世間を騒がせているサイドチャネル攻撃Spectre/Meltdownのチェッカー(GitHubへのリンク)を実行してみました。
デスクトップマシンで実行してみます。OSはDebian GNU/Linux Testingです。
AMDなのでMeltdownは関係ないみたいです。
サーバーマシンでも実行してみます。OSはDebian GNU/Linux Stableですが、カーネルだけ最新のStableに入れ替えています。
Pentium J/Celeron Jシリーズは、以前Atomと呼ばれていた低消費電力のCPUコアです。Spectreの脆弱性があるということは、AtomくらいのCPUでも分岐予測をしているんですかね…。
Atomのマイクロアーキテクチャを調べてみるとBonnell(第一世代Atomのコア、2008年頃)から既に分岐予測はあって、Silvermont(第三世代Atomのコア、2013年頃)からはOut-of-Order実行だそうです。
購入以来(2014年6月26日の日記参照)我が家で活躍している、第一世代Chromecastですが、最近YouTubeの動画再生でカクつきが目立つようになってきました。
特にひどいのは再生開始直後で、画はガクガクで、音も途切れブツブツなっています。ネットワークのせいかもしれませんが、スマホで見ると別に問題ないですし、デコード性能不足もありそうです。
第二世代4K対応のChromecast Ultraが出て久しいですし、むしろ5,000円程度の機器が4年以上も頑張れることに、逆に驚きを感じます。
ピクセラの4K対応Android TV KSTB5043(メーカーのサイト)を買いました。Amazonで13,000円くらいです。
この製品はAmlogic S905というSoCを採用しているようです。CPUはCortex A53 x 4、メモリは2GBです。AmlogicのSoCはSTB(セットトップボックス)に良く採用されていますね。
Androidのバージョンは7.0(買った時点では)でした。STBはAndroid 6系の製品も多い中、7なんですね。まあ、7だと何が嬉しい?と言われると、特に思いつかないですけど…。
とても素直なAndroid TVという感触です。メニューは恐らく何も改造されていません。Androidのメーカー独自改造って何がどこにあるのかわからなくてあまり好きでは無いので、この点は好感触です。
GoogleストアやPlay(動画サービス)も、動きがスムーズです。ストアだけちょっとスクロールが引っかかりますが、特に支障はありません。
リモコンがBluetooth接続のため、赤外線のリモコンと異なり、本体に向けなくても操作可能です。お行儀は悪いですが布団を肩まで掛けて、手を布団の中に入れたまま、リモコンで操作できます。良い感じ。
リモコンを特定の方向に向ける必要が無いことも、操作すべきはテレビの下にあるSTBであってテレビは一切関係ないことも、頭ではわかっていますが、ついつい「テレビ」にリモコンを向けて操作してしまうのは、オールドタイプの悲しい性です……。
メディア再生機器としても優秀です。H.265/4K60pは余裕です。H.264/4K60pはデコード性能が足りず、スローになり音と同期がズレていきます。
あえて意地悪な動画を再生しましたが、H.264で4K60pは珍しい部類でしょう。もしお持ちの方はH.265に再エンコードした方が良いかもしれません。サイズも半分で済みますし。
まあ、我が家のテレビは4Kに対応していないので、4K動画の再生ができても映すテレビが無いんですけど…。
Chromecast built-inが搭載されていますが、スピナー(クルクルするアイコン)が出たまま固まってしまい、イマイチです。何度かやり直せば動くのですが、固まることも多いです。
最近、調子の悪い初代Google Chromecastを(2018年1月26日の日記参照)置き換えようと思っていたので、ちょっと残念ですね。
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