Java™ Platform
Standard Edition 7

パッケージ java.sql

JavaTM プログラミング言語を使用してデータソース (通常はリレーショナルデータベース) に格納されたデータにアクセスして処理する API を提供します。

参照: 説明

パッケージ java.sql の説明

JavaTM プログラミング言語を使用してデータソース (通常はリレーショナルデータベース) に格納されたデータにアクセスして処理する API を提供します。この API に含まれているフレームワークで、複数のドライバをインストールして複数のデータソースに動的にアクセスできます。JDBCTM API は主に SQL 文をデータベースに渡すために作られていますが、表形式の任意のデータソースのデータの読み込みおよび書き込みを提供します。javax.sql.RowSet インタフェースグループを介して使用可能な読み込み/書き込み機能は、スプレッドシート、フラットファイル、またはほかの表形式のデータソースのデータを使用および更新するためにカスタマイズできます。

JDBCTM 4.1 API に含まれる API

JDBCTM 4.1 API には、JDBC コア API と呼ばれる java.sql パッケージと、JDBC オプションパッケージ API と呼ばれる javax.sql パッケージの両方が含まれます。この完全な JDBC API は、JavaTM Standard Edition (Java SETM) の Version 7 に含まれます。javax.sql パッケージは JDBC API の機能をクライアント側 API からサーバー側 API へ拡張するもので、JavaTM Enterprise Edition (Java EETM) テクノロジの必須部分です。

バージョン

JDBC 4.1 API には以前のバージョンの JDBC API がすべて組み込まれています。

クラス、インタフェース、メソッド、フィールド、コンストラクタ、および例外には、これらがいつ Java プラットフォームに導入されたのかを示す次の since タグがあります。since タグが JDBC API の JavadocTM のコメントで使用されている場合、その意味は次のとおりです。

注: 新機能の多くはオプションです。したがって、ドライバおよびドライバがサポートする機能にはいくつかのバリエーションがあります。機能を使用する前に、その機能がサポートされているかどうかをドライバのドキュメントで必ず確認してください。

注: SQLPermission クラスが JavaTM 2 SDK, Standard Edition, Version 1.3 リリースで追加されました。このクラスを使用すると、テーブル名、列データなどの情報を格納する DriverManager に関連したログストリームへの無権限でのアクセスを防止できます。

java.sql パッケージに含まれるもの

java.sql パッケージは、次の用途の API を含んでいます。

JDBC 4.1 API で導入された java.sqljavax.sql の機能

JDBC 4.0 API で導入された java.sqljavax.sql の機能

JDBC 3.0 API で導入された java.sqljavax.sql の機能

JDBC 2.1 コア API で導入された java.sql 機能

JDBC 2.0 オプションパッケージ API で導入された javax.sql 機能

UDT のカスタムマッピング

SQL で定義したユーザー定義型 (UDT) を Java プログラミング言語のクラスにマッピングできます。SQL 構造化型または SQL DISTINCT 型が、カスタムマッピングできる UDT です。次の 3 つのステップで、カスタムマッピングを設定します。
  1. SQL 構造化型または SQL DISTINCT 型を SQL で定義します
  2. SQL UDT をマッピングする Java プログラミング言語のクラスを定義します。このクラスは SQLData インタフェースを実装している必要があります。
  3. 次の 2 項目を含む Connection オブジェクトの型マップにエントリを作成します。
    • UDT の完全指定された SQL 名
    • SQLData インタフェースを実装するクラスの Class オブジェクト

これらが UDT の該当位置にあると、ResultSet.getObject または CallableStatement.getObject メソッドを呼び出した場合に UDT は自動的に UDT へのカスタムマッピングを取得します。また、PreparedStatement.setObject は、オブジェクトをその SQL 型へ自動的にマッピングしてデータソースにオブジェクトを格納します。

パッケージの仕様

関連項目

導入されたバージョン:
1.1
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バグまたは機能を送信
詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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