昨日、今日と2日かけて、半年分のジャンプを消費しました。
相変わらず「ワンピース」と「アイシールド21」が鉄板です。あと「トリコ」がおもしろいですね。
年末にやっていたバスケ漫画の「どがしかでん!」は 10数話で瞬殺されてしまいました。ジャンプでバスケ漫画は鬼門なのか?
年明けにバスケ漫画「黒子のバスケ」が連載開始しましたが、先行きが不安でなりません。「目立たないこと」が特技の主人公は斬新ですが、どう盛り上がるのかなあ。私のような素人には、ガチンコじゃ敵わない正統派プレーヤを搦め手でねじ伏せるくらいしか思い浮かばないけど…何か策があるんだろう。
「ぼっけさん」はムヒョ第二弾って感じですが、主人公はムヒョというよりはロージーに近いです。私は好きなんですが、連続で似た世界観の漫画を出すのは危険じゃなかろうか。
異色のお医者漫画「アスクレピオス」とサッカー漫画「マイスター」に期待しております。頑張れー!なんとか夏まで持ってくれぇぇ。
大阪へ戻りました。北海道でのぐーたら生活も終わりです。
寮の郵便受けを見ると、妹から年賀状が来ていました。年賀状なんて一通も出していない私と違い、マメで気が利く妹なのです。
正月休みをいいことにテレビ見ながらダラダラとレベル上げしていたら、51 -> 58になりました。なんという劇的ビフォーアフター。
寮の部屋にはテレビが無いため、ゲームに意識を集中してレベル上げしますが、単調作業のためすぐに眠くなってしまいます。それに対して、実家というかテレビのある環境だと、レベル上げがつまらなければテレビの方に集中すれば良いので、眠くなりません。すげー楽です。
番組を見ていると手が止まったりして単位時間あたりの効率は下がりますが、長時間レベル上げが可能なので、得られる経験値の総量は上回ります。
そういえば大学時代にトリックスターをやっていたときに、まぶち氏がテレビ見ながらレベル上げてるって言ってたっけ。こういう意味だったのか…。
今日から4月まで事業所全体でフレックス解除されたので、毎日8:30に会社に辿り着かなければなりません。新たな試練(満員電車的な)だな。
で、初日からいきなり人身事故で会社に遅刻しかけました。この不況の中、年末の資金繰りがうまくいかなくて人生終わっちゃったのかな…なんて思いを馳せる朝。
Mercurialの1.1.2がリリースされていたのでビルド&インストールしました。しかしバージョン番号が表示されません。あれれ…?
$ hg --version Mercurial Distributed SCM (version unknown) Copyright (C) 2005-2008 Matt Mackall <mpm@selenic.com> and others This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
バージョン表示はmercurial/version.pyのget_version関数で行っています。追ってみると、mercurial/__version__.pyというファイルがないとバージョンにunknownと表示されるようです。
では、どの時点で消えたのかを追います。まずMercurialのアーカイブを展開した時点では __version__.pyは存在しています。
$ tar xzf mercurial-1.1.2.tar.gz $ cd ./mercurial-1.1.2 $ ls mercurial/__version__.py mercurial/__version__.py
ところがmake cleanすると消えてしまいます。
$ make clean (... 省略 ...) $ ls mercurial/__version__.py ls: mercurial/__version__.py: No such file or directory
残念なことに、その後make buildを行っても復活しません。
# aptitude install asciidoc xmlto python2.5-dev (... 省略 ...) # logout $ make PYTHON=/usr/bin/python2.5 build (... 省略 ...) $ ls mercurial/__version__.py ls: mercurial/__version__.py: No such file or directory
version unknownとなるならまだわかりやすいですが、pythonのパッケージパス上に古いmercurial/__version__.pyが残っていたりすると、新しいMercurialが動いているにも関わらず、hg --versionとすると古いバージョンが表示されるなどの弊害が生じます。
というわけで、Mercurialのmake cleanはやらないようにしましょう。これってバグなのかなあ…。
Sena氏とシアタールームにPS3を持ち込み、50インチのテレビでガンダム無双2をプレイ。大画面テレビでWiiのゲームを遊ぶと、ぼやーっとした画が気になりますが、PS3なら大画面に負けずに綺麗に出ます。
実際に目にすれば、小さい画面より大きい画面の方が良いと思う。だけどゲームに大画面が必要かと言われるとわからない。DSやPSPの小さい画面でも十分ゲームは出来るんだよな…。
大下さんに遊びに行くよと言ったら、ボックスティッシュ買いに行ってくるから、少ししてから来てとの返事。どうやら私がやたらとティッシュを使うので、買いに行ってくれたらしい。ありがたや。
確かに我が家はティッシュが減るのが早いです。二ヶ月に1箱ペース。その代わりふきんやおしぼりは一切使いません。紙と水ってどっちが貴重なんだろうね?
会社の同期と新年会をしました。奥さん、彼女が居る人は連れてこいとのことだったので、大下さんも一緒に。
初めはなぜ彼女も連れて行くのか疑問だったのですが、こういう理由らしいです。
自分や同期の奥さん、彼女は関西が地元ではありません。こちらに引っ越して地元の友達と離れてしまった人も多いでしょう。同期という縁を活用して、少しでも女性同士知り合いの輪が広がればいいよね〜、という計らいらしい。
こういう気遣いが出来るのは素晴らしいことだなあ…。
EthernetをSANとして使う技術はSCSIプロトコルをTCP/IPでやりとりするiSCSIが有名ですが、ATAプロトコルをEthernetでやりとりする ATA over Ethernet(以降ATAoE)という技術もあります。
ATAoEの売りは複雑なTCP/IPスタックを省略することで、ATAoE対応ストレージ(ターゲットと呼ぶ)がiSCSIターゲットより安く(高速に?)できるという点です。
しかしTCP/IPを捨てたことはATAoEの欠点でもあります。特にルーティングができない…というよりEthernetにはルーティングという概念が元からありませんから、単一のセグメント内でしか使えない、という大きな欠点を抱えています。
個人向けならば別にルーティングなんざ必要ないので、ATAoEの「安さ」という点が活きると思いますが、IETFの標準にまで食い込んだiSCSIをひっくり返すのは難しそうだ…。
Buffaloが個人向けの廉価なiSCSIターゲットを出していますが、ATAoEでは個人向けのターゲットは見かけません。
仕方ないのでLinux PC上でvbladeというソフトウェアを動かしてATAoEターゲットを構築します。
# aptitude install vblade (省略) # dd if=/dev/zero of=file bs=67108864 count=1 # vblade 1 2 eth0 ./file & ioctl returned 0 67108864 bytes pid 1603: e1.2, 131072 sectors
これで1-2という番号のついた64MBのATAoEターゲットがeth0のネットワークに対して公開されます。
今は実験なので適当に作った64MBのファイルをストレージ領域として使っていますが、本番では /dev/hdcなどのブロックデバイスを使います。やり方は同じです。
次にイニシエータ側を構築します。
# aptitude install aoetools (省略) # aoe-discover # aoe-stat e1.2 0.067GB eth0 up # ls -l /dev/etherd total 0 c-w--w---- 1 root disk 152, 3 Jan 25 2009 discover brw-rw---- 1 root disk 152, 288 Jan 25 04:46 e1.2 cr--r----- 1 root disk 152, 2 Jan 25 2009 err c-w--w---- 1 root disk 152, 4 Jan 25 2009 interfaces c-w--w---- 1 root disk 152, 5 Jan 25 2009 revalidate # fdisk /dev/etherd/e1.2 (省略) # ls -l /dev/etherd total 0 c-w--w---- 1 root disk 152, 3 2009-01-25 13:45 discover brw-rw---- 1 root disk 152, 288 2009-01-25 04:53 e1.2 brw-rw---- 1 root disk 152, 289 2009-01-25 04:53 e1.2p1 cr--r----- 1 root disk 152, 2 2009-01-25 13:45 err c-w--w---- 1 root disk 152, 4 2009-01-25 13:45 interfaces c-w--w---- 1 root disk 152, 5 2009-01-25 13:45 revalidate
まずaoe-discoverでターゲットを探し、デバイスファイルを作ります。すると /dev/etherdにe1.2というブロックデバイスが見えるはずです。この数字はターゲットを作ったときにつけた数字です。数字は適当で良いですが、他とかぶらないようにしましょう。
このブロックデバイスにfdiskなどでパーティションを作ると、e1.2p1のようにpと数字がついたデバイスが追加されるはずです。あとは通常のディスクを扱うようにmkfsをして、mountします。
Windowsをイニシエータにするには WinAoE というGPLのドライバを利用します。
サイトにあるwinaoe-0.97g.zipアーカイブを展開します。そして
[コントロールパネル] - [ハードウェアの追加] - [次へ]
- [はい、ハードウェアを接続しています(Y)] - [次へ]
- [新しいハードウェアデバイスの追加](リストの一番下にある) - [次へ]
- [一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)(M)] - [次へ]
- [SCSIとRAIDコントローラ] - [次へ]
- [ディスク使用(H)] - [参照(B)]
先ほど展開したディレクトリにbinというディレクトリがあるので、その中のaoe.infを指定します。
- [AoE Driver] - [次へ] - [次へ]
署名されていないドライバなので、インストール時に警告が出ます。納得できるならインストールしてください。
> aoe scan Client NIC Target Server MAC Size 00:01:xx:xx:xx:xx e1.2 08:00:xx:xx:xx:xx 64M > aoe mount 00:01:xx:xx:xx:xx 1 2 mounting e1.2 from 00:13:xx:xx:xx:xx
ターゲットを認識させるにはMS-DOSプロンプトからaoe scanを実行してターゲットのMACアドレスを得た後、aoe mountにてクライアントのMACアドレスとターゲットの番号を指定してマウントします。
あとはローカルのディスクを使うときと同じなのですが、一応説明しておくと、
[コントロールパネル] - [管理ツール] - [コンピュータの管理]
- [記憶域] - [ディスクの管理] - [ディスクn](新しくできているはず)
- 右クリックして [新しいパーティション(N)] - [次へ]
- [プライマリパーティション] - [次へ]
- サイズ入力して [次へ]
- ドライブ文字を割り当てて [次へ]
- フォーマットの条件を決めて [次へ]
- [完了]
これでエクスプローラにドライブが出現するはずです。
簡単にベンチマークを取ってみたところ、結果はRead、Writeともに5MB/sという悲しい結果に…。Sambaだと16MB/s位出るのになあ…。
最近話題の Intel Atom 330を買いました。1.60GHz駆動、デュアルコア&Hyper-Threadingで疑似4コアだそうです。HDDを外付けして静音ファイルサーバにする予定です。
静音性、値段、省スペース性から見て玄箱PROは有力な対立候補でしたが、肝心のPCI Expressスロットは箱から基盤をばらさないと使えなくて不便だし、CPUが非力(ARM9/400MHz)なので見送りました。
Atomプロセッサは単独では販売されておらず、マザーボードとセットで販売されています。価格は1万円くらいです。安いもんですね。
現時点でAtom 330を搭載する製品はIntel D945GCLF2とMSI Wind Board 330です。あとはECSからも出るとか出ないとか。どちらのボードもノースIntel 945GC、サウスICH7です。ネットワークやオーディオ周りが違うので要チェック。
以下、ファイルサーバでやりたいことリスト。
ATA over Ethernetは以前VM上で実験して散々な結果でしたが、実機だとどうかなあ。
SeaMonkeyでVAIO type Gのサイトを見ると100%フリーズします。一方IE7だと正常に表示されます。
SeaMonkeyがクラッシュするなら開発元にレポートを送れるけど、フリーズだとどうしようもないですね。しかもどういう条件で再現するのか試しているうちに、一切フリーズしなくなってしまいました。真相は闇の中です。
もちろん今も正常に表示されます。原因はフラッシュ周りかと思ったけど、IEは動いていたしなあ?一体なんだったんだろうか。キャッシュが壊れたのかなあ?
RAID-5, 6あるいは1などでディスクが壊れた際の交換方法を紹介します。
# df Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/sda1 62498888 1879716 60619172 4% / /dev/md0 521580 521580 0 100% /mnt/md0 # mdadm --detail /dev/md0 /dev/md0: Version : 00.90.03 Creation Time : Sat Jan 31 16:05:28 2009 Raid Level : raid5 Array Size : 521600 (509.46 MiB 534.12 MB) Device Size : 104320 (101.89 MiB 106.82 MB) (... 略 ...) Number Major Minor RaidDevice State 0 8 17 0 active sync /dev/sdb1 1 8 33 1 active sync /dev/sdc1 2 8 49 2 active sync /dev/sdd1 3 8 18 3 active sync /dev/sdb2 4 8 50 4 active sync /dev/sdd2 5 8 34 5 active sync /dev/sdc2 # mdadm --fail /dev/md0 /dev/sdb1 mdadm: set /dev/sdb1 faulty in /dev/md0 # mdadm --detail /dev/md0 /dev/md0: Version : 00.90.03 Creation Time : Sat Jan 31 16:15:28 2009 Raid Level : raid5 Array Size : 521600 (509.46 MiB 534.12 MB) Device Size : 104320 (101.89 MiB 106.82 MB) (... 略 ...) Number Major Minor RaidDevice State 0 0 0 0 removed 1 8 33 1 active sync /dev/sdc1 2 8 49 2 active sync /dev/sdd1 3 8 18 3 active sync /dev/sdb2 4 8 50 4 active sync /dev/sdd2 5 8 34 5 active sync /dev/sdc2 6 8 17 - faulty spare /dev/sdb1
LinuxでソフトウェアRAIDアレイをいじるにはmdadmコマンドを使います。使用中のRAIDアレイ(100MBディスク6本からなるRAID-5アレイ)で故障を発生させます。といっても実際にディスクを破壊するわけにはいきませんので、--failでシステムに故障を伝えます。故障したデバイスはfaulty spareという状態に変更されます。
次に故障したディスクを外します。
# mdadm --remove /dev/md0 /dev/sdb1 mdadm: hot removed /dev/sdb1 # mdadm --detail /dev/md0 /dev/md0: Version : 00.90.03 Creation Time : Sat Jan 31 16:28:28 2009 Raid Level : raid5 Array Size : 521600 (509.46 MiB 534.12 MB) Device Size : 104320 (101.89 MiB 106.82 MB) (... 略 ...) Number Major Minor RaidDevice State 0 0 0 0 removed 1 8 33 1 active sync /dev/sdc1 2 8 49 2 active sync /dev/sdd1 3 8 18 3 active sync /dev/sdb2 4 8 50 4 active sync /dev/sdd2 5 8 34 5 active sync /dev/sdc2
故障したディスク(faulty spare)を --removeに指定して、アレイから取り除きます。アレイから取り除けるのは、故障している、していないに関わらずスペアディスクのみです。活きているディスクを --removeしようとしても失敗します。
次に新たなディスクを追加します。
# mdadm --add /dev/md0 /dev/sdb1 mdadm: added /dev/sdb1 # cat /proc/mdstat Personalities : [linear] [raid0] [raid1] [raid10] [raid6] [raid5] [raid4] [multipath] [faulty] md0 : active raid5 sdb1[6] sdd2[4] sdc2[5] sdb2[3] sdd1[2] sdc1[1] 521600 blocks level 5, 64k chunk, algorithm 2 [6/5] [_UUUUU] [====>................] recovery = 20.5% (22272/104320) finish=0.0min speed=22272K/sec unused devices: <none> # mdadm --detail /dev/md0 /dev/md0: Version : 00.90.03 Creation Time : Sat Jan 31 16:58:28 2009 Raid Level : raid5 Array Size : 521600 (509.46 MiB 534.12 MB) Device Size : 104320 (101.89 MiB 106.82 MB) (... 略 ...) Number Major Minor RaidDevice State 0 8 17 0 active sync /dev/sdb1 1 8 33 1 active sync /dev/sdc1 2 8 49 2 active sync /dev/sdd1 3 8 18 3 active sync /dev/sdb2 4 8 50 4 active sync /dev/sdd2 5 8 34 5 active sync /dev/sdc2
新たなディスクを --addで加えることでディスクの数が6本に戻ります。するとリカバリが始まります。今まで通り --detailで見ても良いですが、/proc/mdstatにもっとわかりやすい進行表示が出ます。
素晴らしいことにRAID-5アレイを止めなくとも、上記の作業が全てできます。リカバリ処理もI/O帯域を食いつぶさないように加減しますから、ユーザは --removeしてディスク交換して --addすれば、後はシステムがよきに計らってくれるわけです。便利ですね。
今ハードディスクがとても安いので、1TBのディスクを3個買いました。HDDを注文したときから、後でディスクを追加(5台まで増築予定)したときに拡張できるのか?と気になっていました。
世の中に同じ想いの方がどれだけいるか知りませんが、一度作ったRAID 5アレイを拡張する方法を紹介します。当方の実験環境はDebian GNU/Linux(etch) です。
例としてディスク3本からなるRAID-5アレイを作り、そこへ1本追加する様子を示したいと思います。実験のため100MBのパーティションでアレイを作っていますが、HDD全体を使っていても同じ手順でできるはずです。
# mdadm --create /dev/md0 -n 3 -l 5 -a p /dev/sdb1 /dev/sdc1 /dev/sdd1 mdadm: array /dev/md0 started. # cat /proc/mdstat Personalities : [linear] [raid0] [raid1] [raid10] [raid6] [raid5] [raid4] [multipath] [faulty] md0 : active raid5 sdd1[2] sdc1[1] sdb1[0] 208640 blocks level 5, 64k chunk, algorithm 2 [3/3] [UUU] unused devices: <none>
LinuxでソフトウェアRAIDアレイをいじるにはmdadmコマンドを使います。まず --createで100MB x 3(-n 3)の領域からなるRAID-5アレイ(-l 5)を作りました。容量は200MBです。今回はパーティションを作らないので関係ありませんが、パーティションが作れるアレイ(-a p)にするのが無難でしょう。
次にアレイ上の領域にファイルシステムを作り、マウントします。
# mkreiserfs /dev/md0 mkreiserfs 3.6.19 (2003 www.namesys.com) (... 略 ...) Guessing about desired format.. Kernel 2.6.25 is running. Format 3.6 with standard journal Count of blocks on the device: 52160 Number of blocks consumed by mkreiserfs formatting process: 8213 Blocksize: 4096 Hash function used to sort names: "r5" Journal Size 8193 blocks (first block 18) Journal Max transaction length 1024 inode generation number: 0 UUID: 27c689b4-5cee-4223-9d7c-adb29cfdeb7c ATTENTION: YOU SHOULD REBOOT AFTER FDISK! ALL DATA WILL BE LOST ON '/dev/md0'! Continue (y/n):y Initializing journal - 0%....20%....40%....60%....80%....100% Syncing..ok Tell your friends to use a kernel based on 2.4.18 or later, and especially not a kernel based on 2.4.9, when you use reiserFS. Have fun. ReiserFS is successfully created on /dev/md0. # mount /dev/md0 /mnt/md0 # df Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/sda1 62498888 1879688 60619200 4% / /dev/md0 208628 32840 175788 16% /mnt/md0
おなじみの mkfsコマンドでファイルシステムを作り、マウントして容量を確認しています。例ではReiserFSですが、ext2, XFS, JFSの場合でもresizeツールがあれば同じ手順で拡張できます。
次にアレイを拡張します。ファイルシステムを利用中の場合は、一度アンマウントしてアレイを変更できるようにしてから作業してください。
# umount /mnt/md0 # mdadm --add /dev/md0 /dev/sdb2 mdadm: added /dev/sdb2 # mdadm --detail /dev/md0 /dev/md0: Version : 00.90.03 Creation Time : Sun Feb 1 04:05:28 2009 Raid Level : raid5 Array Size : 208640 (203.78 MiB 213.65 MB) Device Size : 104320 (101.89 MiB 106.82 MB) (... 略 ...) Number Major Minor RaidDevice State 0 8 17 0 active sync /dev/sdb1 1 8 33 1 active sync /dev/sdc1 2 8 49 2 active sync /dev/sdd1 3 8 18 - spare /dev/sdb2 # mdadm --grow /dev/md0 -n 4 mdadm: Need to backup 384K of critical section.. mdadm: ... critical section passed. # cat /proc/mdstat Personalities : [linear] [raid0] [raid1] [raid10] [raid6] [raid5] [raid4] [multipath] [faulty] md0 : active raid5 sdb2[3] sdd1[2] sdc1[1] sdb1[0] 208640 blocks super 0.91 level 5, 64k chunk, algorithm 2 [4/4] [UUUU] [===>.................] reshape = 15.6% (16384/104320) finish=0.8min speed=1638K/sec unused devices: <none> (... しばし待ちます ...) # cat /proc/mdstat Personalities : [linear] [raid0] [raid1] [raid10] [raid6] [raid5] [raid4] [multipath] [faulty] md0 : active raid5 sdb2[3] sdd1[2] sdc1[1] sdb1[0] 312960 blocks level 5, 64k chunk, algorithm 2 [4/4] [UUUU] unused devices: <none>
まず --addでスペアディスクを追加します。例では /dev/sdb2です。次に --growでRAIDアレイのディスク数を変更します。するとアレイのreshapeが始まります。容量が大きいほど時間がかかるので、しばし待ってください。reshape中のアレイの容量は200MBですが、reshapeが終わると容量が300MBに増加していることがわかると思います。
次にファイルシステムの領域を拡張します。
# resize_reiserfs /dev/md0 resize_reiserfs 3.6.19 (2003 www.namesys.com) ReiserFS report: blocksize 4096 block count 78240 (52160) free blocks 70026 (43947) bitmap block count 3 (2) Syncing..done resize_reiserfs: Resizing finished successfully. # mount /dev/md0 /mnt/md0 # df Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/sda1 62498888 1879692 60619196 4% / /dev/md0 312944 32840 280104 11% /mnt/md0
ReiserFSの場合は、resize_reiserfsコマンドで領域のサイズ変更ができます。サイズを指定しなければ自動的にパーティションサイズの最大まで拡張してくれます。サイズを減らす(シュリンク)機能はベータ版らしく、実行すると警告が出ます。