Wikipediaに寄付しました。といっても5,000円ですけども。
Wikipediaの運営元(Wikimedia Foundation, Inc.)は広告なしでWikipediaのような巨大システムを維持していて、さすがだと思いますけど、寄付催促メールのしつこさはちょっと嫌ですね……。
メモ: 技術系?の話はFacebookから転記しておくことにした。
Twitterで「これ便利」と紹介されているのを見て知りました(製品紹介へのリンク)。エアコンハンガーというそうです。見た瞬間から「うわー!やめてくれー…エアコンは物干しじゃない」という感想しか浮かびません。
エアコン据付板の耐荷重はマチマチで、耐荷重ギリギリの可能性もあります。ハンガーの耐荷重(5kg)を追加で吊って、エアコン室内機が頭の上に落ちてきたら大ケガします(室内機の重さは10〜15kg)。
パナソニックのエアコン説明書にある山盛りの注意書きを見ましたが「エアコンにモノを吊り下げると、落下しケガする」とは書いていませんでした。家電のユーザーはメーカー想定を超える壊し方をすることは、一応知ってましたが、実例を目の当たりにしたのは初めてです。全く嬉しくないですね。
エアコンハンガーの利用で、事故やケガにあっている人がいないことを祈ります……。 ちなみに、エアコンハンガーのメーカー注意書きに、
「下地がしっかりしていない壁に取り付けられているエアコンには使用しないでください。エアコンが落下する恐れがあります。(例: 下地にベニア板の無い石膏ボードなど)」
と言い訳が書いてありますが、一般人が壁の素材と下地を知るわけないでしょう?本気で言ってるのか??
メモ: 技術系?の話はFacebookから転記しておくことにした。
目次: ROCK64/ROCKPro64
以前(2020年8月1日の日記参照)購入したSONY MDR-HW700DSが届きました。早速ROCKPro64でHDMIのビットストリームパススルーをテストしたいと思います。
ビットストリームパススルーは、SPDIFやHDMIに対して、圧縮音声データ(Dolby AC-3, DTS, MPEG2 AACなど)をデコードせず、そのまま送信する方式です。この方式の最大の利点としては、サラウンド音声が楽しめる点が挙げられます。
SPDIFは帯域が狭く、デコード後のサラウンド音声(LPCM 5.1ch)を送れません。しかしSPDIF上を圧縮音声のまま送信し、受信機であるホームシアターシステム側で音声をデコードすることで、SPDIFでもサラウンド音声が楽しめます。
HDMIの場合は利点がないかと言うとそうでもありません。LPCM 5.1chを送出できない機器もありますし、ホームシアターシステムに適したデコードやミキシングができる可能性もあります。
SPDIF/HDMIパススルーに対応したプレイヤーはいくつかあるようですが、今回はmpvを使用します。
GitHubにあるALSAのコンフィグファイル(GitHubへのリンク)を ~/.asoundrcなどに追記します。再生時にaudio-spdifオプションで出力フォーマットを指定します。再生するファイルの音声フォーマットと合っていれば、パススルーで出力されます。
$ mpv --no-video a.ac3 --audio-spdif=ac3 --audio-device="alsa/HDMI.pcm.hdmi.0:0" Playing: a.ac3 [ffmpeg/demuxer] ac3: Estimating duration from bitrate, this may be inaccurate (+) Audio --aid=1 (ac3 6ch 48000Hz) AO: [alsa] 48000Hz stereo 2ch spdif-ac3 ★AC3になっている A: 00:00:02 / 00:05:36 (0%)
SONY MDR-HW700DSのステータス画面は本体のインジケーターではなくHDMIの画像データにオーバーレイするタイプなので、HDMIディスプレイの写真を取りました。狙い通りにAC-3が再生されている様子がわかります。
オプションを間違えたり、オーディオデバイス番号を間違えてもエラーにはならず、再生が開始されますが、パススルーではなくデコードされLPCMで再生が開始されます。
$ mpv --no-video a.ac3 --audio-spdif=ac3 --audio-device="alsa/hw:0" ★間違えてhw:0にした Playing: a.ac3 [ffmpeg/demuxer] ac3: Estimating duration from bitrate, this may be inaccurate (+) Audio --aid=1 (ac3 6ch 48000Hz) ALSA lib conf.c:4898:(parse_args) Unknown parameter AES0 ALSA lib conf.c:5031:(snd_config_expand) Parse arguments error: No such file or directory ALSA lib pcm.c:2565:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM hw:0,AES0=6,AES1=130,AES2=0,AES3=2 [ao/alsa] Playback open error: No such file or directory [ao] Failed to initialize audio driver 'alsa' [ao] This audio driver/device was forced with the --audio-device option. [ao] Try unsetting it. AO: [alsa] 48000Hz stereo 2ch s32 ★LPCMになっている A: 00:00:02 / 00:05:36 (0%)
その他の注意点として、受信機側がパススルー出力で送った圧縮音声に対応していない場合、LPCMだと思って再生してしまい、バリバリバリ!!という凄まじい音量のノイズが再生されることがあります。お試しの際は、音量を小さくしてからテストしてください。
目次: ROCK64/ROCKPro64
今更ですが、メモしていなかった気がするので、ROCKPro64(Rockchip RK3399搭載)でHDMI Audioを有効にする方法です。
方法は簡単でLinuxのCONFIG_DRM_DW_HDMI_I2S_AUDIOと、CONFIG_GPIO_SYSCONを有効にすれば良いです。8/7時点のlinux-nextのツリーでは、make defconfigすると、GPIO_SYSCONはnで、ビルド対象外になっています。手動で下記の設定を有効にする必要があります。
Device Drivers ---> -*- GPIO Support ---> Memory mapped GPIO drivers ---> [*] GPIO based on SYSCON Graphics support ---> Display Interface Bridges ---> [*] Synopsys Designware I2S Audio interface [*] Sound card support ---> [*] Advanced Linux Sound Architecture ---> [*] ALSA for SoC audio support ---> CODEC drivers ---> [*] Everest Semi ES8316 CODEC
CONFIG_SND_SOC_ES8316はアナログオーディオを使いたい場合に有効にしてください。
目次: ROCK64/ROCKPro64
去年だったか、ROCKPro64のHDMI音声出力を有効化するパッチをlinux-nextに送ろうとしたことがあります。当時のレビューコメントでSPDIFとHDMIの音声ビットストリームパススルー出力(※1)は動くか?と聞かれたものの、テスト環境がなかったため、わからないまま挫折してしまいました。
今回、再チャレンジにあたり、テスト用にSPDIFとHDMIの音声ビットストリームをデコードできる機械を探しました。これがどうして、お手頃価格の良い商品が見当たらないです。
AmazonではSPDIFのみ対応の商品がありました。メーカーが怪しい、色んなバージョンが色んな店から売られている、そもそも動くの??など不安は募りますが、ダメ元で購入しました。
大手メーカー製を探すと、ホームシアター用ヘッドホンシステム3〜4万円、もしくはAVプリアンプ10万円over!のような大げさな商品しかありません。
音声ビットストリームパススルー出力が、いかに高コスト&需要がないか良くわかりました。普通の人は音声信号がLPCMかパススルーかなど細かいことは気にしませんから、当然の成り行きでしょうね。
(※1)音声信号としてLPCMではなく、Dolby Digital(AC-3)やDTSをデコードせず圧縮音声のままSPDIFやHDMIに出力する方式のことです。デコードは受信機器側で行います。
SPDIFパススルーのテスト用に、中国製と思われる謎の機械(型番なし、筐体にはHD AUDIO RUSHと書いてある)を購入しました。Amazonで4,000円くらいです。安い!事前の不安をよそに音は正常に鳴っています。素晴らしいです。
しかし本体にコーデックのインジケータがなく、LPCMか音声ビットストリームか全く判別がつきません。テスト用の機材としてはイマイチでした。10分に1回くらいSPDIF信号のPLLロックが外れた(?)と思われる、数秒レベルの音切れが発生します。ROCKPro64の出す信号が悪いのか、HD AUDIO RUSHが悪いのか、切り分けできず真因は不明です。
SPDIFだけだとLPCM 96kHz 16bit 2ch(3.072Mbps)のような、SPDIF(Max 1.5Mbps)の帯域を超える音声信号はテストできません。無理やり流すと酔っ払いが演奏してるみたいな変な音になります。HD AUDIO RUSHくん以外にHDMI用のテスト機材が必要です。
HDMIのテストならテレビ(Panasonic TH-L37DT3)で確認できるだろ、と思っていたら、HDMI音声入力はLPCM 2chのみの対応でした。LPCMは2ch以外にも5.1ch出力(※2)がありますがテストできません。ダメだこれ。
覚悟を決めてサラウンドヘッドフォンシステムSONY MDR-HW700DSを注文しました。37,000円くらいします、高い!まだ家に届いていませんが、来週辺りかな、人生初のSPDIF/HDMI音声ビットストリームパススルー対応機器が手に入ります。
(※2)身近な例でいうとNintendo Switchのサラウンドモードが、LPCM 5.1ch出力を使います。試しにSwitchをサラウンドモードにすると、テレビから全く音が出ませんでした。がっかり。
目次: 車
コロナ騒ぎが始まって、遠出することもなくなり、かれこれ4か月以上?車に乗らず放置していました。
骨折した奥さんを整形外科におくるため、JAFさんに車のバッテリー上がりを直してもらったんですけど、バッテリー電圧がなんと1Vしかありません。えー??
車のバッテリー(鉛蓄電池)の端子電圧は12V程度が正常ですから、10Vの見間違い?と思いましたけど、何回見ても1.0Vでした。乾電池だってもうちょっと電圧あるでしょう。
今まで何度となくバッテリー上がりさせ、バッテリー破壊もこれで4度目(2007年、2013年、2016年、2020年)ですけど、1Vまで下がったのは初めてです。
割とお高いGS YUASA 80D23L大容量バッテリーを使っていたのですが、いかなるバッテリーであろうと、このレベルの過放電には無力ですね。エンジン掛かった後も全く充電される気配がありませんでした。
近所のイエローハットまでバッテリー交換しに行く道中が一番嫌でした。
こんな状態で、産業道路〜環七〜第二京浜と走るのはかなり怖いです。無事に辿り着けて良かったけども。
また懲りずにPanasonic 85D23Lの大容量バッテリーに交換しておきました。3万円くらいしました。たっけぇ……。今年は車検もあるし、全然乗ってない割に金ばっかり掛かってます。不思議ですね。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。
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