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2018年9月10日

引っ越し準備

引っ越し用の新品の段ボールが50箱以上届き、家が段ボールで埋め尽くされました。

届いた段ボールに荷物は一切入っておらず、綺麗に畳まれている状態ですが、それでも既に置くところがありません。これから段ボールに荷物を詰めていけば、より散らかる方に倒れます。

家が決まっていないとか、引っ越しの日程が近すぎることも心配ですが、果たして物理的に段ボールを置ききれるのか?も心配になってきました。

編集者:すずき(2018/09/17 19:32)

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2018年9月7日

最終勤務日

今日はSocionextの最終勤務日でした。9月末退職ですが、9月末までは年休を取っています(それでも年休は半分以上余った)。

今から9月末までの3週間で、ほとんど土地勘のない東京で家探しをして、引っ越しを終えなければなりません。かなりスリリングな日程です。

やってたこと

Panasonic半導体社とSocionextで過ごした12年間は、ほぼ最初から最後までテレビ開発の仕事だったように思います。私がそうだっただけで、会社には他の仕事もあります。

技術的には幅広く関われました。Androidも多少齧れた(アプリ開発ではなくフレームワーク側)し、メディア再生のミドルウェア開発、デコーダやサウンドドライバ開発、LinuxやOSS活動もできました。面白かったです。

半導体会社はソフト、ハード、ボード設計、何でもやってますから、技術的には面白いところだと思います。機構設計はさすがにやってないか?

企業風土はPanasonic、富士通の流れを汲んでいて、いわゆる「日本の大企業」だと思います。平社員でしたから、他の事業部や組織は知りませんが…。

辞めた理由

何で辞めるの?と色んな人に聞かれましたが、別に嫌なことがあったわけじゃないし、特に理由はないです。強いて言えば10年も同じ分野に居たので、他分野にチャレンジしようとは思っていました。今回は偶然チャンスに恵まれただけです。

特に無いと答えると、またまた、そんな嘘を言わなくても良いんだよ!みたいなこと言われます。どうも、私は「常に会社に対して激烈な不満を持っていて」「最近何かがあって、ついにブチ切れて退職した」と思われていたようです。

いやいや、そんな爆弾みたいな奴が10年も会社に居ますか?有り得ないでしょ?ひどい言いがかりだなあ、もう……。

編集者:すずき(2018/09/09 01:21)

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  • よしだあさん(2018/09/11 19:17)
    おつかれさまでした!
    また仕事できるのを楽しみにしています(^ ^)/
  • すずきさん(2018/09/11 19:30)
    ありがとう!
    こちらこそ、楽しみにしています。
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2018年9月6日

さくらのメールサーバーとgit send-email

自宅からちょっとしたLinuxのパッチを投げようと思って、さくらのメールサーバーをSMTPサーバーに指定して、git send-emailでメールを送ろうとしたらハマりました。

さくらのメールサーバーはSTARTTLSを使ってSMTP認証をせよ(メールソフトの設定 - さくらのサポート情報)とのことなので、.gitconfigの設定をこんな感じにしました。

さくらのメールサーバーにgit send-emailする設定(ダメだった版)

[sendemail]
	smtpencryption = tls
	smtpserver = xxxx.sakura.ne.jp
	smtpuser = yyyy@xxxx.sakura.ne.jp
	smtpserverport = 587

実行してみると、Diedなんとかかんとか〜が表示され、メールが送れません。なんで??

git send-emailできない
$ git --version
git version 2.18.0

$ git send-email --to 'xxxx' 0001-xxxx.patch

...snip...

Died at /usr/lib/git-core/git-send-email line 1523.

こういうトラブルのときは --smtp-debug=1を付ければ大体わかるはずです。

git send-mailデバッグモードON
$ git send-email --to 'xxxx' --smtp-debug=1 0001-xxxx.patch

...snip...
Net::SMTP::_SSL=GLOB(0x55ddcc6c0640)>>> (decoded)
Net::SMTP::_SSL=GLOB(0x55ddcc6c0640)>>>
Net::SMTP::_SSL=GLOB(0x55ddcc6c0640)<<< 235 2.0.0 OK Authenticated
Net::SMTP::_SSL=GLOB(0x55ddcc6c0640)>>> MAIL FROM:<xxxxxxxx>
Died at /usr/lib/git-core/git-send-email line 1523.

なるほどなるほど?これはわかりませんね。どうなってるんだ、このサーバーは?

幸いなことに /usr/lib/git-core/git-send-emailはPerlのスクリプトですので、簡単にデバッグプリントを入れられます。

認証部分に当たりを付けて、小一時間、試行錯誤してみたところSMTP-AUTHにデフォルトでDIGEST-MD5が選択されると、失敗することがわかりました。じゃあ、強制的にSMTP-AUTHをPLAINにすればうまくいくよね?下記のように設定を変えてみました。

さくらのメールサーバーにgit send-emailする設定(成功した版)

[sendemail]
	smtpencryption = tls
	smtpserver = xxxx.sakura.ne.jp
	smtpuser = yyyy@xxxx.sakura.ne.jp
	smtpserverport = 587
	smtpauth = PLAIN    # ★★この行を足した★★

無事メールが送れました。良かった良かった。

編集者:すずき(2018/09/07 01:24)

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2018年9月3日

ROCK64のカーネルだけ元に戻したい

目次: ROCK64/ROCKPro64

ROCK64のカーネルを入れ替えていたら、動かないカーネルを書き込んでしまい、起動しなくなってしまいました。

Etcherを使えばSDカードを全て書き換え、起動可能な状態に戻すことができるものの、今までの作業や変更が全て消えてしまいます。

SDカード全書き換えはやりたくありません。なんとかカーネル「だけ」復旧できないでしょうか?

カーネルイメージのみ取り出す

Etcherのイメージファイルからカーネルだけ取り出して、上書きすれば復活するはずです。

Etcherの設定を変えていなければ、ダウンロードしたイメージファイルは、ユーザディレクトリのAppData\Roaming\pine64-installer\downloadedImageにあると思います。私はDebian Mateを使っていたので、files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img.xzというイメージファイル名でした。これをLinuxマシンにコピーします。

イメージファイルをループバックデバイスに登録
$ unxz files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img.xz
$ ls
files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img

# partx -v -a files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img
partition: none, disk: files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img, lower: 0, upper: 0
Trying to use '/dev/loop0' for the loop device
/dev/loop0: partition table type 'gpt' detected
range recount: max partno=7, lower=0, upper=0
/dev/loop0: partition #1 added
/dev/loop0: partition #2 added
/dev/loop0: partition #3 added
/dev/loop0: partition #4 added
/dev/loop0: partition #5 added
/dev/loop0: partition #6 added
/dev/loop0: partition #7 added

圧縮されているのでunxzで展開し、partx -aにてディスクイメージ内の全パーティションをloopbackデバイスに登録(※)しています。

ここまでくればHDDと同じようにマウントできます。

イメージファイルのブートパーティションをマウント
# mount /dev/loop0p6 rock64_boot

# ls -la rock64_boot/
total 41654
drwxr-xr-x 3 root      root         16384 Jan  1  1970 .
drwxr-xr-x 3 katsuhiro katsuhiro     4096 Sep  4 01:15 ..
-rwxr-xr-x 1 root      root      18606088 Dec 21  2017 Image
-rwxr-xr-x 1 root      root      18606088 Dec 21  2017 Image.bak
-rwxr-xr-x 1 root      root         42707 Dec 21  2017 dtb
-rwxr-xr-x 1 root      root         42707 Dec 21  2017 dtb.bak
drwxr-xr-x 2 root      root          2048 Oct 12  2017 extlinux
-rwxr-xr-x 1 root      root       2663325 Dec 21  2017 initrd.img
-rwxr-xr-x 1 root      root       2663386 Dec 21  2017 initrd.img.bak

ブート用のパーティションは6番目なので /dev/loop0p6をマウントしています。あとは欲しいファイルをコピーすればOK。

後片付け
# umount /dev/loop0p6

# ls /dev/loop*
/dev/loop-control  /dev/loop0p3  /dev/loop0p7  /dev/loop4
/dev/loop0         /dev/loop0p4  /dev/loop1    /dev/loop5
/dev/loop0p1       /dev/loop0p5  /dev/loop2    /dev/loop6
/dev/loop0p2       /dev/loop0p6  /dev/loop3    /dev/loop7

# partx -v -d /dev/loop0
partition: none, disk: /dev/loop0, lower: 0, upper: 0
/dev/loop0: partition #1 removed
/dev/loop0: partition #2 removed
/dev/loop0: partition #3 removed
/dev/loop0: partition #4 removed
/dev/loop0: partition #5 removed
/dev/loop0: partition #6 removed
/dev/loop0: partition #7 removed

# ls /dev/loop*
/dev/loop-control  /dev/loop1  /dev/loop3  /dev/loop5  /dev/loop7
/dev/loop0         /dev/loop2  /dev/loop4  /dev/loop6


# losetup -l
NAME SIZELIMIT OFFSET AUTOCLEAR RO BACK-FILE                         DIO LOG-SEC
/dev/loop0
             0      0         0  0 /home/katsuhiro/share/rock64/files.pine64.org_stretch-mate-rock64-0.5.15-136-20171222-arm64.img
                                                                       0     512

# losetup -d /dev/loop0

# losetup -l

マウント時と同様にpartx -dでパーティションの登録を解除できます。しかしなぜか /dev/loop0の登録だけが残ります。気にせずlosetup -dで登録を解除すれば特に問題ないようですが、何かやり方が間違っているのかな?うーん…??

(※)losetupと /dev/loop0のみでも、オフセットを指定するとか何とかして、頑張ればループバックマウントはできると思いますが、ディスクイメージにパーティションが複数含まれている場合はpartxを使った方が楽だと思います。

編集者:すずき(2020/10/30 01:21)

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