先週くらいからファイルサーバに書き込むとプチフリするようになりました。サーバを見に行くとRAID 5のrebuildで頑張っていました。あれ?ディスク入れ替えてないのになんでrebuildが走ってるの??
ひとまずdmesgを見るとHDDのリードエラーが記録されていました。ついでにSMARTもチェックすると、リードエラーだかシークエラーだかが記録されています。どうも故障寸前っぽいです。やばい。
ファイルサーバには、sdb, sdc, sdd, sde, sdfの5台HDDが繋がっていて、そのうちsdbが死にかけているようです。
本来であればやばくなったsdbを引っこ抜いて、新しいディスクに入れ替えればOKなのですが、間違ってsd"f" を引っこ抜いて再起動してしまいました。
5台縦に並んでいたのを見て、 sdbが一番「下」で、sdfが一番「上」だとは思わなかったのよね。マズったね、どうするね、これ…。
何を言ってるかわからねーt(略)なので、実際どうやばいのか図示します。
[本来の対処]
1. やばいディスクを取って、元気なディスク4台の縮退モードで動かす
sdb, sdc, sdd, sde, sdf→ [sdb], sdc, sdd, sde, sdf
↑やばいディスク
2. 元気なディスクを足す(ただし足しただけではスペア状態なので、
読み書きには使えない)
[sdb'], sdc, sdd, sde, sdf
↑元気なディスクと入れ替え(スペア状態)
3. rebuildしてRAID復活
sdb', sdc, sdd, sde, sdf
↑rebuildによりRAIDの仲間入り
以上が本来の対処なのですが、間違って下記のようにしてしまいました。
[俺の対処]
1. 元気なディスクを取って、やばい+元気なディスク4台の
縮退モードで動かしてしまった(!)
sdb, sdc, sdd, sde, sdf→sdb, sdc, sdd, sde, [sdf]
↑やばいディスク
(... 再起動 ...)
sdb, sdc, sdd, sde, [sdf]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑再起動によりRAIDが書き換わり、sdfの内容と食い違うため、
sdfは元のRAIDには戻せない!
ここから5台構成に戻すには、何食わぬ顔でsdfを戻しrebuildする方法がありますが、壊れかけのsdbを酷使するため危険です…。もしrebuild中にsdbが壊れるとsdb, sdfの2台が故障したことになり、RAID 5のデータが消滅します。
2-1. 何食わぬ顔でsdfを戻す(sdfはスペアになる)
sdb, sdc, sdd, sde, [sdf]
↑スペア状態
3-1. rebuildしてRAID復活?
sdb, sdc, sdd, sde, sdf
↑rebuildにより負荷かかって故障→RAIDデータ消滅の可能性大
この方法はリスクがでかすぎるだろってことで、新たにHDDを買ってきてちまちまコピーしています。データが1.5TBもあって面倒くさい…。まあ、全部俺のせいだけどな!ちくしょー…orz
目次: Linux
せっかくファイルサーバのRAIDを組み直すのだから、使用するファイルシステムも再考することにしました。
こんな話、前にも書きましたね(2009年2月1日の日記参照)。Linuxのファイルシステムは一長一短で選ぶのが難しいのです。
ここしばらくXFSを使ってきたけれど、ファイル削除が遅くてもう我慢ならない。じゃあ代替案は?と考えても、ご臨終寸前のReiserFSも、XFSと性能が似たり寄ったりのJFSも、どちらも微妙極まりないんだよなあ。
ダメ元でJFSにしてみるか、無難にext4にするしかなさそうですね…。
ヤマダ電機にてPanasonic VIErA TH-L37DT3を買いました。値段は8万後半、37インチ、4倍速液晶です。3D対応のようですが、おそらく見ません。メガネ高いよ。
本当はもう少し大きいサイズが良かったのですが、4倍速液晶(DT3)は37インチが最大でした。2倍速液晶(G3)なら42インチまであってしかも安い(なんと6万後半)ですが、ちょっと残像が気になります。
ずっとプラズマ一直線だったせいか、Panasonicの液晶ラインナップには全くやる気を感じませんね。納期は来週だし、展示も端っこだし、値段も他メーカーより安いし、投げ売りなの?
ヤマダの店員曰く、年末は配達時間指定はできないそうです。ボーナス商戦まっただ中だし、そんなもんか。
時代遅れ感が目立ってきたVAIO type Gを奥さんの妹さんにあげることにしました。買い換え予定は特にないので、しばらくノートPCなし生活になりますが、たぶん何も困らないでしょう…。
Windows Vistaは要らないとのことなので、Windows XPにダウングレードして渡そうと思います。前回(2007年3月14日の日記参照)良くわからないまま放置していた特殊キー(Fn + F4など)が気になったので、きちんと調べました。
VAIOでは特殊キーの処理をVAIO Event Serviceというサービスが行っています。長ったらしいので、以降VESと呼びます。VESが動作していない場合、ディスプレイの切り替え、輝度調整、音量調整、Fn + F12でのスリープなどができなくなります。
困ったことにVESはWindowsのバージョンにかなり依存しているらしく、Windowsをダウングレードすると付属のVESはほぼ確実に使えなくなります。Windowsのダウングレードならまだしも、Linux使いたい人なんてどうすれば良いんでしょう。微妙な作りですね…。
VAIO type GのリカバリディスクにはVESバージョン3.0が付属していますが、Windows XPで動作しないようなので、今回は少し古めのVESバージョン2.2を拾ってきて使いました。
VESはVAIOの各機種、各モデルごとに専用の設定を持っています。VESバージョン2.2にはVAIO type G用の設定がありませんので、バージョン2.2をインストールしただけでは特殊キーは動きません。
レジストリエディタでHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\SONY\VAIO Event Serive\MachineInfoのMachineIDを見ます。16進数と10進数が書いてありますが、10進数側を見てください。私の環境では75でした。
次にVESをインストールしたディレクトリに行きます。インストール時にいじらなければC:\Program Files\Sony\VAIO Event Serviceのはずです。そこにVESConfig.iniという設定ファイルがあります。
1. 読み取り専用属性を外します。
2. 下記の設定を追加します。
[75]
VESStorageProtect= 1
VESPowerMgr = 1
VESAutoDimmer = 1
VESFnLock = 1
VESSemiPnP = 1
VESSuEvent = 1
VESSuPerform = 1
VESVideo = 1
VESHardwareMixer= 1
※意味(全て推測です、= 1で有効、= 0で無効)
VESStorageProtect : HDD保護
VESPowerMgr : Fn + F12のスリープ?
VESAutoDimmer : Fn + F5/F6のディスプレイ輝度調整
VESFnLock : Fnを連打したときのFnロック機能
VESSemiPnP : 不明
VESSuEvent : 不明
VESSuPerform : 不明
VESVideo : Fn + F10の拡大機能か?
VESHardwareMixer : 不明
設定を変更したら、マシンを再起動するか、[コントロールパネル] - [コンピュータの管理] - [サービス] でVAIO Event Serviceを再起動でも良いです。
これでも動作しない場合は、コマンドプロンプトからVESのインストールディレクトリにあるVES***.dllをレジストリに登録するとうまくいくことがあります。
C:\Program Files\Sony\VAIO Event Service>regsvr32 VESPowerMgr.dll C:\Program Files\Sony\VAIO Event Service>regsvr32 VESAutoDimmer.dll ...(以下、同様)...
ただしVESStorageProtect.dllだけは、別のディレクトリ(特にいじっていなければC:\Program Files\Sony\Vaio HDD Protectionのはず)に居ますので注意してください。
サブPC用の緊急操作用にLogicoolのワイヤレスマウスM510と、ワイヤレスキーボードK340を買いました。アマゾンで2,619円と3,300円です。
M510の方は両利き向けで、ボタンも変なボタンはなく、左右+ホイール+サイドの2ボタンのみです。大きくも小さくもなく、至って普通の使いやすいマウスです。
K340の方は省スペースが売りのキーボードだったのですが、私には合わなかったようで使いづらいです。
私はカーソルキーを良く使いますが、K340のカーソルキーは省スペースにするためか、上下に縮んだ変なキーの形で、場所もフルのキーボードより左側に移動されており、かなり打ち間違えます。
決してLogicoolが悪いわけではないですが、合わないものはどうしようもないので、Logicoolには申し訳ないですが、封印して別のキーボードを買おうと思います…。
ビエラやDIGAを買ったのは良いものの、有線LANのハブがなくてネットワークに繋がず仕舞いでしたが、連休を利用して機材を用意して頑張って配線しました。
新たにDLNA仲間になったビエラやDIGAを含めて、我が家のDLNA環境を再チェックしました。だいたいこんな感じです。
デバイス | DMS | DMP | DMR | DMC |
---|---|---|---|---|
Windows 7(Media Player 11) | ○ | ○ | ? | ○ |
ビエラTH-L37DT3 | ? | ○ | ○ | ? |
DIGA DMR-BWT1100 | ○ | ○ | ? | ? |
PLAYSTATION 3 | ? | ○ | ? | ? |
XPERIA acro SO-02C(Play on Device) | ○ | ? | ? | ? |
XPERIA acro SO-02C(Skifta Beta) | ○ | ○ | ? | ○ |
Linuxサーバ(mediatomb) | ○ | ? | ? | ? |
各デバイスクラスに対応していれば「○」、対応していなければ「×」、未チェックならば「?」にしています。デバイスクラスについては、この辺りを見て下さいな。
途中で面倒くさくなってしまい未チェックが多いですが、そのうち調べます…。
DMPとしての使い勝手(DMSはmediatomb)はPLAYSTATION 3がダントツです。画面の見やすさも ○ です。動画リストは徐々にアイテムが増えていくタイプで、検索速度はピカイチです。
同点くらいでWindows Media Player 11が来ます。動画リストは徐々にアイテムが増えていくタイプです。速度も十分です。
次点が ビエラです。画面はスッキリしていて見やすいです。動画リストは全て一括表示のタイプに見えますが、検索速度は速いです。スクロールもスムーズですが、さすがに1000アイテムあったりすると時間かかりますので、分類に頼ることになると思います。
次がXPERIA(skifta beta)です。画面は見やすいのですが、動画リストを全部読むまで待ってしまうので、ワンテンポ引っかかりがあります。リストが出た後は、高速にスクロールできます。
残念ながらワーストはDIGAです。画面表示に難ありで、動画リストの半角文字が文字幅半分になってしまうため読みづらいです。DIGAの本分はDMRなのでDMPとして使う人はあまりいないから問題ないのでしょうけど…。
家にあるほぼ全てのデバイスがDMPに対応していましたが、実際使うデバイスは限られます。一人で見るならPC or Xperiaだろうし、みんなで見るならビエラでしょうね。せっかくDMPに対応しているけれどDIGAやPLAYSTATION 3を使う必要はないかな?
YouTubeやニコニコ動画でおなじみのFlash Video(flv)は、DLNAでは再生できませんので、サーバ側でトランスコードしてDMP機器の皆さんが理解できる形式にする必要があります。
心配せずともmediatombにはトランスコード設定が元々入っているので、有効にするだけでおしまいです。デフォルトだとコンテナMPEG-2 PS、映像MPEG-2 Video、音声MPEG-1 Audioになっていると思いますが、テレビが受けられないかも知れませんので、コンテナMPEG-2 TS、映像MPEG-2 Video、音声Dolby AC3辺りにすると、テレビでもプレステでもケータイでも受けられると思います。
これで大方の動画が見られるようになったと思ったのですが、720pを超えると映像が途切れるわ、音がブチブチ切れるわで、見られた物ではありません。
原因は単純でLinuxサーバ側が非力すぎてトランスコードが間に合っていないだけのようです。そういやAtomマシンだった…、忘れてたな…。