3回目のリクルータとして、筑波大学へ行きました。
昨年は資料をきちんと作っていなかったので、時間がオーバーしまくってかなり残念な発表になってしまいました。聞いている学生さん達もたまらず「まだ終わらんのか…。」という顔でした。
今年はきちんと時間内に終わらせるように資料を作ってきました。それでも少しオーバーしましたが、前回より大分マシになりました。
毎年思うのは、説明会の後ってほとんどの人が帰ってしまうんだなあってことです。せっかく聞きに来てくれたのにもったいないと思います。
単に我々の説明があまりにつまらなくて「こいつら駄目だ。何を聞いても無駄だ。」と思われているだけかも知れませんけどね…!
突然ですが軽い化学のお話です。「湯気」って気体?液体?
答えは「どっちでもない」です。気体つまり水蒸気だと目に見えないはずですし、液体というにはほど遠い姿です。
実は湯気とは空気中に小さな水(もちろん液体)の粒が分散した状態(※1)で、この状態のことをコロイドと言います。高校の化学でやった人は覚えてるかな。
水の粒は非常に小さくて目には見えませんが、たくさん集まると光を散乱するため、白くモヤモヤして見えます。これをチンダル現象と言います。
身近なコロイドとしては、湯気、煙などのエアロゾル(※2)、牛乳や墨汁などの乳濁コロイド(※3)が挙げられます。
(※1)媒質が気体(空気)、分散質が液体(水)のゾルです。
(※2)媒質が固体の場合はソリッドゾル、気体の場合は特にエアロゾルと呼びます。
(※3)分散質が固体の場合は懸濁、液体の場合は乳濁と呼びます。
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