB(0x55ddcc6c0640)>>> (decoded) Net::SMTP::_SSL=GLOB(0x55ddcc6c0640)>>> Net::SMTP::_SSL=GLOB(0x55ddcc6c0640)<<< 235 2.0.0 OK Authenticated Net::SMTP::_SSL=GLOB(0x55ddcc6c0640)>>> MAIL FROM:<xxxxxxxx> Died at /usr/lib/git-core/git-send-email line 1523.
なるほどなるほど?これはわかりませんね。どうなってるんだ、このサーバーは?
幸いなことに /usr/lib/git-core/git-send-email は Perl のスクリプトですので、簡単にデバッグプリントを入れられます。
認証部分に当たりを付けて、小一時間、試行錯誤してみたところ SMTP-AUTH にデフォルトで DIGEST-MD5 が選択されると、失敗することがわかりました。じゃあ、強制的に SMTP-AUTH を PLAIN にすればうまくいくよね?下記のように設定を変えてみました。
[sendemail]
smtpencryption = tls
smtpserver = xxxx.sakura.ne.jp
smtpuser = yyyy@xxxx.sakura.ne.jp
smtpserverport = 587
smtpauth = PLAIN # ★★この行を足した★★
無事メールが送れました。良かった良かった。
今日は Socionext の最終勤務日でした。9月末退職ですが、9月末までは年休を取っています(それでも年休は半分以上余った)。
今から 9月末までの 3週間で、ほとんど土地勘のない東京で家探しをして、引っ越しを終えなければなりません。かなりスリリングな日程です。
Panasonic 半導体社と Socionext で過ごした 12年間は、ほぼ最初から最後までテレビ開発の仕事だったように思います。私がそうだっただけで、会社には他の仕事もあります。
技術的には幅広く関われました。Android も多少齧れた(アプリ開発ではなくフレームワーク側)し、メディア再生のミドルウェア開発、デコーダやサウンドドライバ開発、Linux や OSS 活動もできました。面白かったです。
半導体会社はソフト、ハード、ボード設計、何でもやってますから、技術的には面白いところだと思います。機構設計はさすがにやってないか?
企業風土は Panasonic、富士通の流れを汲んでいて、いわゆる「日本の大企業」だと思います。平社員でしたから、他の事業部や組織は知りませんが…。
何で辞めるの?と色んな人に聞かれましたが、別に嫌なことがあったわけじゃないし、特に理由はないです。強いて言えば 10年も同じ分野に居たので、他分野にチャレンジしようとは思っていました。今回は偶然チャンスに恵まれただけです。
特に無いと答えると、またまた、そんな嘘を言わなくても良いんだよ!みたいなこと言われます。どうも、私は「常に会社に対して激烈な不満を持っていて」「最近何かがあって、ついにブチ切れて退職した」と思われていたようです。
いやいや、そんな爆弾みたいな奴が 10年も会社に居ますか?有り得ないでしょ?ひどい言いがかりだなあ、もう……。
引っ越し用の新品の段ボールが 50箱以上届き、家が段ボールで埋め尽くされました。
届いた段ボールに荷物は一切入っておらず、綺麗に畳まれている状態ですが、それでも既に置くところがありません。これから段ボールに荷物を詰めていけば、より散らかる方に倒れます。
家が決まっていないとか、引っ越しの日程が近すぎることも心配ですが、果たして物理的に段ボールを置ききれるのか?も心配になってきました。
今年の 7月に(2018年 7月 17日の日記参照)エアコンを 16℃設定 1時間で浄化運転し、見事に嫌な臭いが消え去りました。しかし 8月末に再びエアコンが雑巾臭くなってしまいました(2018年 8月 21日の日記参照)。
エアコン 18℃ 1時間運転をしてみました。相変わらずの威力で、無臭になりました。とはいえ、最近涼しくなってきているので、もうほとんどエアコン使わないなあ。
とかなんとか、思っていたのですが、困ったことに 1日で雑巾臭さが復活してしまいました。といっても浄化する前より幾分もマシですから、しばらくこのまま使おうと思います。
どうも 18℃だと浄化作用が弱かった?みたいです。最低の温度設定である 16℃にすれば良かったかなあ?
家が決まりました。今月末から東京都民です。さよなら大阪。こんにちは東京。
どこに何年住んだか思い出してみると、北海道 18年、茨城 6年、大阪 11年でした。少し前までは、このまま大阪が故郷になるんだろうと思っていましたが、11年で打ち止めとなりました。
会社の単身寮に 2年住んで、ある程度の土地勘を得たうえで、家探しができた大阪(つまり今の家)とは異なり、東京は全く土地勘が無い状態で家探しをすることになったので、結構困りました。
大阪だと路線はあまり迷いませんでした。大阪市内に住まない限り、JR 沿線が断然便利なので、JR 一択だったからです。
東京は路線が多すぎて困りました。とりあえず山手線の通勤ラッシュだけは絶対乗りたくないので、通勤経路から外しました。JR 沿線は物件が無く(駅も無いですけど)、最終的に京急沿線になりました。
この選択が正解だったのかどうかは、まだわかりません。まあ、嫌でも後でわかるでしょう…。
TigerVNC Java 版クライアントを愛用していて、とても気に入っているのですが、エラーメッセージが文字化けしていて、ちょっとだけ気になります。
少なくとも、存在しないホストを指定するなど「接続できないとき」と、無線 LAN を突然 OFF にするなど「接続が切れたとき」のエラーメッセージで、文字化けが起きているようです。
ググっていたら、Java のバージョンが古いと文字化けすると見かけたので Java を 10.0.1 から 10.0.2 にアップデートしました。すると、
なぜか片方だけ直りました。全く直らないよりは良いんですけど、不思議です。
昨日まで元気に動作していたのに、いつのまにか USB 接続の DAC から音が出なくなりました。USB コネクタを抜き差ししてもダメです。
ひとまず [コントロールパネル] - [サウンド] - [(デバイスを選んで)] - [プロパティボタン] - [詳細タブ(既定の形式「16ビット、48000Hz(DVD の音質)」のドロップボックスがあるページ)] にある、テストボタンを押してみると、
エラーが出てしまいます。こんなの初めて見ました。
Windows を再起動してみました。再起動の直後は同様の症状でしたが、5分くらい待ったら復活しました。全く意味が分かりませんが、Windows 10 の意味不明な挙動は今に始まったことでもないし、あまり深く考えないことにします。
同様の症状で困っている方は、再起動+少し待ってみる、で解決するかも?しれません。
PSP を久しぶりに見たところ、バッテリーが膨張していて蓋が閉まらなくなっていました。
蓋を外してみると、筐体よりバッテリーの方が厚くなっています。こんなに変形するんですね……。
しばらく使っていませんでしたし、これから PSP を使うこともほぼなさそうですし、ここらでお別れかなあ。今までありがとう PSP さん。
引っ越したので Facebook の引っ越しイベントなるものを入力してみたのですが、これがどうにも変な動きで、困りました。
住所に何か入力すると Facebook が住所の候補を挙げるので、その中から選択する方式です。逆に言えば、住所は好き勝手に入れられません。マイナーな住所だったらどうするんでしょうか。イマイチです。
候補の列挙も非常にクセのある動きで、例えば「東京都大田区」を入力しようとすると、
まとめると、
前方一致でも、部分一致でもないし、正確に入力するほど候補が出なくなるってどういう仕組みなんでしょうね?変な動きです。使いづらい。
管理者: Katsuhiro Suzuki(katsuhiro( a t )katsuster.net)
This is Simple Diary 1.0
Copyright(C) Katsuhiro Suzuki 2006-2021.
Powered by PHP 5.2.17.
using GD bundled (2.0.34 compatible)(png support.)