目次: 自宅サーバー
SAKURA InternetのレンタルサーバーのOSがFreeBSD 7.1 32bit版から、FreeBSD 9.1 64bit版に変更されました。あまり凝ったことはやっていませんでしたが、それでも色々動かなくなったのでメモしておきます。
MercurialはほぼPythonで書かれていますので、OSが32bitだろうが64bitだろうがMercurialに影響ないと思ったら、実はそうじゃないんです。補助ライブラリが32bitバイナリのため、動かなくなってしまいます。
インストール時のprefix指定を $PREFIXと書くとすると、$PREFIX/lib/python2.7/site-packages/mercurialの下にある *.soファイル達が該当するようです。
以前インストールした際に使ったソースコードをそのまま残していたので、再びMercurialをconfigure, make, make installで解決しました。楽勝。
Namazuには、検索に使うインデックスファイルを作成するためのmknmzコマンドってものがあるんですけども、そのmknmzがNKF.pmが無いと言って動かなくなりました。
なんだNKF.pmをインストールすれば解決、楽勝、と思ったら、全く改善せず。おかしいなと思ってwhich mknmzとやったら、/usr/local/bin/mknmzですって。な、なんだって!?
どういうことかというと、最初はレンタルサーバーにmknmzコマンドはなかったのですが、いつの日からかレンタルサーバーの /usr/local/binにmknmzコマンドが追加された、ということです。
そういえばmknmzが急に速くなった時期があったなあ??と今更ながら思い出しましたが、まさか実行しているmknmzが入れ替わっていたからだったとは。全く気づきませんでしたね。
しかも現在は、何の要因か知りませんがレンタルサーバーが提供しているmknmzが動かない状態になっているわけです。私は自分でインストールしたので、レンタルサーバー提供のmknmzがどうなろうと困りませんが、そうでない人は困るのでは無かろうか…?
NamazuとKakasiをconfigure, make, make installで64bit版を作成してインストールして、Text-KakasiとNKF.modをperl Makefile.PL PREFIX=/home/username/usr, make, make installとやって再インストールしました。
次にPATHの順序を入れ替えて、レンタルサーバーのmknmzを見るのをやめ、自分でインストールしたmknmzを実行するように変更したら、動作しました。
動作はしたものの、速度がやたら遅いことが気になります。分かち書きにKakasiを使っているからかなあ。
MIDIのループバックデバイスを作成する際に、MidiYoke NTというソフトを使っているのですが、Windows 8.1にアップデートした時に動作しなくなっていました。
一度アンインストールし、もう一度インストールすると復活しますが、残念ながらWindows 7以降では .msi形式のセットアップを普通に実行してもインストールできません。
普通に実行すると、途中でUACが何か聞いてきて、一見うまく動いているように見えますが、質問に「はい」と答えても結局インストールされずに終わります。何とも紛らわしいです。
「管理者として実行」すればインストールできるのですが、.msi形式のセットアップファイルには「管理者として実行」が選択肢として出ません。何かの嫌がらせでしょうか…。
このためコマンドプロンプトを「管理者として実行」して、コマンドプロンプトから .msiファイルを実行する必要があります。Windows 8.1でも使えることはわかりましたが、何とも面倒くさい限りです。
今も昔も変わらずWindowsのアップデートは盛んに行われていますが、昔のいわゆる「フリーウェア」がついていけないというか、ついていかなくなったというか…、どちらにせよWindowsの進化に合わなくなったソフトが増えたように思います。
以前はWindowsがアップデートしそうだよ、と聞きつけるや否やWindowsのアップデートについていこうとする勢いというか、一種の情熱のようなものがフリーソフト界隈に満ちていたように思うのです。
しかし最近は勢いがないどころか「またー?面倒くせえな、もういいよ」という雰囲気すら感じます。
従来Windowsこそ最強だと言えたゲーム分野も、カジュアルゲームを中心にAndroidが勢いを増していますし、ソフト開発者にとってWindowsの魅力は鈍ってきているのかもしれませんね。
斜めにぶっ飛んだピュアオーディオ(笑)がオカルトじみて感じるのは、おそらくエセ科学の常套手段、
に当てはまっちゃっているから、オカルトと区別がつかないというか、オカルトと同類に見えてしまうのだと思います。
例を挙げると…、
1. は「アレとコレで音が良くなる。」で終わりだったり、何をもって「音が良い」とするか基準すらない、などのパターンです。
2. は「アレとコレで、ソレになるから、音が良くなる。」とあるのに「ソレと音が良くなる(悪い)の関連」が不明瞭です。
その点をツッコむと「音を聞けばわかる、お前も試せ」と逆切れするパターンです。
3. は全く同じ実験環境は二度と用意できない、自説に都合の良い結果だけ拾って見せびらかす、などです。
1. や2. は勘違いや、早とちりかもしれませんので、まだ話し合いの余地はありますが、
3. はミスリードを狙って、故意にやってると思われるので、
「目を合わせない」「話しかけない」「近寄らない」
が一番かもしれません…。
私はちょうど30歳で昭和生まれなので「昭和生まれのオッサンでー」などと冗談にすることはありますが、正直なところ、昭和に対し「懐かしい」とか「あのころは○○だった」という思いはないです。
昭和の方が良かったという意見は否定しません、しかし、同意もできません。私自身、昭和をほとんど覚えておらず、良かったのか悪かったのかがわからないからです。
数えたらわかりますが30代の生まれ年って昭和末期も良いところなんですよ。よく覚えているねってくらいギリギリです。
例えば、私を含む30代前半(30〜35歳)の人が昭和を生きた時間は6〜11年です。世の中に関心を持ったのが6歳だとしても、見聞きできるのは、精々、昭和末期の5年間です。
それほど幼く、覚えているかいないかギリギリの時代に対し「あのころは○○だった」と語ったり、一番親しみが沸いたりするのは、ちょいと珍しい部類じゃないかと思うわけですよ。
で、何が言いたいかというと、僕らは昭和生まれではありますが、どちらかというと「我ら昭和世代!」というより「我ら平成世代!」という方がしっくり来ますよね、ってことです。
とまあ、こんなことを考えているうちに、今年もあと1か月。
無事30歳を迎えた、記念すべき2013年ももう終わりです。最近、時の流れが早いね。
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