アメリカの小浜…じゃなくてオバマ大統領が核兵器廃絶を訴えているせいなのか、最近駅前での演説に核兵器の話も混ざるようになってきました。今日居た人は下記のようなことを言ってました。
「日本は、核兵器による攻撃を受けた唯一の国だからこそ、核保有国に対して核兵器廃絶に向けた意見を言う権利がある。核兵器廃絶へのリーダーシップを取るのは日本である。」
聞き流してるともっともらしく聞こえるんですけど、なんかおかしい気がする。
核兵器とか核保有国とか難しいこと言うからよくわからんのです。疑問解決のために、日本をのび太、核保有国をジャイアン、核兵器を(ジャイアンの)鉄拳制裁で置き換えてみましょうか。
「のび太は、鉄拳制裁を喰らった唯一の人だからこそ、ジャイアンに対して鉄拳制裁をさせないよう意見を言う権利がある。ジャイアンの鉄拳制裁をさせないようリーダーシップを取るのはのび太である。」
ぱっと見でもう破綻してますよね。既に数発殴られてるのに、また先頭切って「人を殴るんじゃねえ!」と言いに行くんでしょう?
どう考えてもジャイアンが「そうか、もう殴らない。」なんて言うわけ無くて、「のび太のくせに生意気な〜!!」って倍くらいぶん殴られるのがオチでしょう。アホの所行です。
まず、核兵器廃絶で日本は嬉しいの?って話から。
じゃあのび太は毎回どうしているか?というと、ドラえもんの道具をちらつかせ「僕を殴れば、道具でやり返すよ!」とジャイアンに見せつけ、殴られないように(※)しています。いわゆる抑止力というやつです。
現代日本にとってドラえもんの道具に当たるのは、アメリカ軍とアメリカの核兵器ですから、核兵器廃絶、特にアメリカの核兵器廃絶で困るのは日本なんですよ。
日本が核を持つつもりなら別ですが、非核を続けるならアメリカには今後とも汚れ役で居てもらわないと成り立ちません。日本は、核兵器廃絶?大賛成ー!じゃなくて、オバマさん、核をなくしたらアメリカが核攻撃喰らいますよ!って反対しないといけないんじゃないかね。
(※)「ドラえもんの道具の強さ>ジャイアンの鉄拳の強さ」という関係があって、ジャイアンが「のび太を殴れば後で自分が損をする」ことを理解しないと、意味がありません。
昨日は、会社の組合で招集がかかったんでそれに参加してきたわけですが。
やったことはといえば、集団で大声を出しながら、住宅街を数時間うろうろしたくらいです。
こう書くと、不審者も良いところでしょう?しかも大声出して歩き回るんだから、どれだけ近隣住民が迷惑するやら…測り知れませんよね。
でも、不思議なことにこの迷惑行為には名前があるんですよ。選挙活動っていうんですけどご存じですか?
街宣車もそうですが、政治家ってわざわざ高い金払って近隣順民に嫌がらせして、何が楽しいんでしょうか。でもそんな人達が選ばれていくんだから、全く日本ってのは変な国です。
最近、ラテールというオンラインゲームをやっているのですが、ゲームクライアントがメモリを1GB近く浪費するので、とても困っています。
今使っているメインマシンのメモリは1GBしかないため、ゲームに全部メモリを喰われてしまいます。当然、他のアプリケーションは居場所がないので、ほぼ全てスワップアウトされた状態になります。
ゲームだけが動いている状態ならそれでも良いのですが、何かの拍子にスワップアウトされたアプリケーションが動き始めると、アプリケーションのスワップイン、ゲームクライアントのスワップアウトが発生して、一気にマシンがスローダウンします。
その間はゲームの操作がほとんどできませんので、気づいたら死んでました…なんてことが起こります。これはどうもよろしくない。
そもそもメインマシンのメモリは1GBしかないのが悪いのだから、増設すれば良いんです。しかし以前間違って買ったメモリ(※)を見ているとヘボいミスを思い出してやる気が起きなくてねー。
そのまま1ヶ月ほど放置していたのですが、今日やっとメモリを増設しました。元の1GBに2GB足して3GBです。
さすがにこれだけ増やせばメモリ不足は起きません。非常に快適です。
(※)先月、メモリを増設しようとして間違って違うメモリを買って(2009年9月8日の日記参照)しまいました。ちなみに間違って買ったメモリはSena氏へプレゼントしました。
以前、ディスカウントストアのジャパンでPSPを当てました(2009年7月20日の日記参照)。今日、ポストを見たら届いていました。
残念ながら PSPのソフトは一本も持っていないので、せっかくもらったけど全く遊べません。しかも次世代機のPSP GoではUMDがサポートされなさそう(参考:AV Watchの記事)じゃないですか。もはやPSPは未来が無いように見えて悲しいね…。
過半数を取った勢いで民主党が様々な政策をぶち上げていますが、先週あたりホットな話題になっていた中小企業の借入金返済猶予について一考します。
中小企業の借入金返済猶予は、ざっくり言えば、中小企業が借りたお金を返す期限を延ばしますよ、だいたい3年くらいね。ってな法案です。もちろん詳細は未定なので、今後大きく変わる可能性があります。
昨今の不況で資金繰りに困っている中小企業を助けるつもりなのでしょうが、銀行からみれば貸した金が3年間返ってこなくなるわけで、これから貸す分については厳しく審査(=貸し渋り)したくなるでしょう。
その結果、金を借りられなくなった中小企業がぶっ潰れます。助けたはずが潰れてた…という逆効果になりませんかね。ちょっと心配です。
この政策をぶち上げた亀井さんは「今回の発言で株価が下がった銀行は銀行やる資格がない」とか「苦しくなった銀行には公的資金注入すればよい」とかのたまってるそうです(※)。
公的資金は沸いてくるもんじゃないから、国債で借金か、増税しかないわけですよ。選挙前に鳩山さんが言ってた「しばらくは増税しません」ってのが嘘じゃないなら、国債がさらに増えることになりそうです。
こんなんじゃ銀行が倒産する前に、いつか日本が倒産しますね。いや、もう倒産寸前か…。
(※)ソースはこの辺です。
朝日新聞 - 「私の発言で株価下がるような銀行は…」勢いづく亀井節
ロイター - 返済金猶予制度、苦しくなる金融機関には公的資金も=金融相
貸し渋る銀行への次の一手として、無理に貸し出させる法案が来そうです。しかしそんなことをしても焦げ付いて返ってこなくなるだけです。不良債権の山を抱えた銀行はぶっ潰れて、再び金融恐慌に真っ逆さまです。
まさか中小企業にお金を貸すときは国が担保する。なーんて法案作らないよね…?さすがにそんなばらまきはしないと信じて良いよね…?
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