public interface Element extends Node
Element インタフェースは、HTML 文書または XML 文書内の要素を表します。これらの要素は、自身に関連付けられた属性を持つことができます。Element インタフェースは Node を継承するので、ジェネリックな Node インタフェース属性である attributes を使用して、ある要素の属性全部を取得できます。Element インタフェース上には、名前で Attr オブジェクトを取得するメソッドや、名前で属性値を取得するメソッドがあります。属性値にエンティティー参照を含めることができる XML では、属性値を表す、かなり複雑である可能性のあるサブツリーを検査するために Attr オブジェクトを取得する必要があります。一方、HTML では、属性はいずれも単純な文字列値を持つことになります。したがって、属性値に直接アクセスするメソッドを安全かつ便利に使用できます。
注: DOM Level 2 では、normalize メソッドは、その移動先の Node インタフェースから継承されます。
「Document Object Model (DOM) Level 3 Core Specification」も参照してください。
ATTRIBUTE_NODE, CDATA_SECTION_NODE, COMMENT_NODE, DOCUMENT_FRAGMENT_NODE, DOCUMENT_NODE, DOCUMENT_POSITION_CONTAINED_BY, DOCUMENT_POSITION_CONTAINS, DOCUMENT_POSITION_DISCONNECTED, DOCUMENT_POSITION_FOLLOWING, DOCUMENT_POSITION_IMPLEMENTATION_SPECIFIC, DOCUMENT_POSITION_PRECEDING, DOCUMENT_TYPE_NODE, ELEMENT_NODE, ENTITY_NODE, ENTITY_REFERENCE_NODE, NOTATION_NODE, PROCESSING_INSTRUCTION_NODE, TEXT_NODE| 修飾子と型 | メソッドと説明 |
|---|---|
String |
getAttribute(String name)
名前を指定して属性を取得します。
|
Attr |
getAttributeNode(String name)
名前を指定して属性ノードを取得します。
|
Attr |
getAttributeNodeNS(String namespaceURI, String localName)
ローカル名と名前空間 URI を指定して
Attr ノードを取得します。 |
String |
getAttributeNS(String namespaceURI, String localName)
ローカル名と名前空間 URI を指定して属性値を取得します。
|
NodeList |
getElementsByTagName(String name)
所定のタグ名とともに、すべての子孫
Elements の NodeList を文書順に返します。 |
NodeList |
getElementsByTagNameNS(String namespaceURI, String localName)
特定のローカル名と名前空間 URI を持つすべての子孫
Elements を文書の順に格納する NodeList を返します。 |
TypeInfo |
getSchemaTypeInfo()
この要素に関連する型情報です。
|
String |
getTagName()
要素の名前です。
|
boolean |
hasAttribute(String name)
この要素上に所定の名前の属性が指定された場合、または属性にデフォルト値がある場合は
true、それ以外の場合は false を返します。 |
boolean |
hasAttributeNS(String namespaceURI, String localName)
所定のローカル名と名前空間 URI を持つ属性がこの要素で指定された場合、またはその属性がデフォルト値の場合は
true、それ以外の場合は false を返します。 |
void |
removeAttribute(String name)
名前を指定して属性を削除します。
|
Attr |
removeAttributeNode(Attr oldAttr)
指定された属性ノードを削除します。
|
void |
removeAttributeNS(String namespaceURI, String localName)
ローカル名と名前空間 URI を指定して属性を削除します。
|
void |
setAttribute(String name, String value)
新しい属性を追加します。
|
Attr |
setAttributeNode(Attr newAttr)
新しい属性ノードを追加します。
|
Attr |
setAttributeNodeNS(Attr newAttr)
新しい属性を追加します。
|
void |
setAttributeNS(String namespaceURI, String qualifiedName, String value)
新しい属性を追加します。
|
void |
setIdAttribute(String name, boolean isId)
isId パラメータが true の場合、このメソッドは指定された属性がユーザー決定 ID 属性であることを宣言します。 |
void |
setIdAttributeNode(Attr idAttr, boolean isId)
isId パラメータが true の場合、このメソッドは指定された属性がユーザー決定 ID 属性であることを宣言します。 |
void |
setIdAttributeNS(String namespaceURI, String localName, boolean isId)
isId パラメータが true の場合、このメソッドは指定された属性がユーザー決定 ID 属性であることを宣言します。 |
appendChild, cloneNode, compareDocumentPosition, getAttributes, getBaseURI, getChildNodes, getFeature, getFirstChild, getLastChild, getLocalName, getNamespaceURI, getNextSibling, getNodeName, getNodeType, getNodeValue, getOwnerDocument, getParentNode, getPrefix, getPreviousSibling, getTextContent, getUserData, hasAttributes, hasChildNodes, insertBefore, isDefaultNamespace, isEqualNode, isSameNode, isSupported, lookupNamespaceURI, lookupPrefix, normalize, removeChild, replaceChild, setNodeValue, setPrefix, setTextContent, setUserDataString getTagName()
Node.localName が null 以外の場合、この属性は修飾名です。次に例を示します。
<elementExample id="demo"> ... </elementExample> ,
tagName の値は "elementExample" です。XML では、DOM の操作と同様にアルファベットの大文字と小文字の区別が保存されます。HTML DOM は、ソースの HTML 文書で大文字と小文字のどちらが使用されていても、HTML 要素の tagName を正規の大文字形式で返します。String getAttribute(String name)
name - 取得する属性の名前。Attr の値。その属性が指定された値またはデフォルト値を持たない場合は空文字列。void setAttribute(String name, String value) throws DOMException
Attr ノードのほかに任意の Text および EntityReference ノードを作成し、適切なサブツリーを構築してから、setAttributeNode を使用してそれを属性の値として割り当てます。setAttributeNS メソッドを使用します。name - 作成または変更する属性の名前。value - 設定する値を表す文字列。DOMException - INVALID_CHARACTER_ERR: 指定された名前が、使用中の XML バージョン (Document.xmlVersion 属性に指定されている) に定められている XML 名ではない場合に発生します。void removeAttribute(String name) throws DOMException
Document.normalizeDocument() を使用して、情報が最新の情報であることを保証する必要があります。removeAttributeNS メソッドを使用します。name - 削除する属性の名前。DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR:このノードが読み取り専用の場合に発生します。Attr getAttributeNode(String name)
getAttributeNodeNS メソッドを使用します。name - 取得する属性の名前 (nodeName)。nodeName) を持つ Attr ノード。このような属性が存在しない場合は null。Attr setAttributeNode(Attr newAttr) throws DOMException
nodeName) を持つ属性がすでに要素内に存在する場合、その属性は新しい属性に置き換えられます。属性ノードをその属性ノード自体に置き換えても影響はまったくありません。setAttributeNodeNS メソッドを使用します。newAttr - 属性リストに追加する Attr ノード。newAttr 属性によって既存の属性が置き換えられる場合は、置き換えられた Attr ノードが返される。それ以外の場合は null が返される。DOMException - WRONG_DOCUMENT_ERR: 要素を作成した文書とは異なる文書から newAttr が作成された場合に発生します。newAttr がすでに別の Element オブジェクトの属性である場合に発生します。Attr ノードをほかの要素で再利用するには、DOM ユーザーがそれを明示的に複製する必要があります。Attr removeAttributeNode(Attr oldAttr) throws DOMException
Attr ノードのデフォルト値が DTD で定義されている場合は、デフォルト値だけでなく、該当する場合は対応する名前空間 URI、ローカル名、および接頭辞を使用して新しいノードがすぐに表示されます。実装では、同様にほかのスキーマのデフォルト値を処理できますが、アプリケーションでは Document.normalizeDocument() を使用して、情報が最新の情報であることを保証する必要があります。oldAttr - 属性リストから削除する Attr ノード。Attr ノード。DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR:このノードが読み取り専用の場合に発生します。oldAttr がその要素の属性でない場合に発生します。NodeList getElementsByTagName(String name)
Elements の NodeList を文書順に返します。name - 一致するタグの名前。特殊な値「*」はすべてのタグに一致する。Element ノードのリスト。String getAttributeNS(String namespaceURI, String localName) throws DOMException
namespaceURI パラメータに null 値を使用する必要があります。namespaceURI - 取得する属性の名前空間 URI。localName - 取得する属性のローカル名。Attr の値。その属性が指定された値またはデフォルト値を持たない場合は空文字列。DOMException - NOT_SUPPORTED_ERR: 実装が機能 "XML" をサポートしておらず、文書を通じて公開された言語が XML 名前空間 (「HTML 4.01」など) をサポートしていない場合に発生する可能性があります。void setAttributeNS(String namespaceURI, String qualifiedName, String value) throws DOMException
qualifiedName の接頭辞の部分になるように変更され、その値が value パラメータになるように変更されます。この値は単純な文字列であり、設定時に解析は行われません。その結果、あらゆるマークアップ (エンティティー参照として認識される構文を含む) が文字テキストと見なされます。実装は、書き出しを行う際、これを適切な方法でエスケープする必要があります。エンティティー参照を含む属性値を割り当てるには、ユーザーは Attr ノードのほかに任意の Text および EntityReference ノードを作成し、適切なサブツリーを構築してから、setAttributeNodeNS または setAttributeNode を使用してそれを属性の値として割り当てます。namespaceURI パラメータに null 値を使用する必要があります。namespaceURI - 作成または変更する属性の名前空間 URI。qualifiedName - 作成または変更する属性の修飾名。value - 設定する値を表す文字列。DOMException - INVALID_CHARACTER_ERR: 指定された修飾名が、使用中の XML バージョン (Document.xmlVersion 属性に指定されている) に定められている XML 名ではない場合に発生します。qualifiedName の形式が「Namespaces in XML」仕様に従っていない場合、qualifiedName が接頭辞を持ち、かつ namespaceURI が null の場合、qualifiedName が「xml」の接頭辞を持ち、かつ namespaceURI が「http://www.w3.org/XML/1998/namespace」とは異なる場合、qualifiedName またはその接頭辞が「xmlns」であり、かつ namespaceURI が「http://www.w3.org/2000/xmlns/」とは異なる場合、または namespaceURI が「http://www.w3.org/2000/xmlns/」であり、かつ qualifiedName もその接頭辞も「xmlns」ではない場合に発生します。"XML" をサポートしておらず、文書を通じて公開された言語が XML 名前空間 (「HTML 4.01」など) をサポートしていない場合に発生する可能性があります。void removeAttributeNS(String namespaceURI, String localName) throws DOMException
Document.normalizeDocument() を使用して、情報が最新の情報であることを保証する必要があります。namespaceURI パラメータに null 値を使用する必要があります。namespaceURI - 削除する属性の名前空間 URI。localName - 削除する属性のローカル名。DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR:このノードが読み取り専用の場合に発生します。"XML" をサポートしておらず、文書を通じて公開された言語が XML 名前空間 (「HTML 4.01」など) をサポートしていない場合に発生する可能性があります。Attr getAttributeNodeNS(String namespaceURI, String localName) throws DOMException
Attr ノードを取得します。namespaceURI パラメータに null 値を使用する必要があります。namespaceURI - 取得する属性の名前空間 URI。localName - 取得する属性のローカル名。Attr ノード。このような属性が存在しない場合は null。DOMException - NOT_SUPPORTED_ERR: 実装が機能 "XML" をサポートしておらず、文書を通じて公開された言語が XML 名前空間 (「HTML 4.01」など) をサポートしていない場合に発生する可能性があります。Attr setAttributeNodeNS(Attr newAttr) throws DOMException
namespaceURI パラメータに null 値を使用する必要があります。newAttr - 属性リストに追加する Attr ノード。newAttr 属性によって、同じローカル名と名前空間 URI を持つ既存の属性が置き換えられる場合は、置き換えられた Attr ノードが返される。それ以外の場合は null が返される。DOMException - WRONG_DOCUMENT_ERR: 要素を作成した文書とは異なる文書から newAttr が作成された場合に発生します。newAttr がすでに別の Element オブジェクトの属性である場合に発生します。Attr ノードをほかの要素で再利用するには、DOM ユーザーがそれを明示的に複製する必要があります。"XML" をサポートしておらず、文書を通じて公開された言語が XML 名前空間 (「HTML 4.01」など) をサポートしていない場合に発生する可能性があります。NodeList getElementsByTagNameNS(String namespaceURI, String localName) throws DOMException
Elements を文書の順に格納する NodeList を返します。namespaceURI - 一致する要素の名前空間 URI。特殊な値「*」はすべての名前空間に一致する。localName - 一致する要素のローカル名。特殊な値「*」はすべてのローカル名に一致する。Elements を含む新しい NodeList オブジェクト。DOMException - NOT_SUPPORTED_ERR: 実装が機能 "XML" をサポートしておらず、文書を通じて公開された言語が XML 名前空間 (「HTML 4.01」など) をサポートしていない場合に発生する可能性があります。boolean hasAttribute(String name)
true、それ以外の場合は false を返します。name - 検索する属性の名前。true。それ以外の場合は false。boolean hasAttributeNS(String namespaceURI, String localName) throws DOMException
true、それ以外の場合は false を返します。namespaceURI パラメータに null 値を使用する必要があります。namespaceURI - 検索する属性の名前空間 URI。localName - 検索する属性のローカル名。true。それ以外の場合は false。DOMException - NOT_SUPPORTED_ERR: 実装が機能 "XML" をサポートしておらず、文書を通じて公開された言語が XML 名前空間 (「HTML 4.01」など) をサポートしていない場合に発生する可能性があります。TypeInfo getSchemaTypeInfo()
void setIdAttribute(String name, boolean isId) throws DOMException
isId パラメータが true の場合、このメソッドは指定された属性がユーザー決定 ID 属性であることを宣言します。これは、Attr.isId の値と Document.getElementById の動作に影響を及ぼしますが、使用中のスキーマは変更されません。特に、指定された Attr ノードの Attr.schemaTypeInfo には影響しません。isId パラメータに false 値を使用すると、属性がユーザー決定 ID 属性であることは宣言されません。setIdAttributeNS メソッドを使用します。name - 属性の名前。isId - 属性が型 ID の属性であるかどうかを判定。DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR:このノードが読み取り専用の場合に発生します。void setIdAttributeNS(String namespaceURI, String localName, boolean isId) throws DOMException
isId パラメータが true の場合、このメソッドは指定された属性がユーザー決定 ID 属性であることを宣言します。これは、Attr.isId の値と Document.getElementById の動作に影響を及ぼしますが、使用中のスキーマは変更されません。特に、指定された Attr ノードの Attr.schemaTypeInfo には影響しません。isId パラメータに false 値を使用すると、属性がユーザー決定 ID 属性であることは宣言されません。namespaceURI - 属性の名前空間 URI。localName - 属性のローカル名。isId - 属性が型 ID の属性であるかどうかを判定。DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR:このノードが読み取り専用の場合に発生します。void setIdAttributeNode(Attr idAttr, boolean isId) throws DOMException
isId パラメータが true の場合、このメソッドは指定された属性がユーザー決定 ID 属性であることを宣言します。これは、Attr.isId の値と Document.getElementById の動作に影響を及ぼしますが、使用中のスキーマは変更されません。特に、指定された Attr ノードの Attr.schemaTypeInfo には影響しません。isId パラメータに false 値を使用すると、属性がユーザー決定 ID 属性であることは宣言されません。idAttr - 属性ノード。isId - 属性が型 ID の属性であるかどうかを判定。DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR:このノードが読み取り専用の場合に発生します。 バグまたは機能を送信
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