先日(2017年4月30日の日記参照)の続きです。
Kingstonメモリのお陰で無事に動作したASRock J4205-ITXですが、もう一つ困っていた点がありました。OSのインストールが出来ないことです。
Debian 8は遅すぎ、Ubuntu 16.10はGUIが死んで動きません。一度Windowsを入れる手も考えましたがWindows 7 or 8からWindows 10にアップデートしているため、我が家にWindows 10のインストールディスクは一枚もありません。
そもそも使いたいのはDebianであってUbuntuでもWindowsでもないので、Debian以外をインストールできても何も解決しないんです。困りましたね。
Debian 8のインストールディスクがまともに動かないのは、恐らくカーネルが古いのが原因だと思われます。であればですね、
このどちらかで動くはずです。Testingのインストールディスクってあったっけ?例えあったとしてもTestingからStableに戻せる保証もないし、後者の方が簡単そうです。
現状の最新Stableカーネル(Linux 4.9.25)を新&旧マザーボード双方で動くようにコンフィグを設定し、カーネルだけサクッと入れ替えたら動きました。良かった。
今回の更新でメモリ容量が4GB越えしたので、本当はDebianも32bitから64bitに入れ替えておきたかったのですが、もう面倒くさいから、これでいいや。
先日(2017年4月22日の日記参照)の続きです。
DDR3L-1866 x 2(Crucial CT102464BF186D)でどうやっても動かない悲しきマザーボード(ASRock J4205-ITX)ですが、DDR3L-1600 x 2(Kingston KVR16LS11/8)(※)を差したら、あっさり動きました。今だから言えますが、スペック上限のDDR3L-1866は狙わず、一段下のDDR3L-1600を狙えば苦労は無かったです。
思い返すとCrucialメモリもDDR3L-1600 x 2に無理矢理固定したら多少動いていましたし、かなり怪しいです。まさかこのボードDDR3L-1866に対応できていないのでは?
ただ動かないだけなら、そういう設計なのでしょうから構いませんが、動かない条件を公式スペックに書くのはやめてほしいです…。
(※)Amazonで6,500円x 2くらいでした。
私は、くじ運が無いのか、部品選定のセンスが悪いのか、昔からスペック上限狙いに縁がありません。
今使っているデスクトップマシン(AMD A10-7800)も、全部品がDDR3-2133で動くと謳っていたから、オーバークロックメモリを奮発して買ったのに、微塵も動きませんでした。
結局、諦めてDDR3-1600設定で使っています。オーバークロックメモリは泣いていることでしょう…。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。
UPQの4K/120Hz液晶、実際は60Hzだった。購入者には2千円の金券で対応 〜ODM供給を受けるDMMは返金対応 - PC Watchを読んで。
ひえー、すごい間違い方しちゃいましたね。
これ誰が気づいたんでしょうね?1年放置していたUPQが自分で気づいたとも考えにくいし、個人で気づいた方が居たんでしょうか?
私は自慢じゃありませんが、倍速液晶(120Hz)か、そうじゃない(60Hz)かなんて全くわかりません。そもそも50 or 60Hz駆動の見分けすら付かない節穴Eyeですので…。
仕事で確認しろって言われたら、文明の利器(200fpsくらいで撮れる高速度カメラ)を使いますけど、家にあるテレビに高速度カメラ向ける人がそれほど居るとも思えません。
個人じゃ無ければ、他社の技術者が気づいて、指摘してあげたことになりますけど、なぜわざわざそんな面倒なことを…?
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。
メルカリ、「パチンコの特殊景品」も削除対象に 現金、Suicaに続き - ITmedia NEWSを読んで。
カード枠の現金化はよほど需要があるらしく、現金、Suica、パチンコの特殊景品と、次々に考えられて端から見ていると面白いです(金券の出品は元から禁止)。
メルカリはこれらの出品を良識によって規制していますが、パチンコの三店方式は警察公認のマネーロンダリング(追記:ロンダリングじゃなくて、賭博ですね)なので、悪意を持ってやられると取り締まる術がありません。日本の闇ですね…。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。追記もした。
目次: Windows
Windows 10の起動が遅いです。
遅くなる一番の原因は、ソースネクスト スーパーセキュリティZEROのせいだと思うんです…。こやつは起動が遅いし、メモリも常時200MB以上使うし、アップデートも激重です。
セキュリティZEROは好きで入れているので仕方ないとしても、起動時は各種サービスが一気に起動するためか、数分以上HDDの利用率が100% に張り付いてしまい、その間PCがスローダウンして、使い物になりません。
とりあえず原因の一つと思われる、タスクスケジューラの [Microsoft] - [Windows] - [Windows Error Reporting] - QueueReportingを止めました。
他にも何やらガチャガチャ動いているのですが、どのプロセスがどのタスクに紐付くのか全然わかりません。うーん。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。
先日(2017年4月18日の日記参照)の続きです。
AmazonからASRock J4205-ITXの交換品が届きましたが、やっぱり2枚差しだと起動しません。1枚差しだと起動します。違いというと、交換前のマザーボードはDDR Aスロットしか使えませんでしたが、交換後のボードはDDR Bスロットでも起動することくらいです。だから何って話ですが。
Ubuntu 16.10は起動しましたが、まともに動いてなさそうです。起動に異常に時間が掛かるのは相変わらずで、起動したらしたでLow Graphics Modeとかいうモードになってしまい、GUIが出ません。
メモリはノートPCに差したら起動するから、メモリは壊れていません。
どうも動き的にはメモリの相性問題っぽいんですよね。何にせよ公式サイトのメモリサポート一覧表に動作しないメモリ(Crusial CT102464BF186D)を載せるのは止めてほしいです。騙されたじゃないですか……。
設定を固定してDDR3-1600 x 2にすると起動しますが、どうやってもDDR3-1866 x 2では動きません。ただ前回もDDR3-1600で動いているように見えて、突然死したり、数回の再起動で再起不能になったり、かなりメチャクチャでしたので、多少動作した程度では全く信用できません。
マザーボードが2枚とも初期不良は確率的にほぼあり得ないと思いますので、このマザーボードはちゃんと検証をしていないか、設計がおかしいのでしょう。もう諦めます……。
余ったメモリはノートPCに使うことにしました。2枚とも元気に動作しています。正直4GBだと足りないと思っていたところなので、16GBになってとても快適です。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。追記もした。
目次: C言語とlibc
C/C++ 言語のヘッダをインクルードする#includeディレクティブには2つの指定方法があります。1つは #include <cstdio> のように山括弧で囲う方法、もう1つは #include "cstdio" のように二重引用符で囲う方法です。
このうち山括弧で囲う方は少し変わった文法規則になっており、ファイル名に '>' や改行を指定できない特徴があります。詳細は下記の通りです。
N3797 Working Draft, Standard for Programming Language C++ より ---- control-line: # include pp-tokens new-line (...略...) pp-tokens: preprocessing-token pp-tokens preprocessing-token preprocessing-token: header-name ★これ identifier pp-number character-literal user-defined-character-literal string-literal user-defined-string-literal preprocessing-op-or-punc each non-white-space character that cannot be one of the above header-name: < h-char-sequence > ★これ " q-char-sequence " h-char-sequence: h-char h-char-sequence h-char h-char: any member of the source character set except new-line and >
注目すべきは文字列リテラルと異なり、エスケープ規則がないことです。エスケープしようとして \> と書いても「バックスラッシュと山括弧」と認識されてしまい '>' を指定したことになりません。
従って、もしヘッダのファイル名に '>' が含まれていると、#include "..." ではインクルードできるのに、#include <...> ではインクルードできない、変なヘッダファイルになってしまいます。C/C++ 言語の制約と言えば制約ですけど、そんな変なヘッダ名を付ける人は居ないので、ほぼ実害はありません。
規格書を見ると、header-nameは #include専用と言って良いほどの特殊な文法です。何気なく使っている #includeの意外な一面を見た気がします。
目次: Kindle
先日(2017年4月16日の日記参照)の続きです。
全く起動しなくなったASRock J4205-ITXを初期不良で交換してもらうべく、ASRockのサポートフォームから質問してみましたが、全く返事が来ず途方に暮れていました。
もうどうしようも無いので、ダメ元でAmazonのカスタマサービスに泣きついてみたところ、事情を考慮して交換に応じて頂けるとのこと。さすがAmazonさん。
交換までしてもらって、実はマザーボードの故障ではなく、奇跡の確率でメモリが2つとも不良品だったらどうしよう?この期に及んでメモリも交換してださい、なんて絶対言えないだろ……などと若干不安に思っていました。
しかし、目の前にあるノートPC (ThinkPad Edge E420) はSandyBridgeなCore i5マシンです。DDR3 1333 SODIMMが使えます。つまりこのノートPCを使えば新しく買ったメモリの動作テストができます。
今思えば1週間もASRockのマザーと闘うくらいなら、最初からノートPCにブッ差せば良かったです。こんな初歩的なことに気づいていなかったとは不覚。
早速、ノートPCの裏蓋を剥がしメモリを差し替えました。拍子抜けするほどあっさりWindows 10が起動しました。やはりメモリは壊れておらず、マザーボードの故障で間違いなさそうです。良かっ…いや、壊れているから良いというのも変か、だけど、何だかホッとしました。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。追記もした。
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