public final class W3CEndpointReferenceBuilder extends Object
W3CEndpointReference
インスタンスを構築するために使用されます。このクラスは、同じ Java EE アプリケーションによって発行された Web サービス端点の W3CEndpointReference
をファクトリコンポーネントなどのアプリケーションコンポーネントで作成する場合に使用されます。address
プロパティーを指定することにより、Java SE ベースの端点の W3CEndpointReferences
も作成できます。
同じ Java EE アプリケーションによって発行されたものでない端点の W3CEndpointReference
を作成する場合は、address
プロパティーを指定する必要があります。
同じ Java EE アプリケーションによって発行された端点の W3CEndpointReference
を作成する場合は、address
プロパティーは null
でもかまいません。ただしその場合は、serviceName
と endpointName
が同じ Java EE アプリケーションによって発行された端点を指定する必要があります。
wsdlDocumentLocation
を指定する場合、それは有効な WSDL 文書を参照している必要があり、serviceName
と endpointName
は (指定された場合) WSDL 文書内のサービスとポートに一致する必要があります。
コンストラクタと説明 |
---|
W3CEndpointReferenceBuilder()
新しい
W3CEndpointReferenceBuilder のインスタンスを作成します。 |
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
W3CEndpointReferenceBuilder |
address(String address)
address を W3CEndpointReference インスタンスの wsa:Address に設定します。 |
W3CEndpointReferenceBuilder |
attribute(QName name, String value)
拡張属性を
W3CEndpointReference インスタンスの wsa:EndpointReference 要素に追加します。 |
W3CEndpointReference |
build()
この
W3CEndpointReferenceBuilder インスタンスに設定されたプロパティーの累積から W3CEndpointReference を構築します。 |
W3CEndpointReferenceBuilder |
element(Element element)
拡張要素を
W3CEndpointReference インスタンスの wsa:EndpointReference 要素に追加します。 |
W3CEndpointReferenceBuilder |
endpointName(QName endpointName)
endpointName を wsam:ServiceName/@EndpointName として wsa:Metadata 要素に設定します。 |
W3CEndpointReferenceBuilder |
interfaceName(QName interfaceName)
interfaceName を wsam:InterfaceName 要素として wsa:Metadata 要素に設定します。 |
W3CEndpointReferenceBuilder |
metadata(Element metadataElement)
W3CEndpointReference インスタンスの wsa:Metadata 要素に metadataElement を追加します。 |
W3CEndpointReferenceBuilder |
referenceParameter(Element referenceParameter)
W3CEndpointReference インスタンスの wsa:ReferenceParameters 要素に referenceParameter を追加します。 |
W3CEndpointReferenceBuilder |
serviceName(QName serviceName)
serviceName を wsam:ServiceName 要素として wsa:Metadata 要素に設定します。 |
W3CEndpointReferenceBuilder |
wsdlDocumentLocation(String wsdlDocumentLocation)
wsa:Metadata/@wsdli:wsdlLocation として参照される wsdlDocumentLocation を設定します。 |
public W3CEndpointReferenceBuilder()
W3CEndpointReferenceBuilder
のインスタンスを作成します。public W3CEndpointReferenceBuilder address(String address)
address
を W3CEndpointReference
インスタンスの wsa:Address
に設定します。
同じ Java EE アプリケーションによって発行されたものでない Web サービス端点の W3CEndpointReference
を構築する場合や、Java SE で実行されている場合は、address
を null
以外の値に設定する必要があります。
address
- 戻り値の W3CEndpointReference
のターゲットとなる端点のアドレス。address
が wsa:Address
に設定された W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンス。public W3CEndpointReferenceBuilder interfaceName(QName interfaceName)
interfaceName
を wsam:InterfaceName
要素として wsa:Metadata
要素に設定します。
詳細については、「2.1 Referencing WSDL Metadata from an EPR」を参照してください。interfaceName
- 戻り値の W3CEndpointReference
のターゲットとなる端点のポート型名。interfaceName
が wsam:InterfaceName
要素として wsa:Metadata
要素に追加された W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンスpublic W3CEndpointReferenceBuilder serviceName(QName serviceName)
serviceName
を wsam:ServiceName
要素として wsa:Metadata
要素に設定します。
詳細については、「2.1 Referencing WSDL Metadata from an EPR」を参照してください。serviceName
- 戻り値の W3CEndpointReference
のターゲットとなる端点のサービス名。このプロパティーを endpointName
(portName) プロパティーとともに使用して、同じ Java EE アプリケーションによって発行された Web サービス端点の address
を検索することもできる。serviceName
が wsam:ServiceName
要素として wsa:Metadata
要素に追加された W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンスpublic W3CEndpointReferenceBuilder endpointName(QName endpointName)
endpointName
を wsam:ServiceName/@EndpointName
として wsa:Metadata
要素に設定します。このメソッドは、serviceName
メソッドを呼び出したあとにのみ呼び出すことができます。
詳細については、「2.1 Referencing WSDL Metadata from an EPR」を参照してください。
endpointName
- 戻り値の W3CEndpointReference
のターゲットとなる端点の名前。endpointName
(portName) プロパティーを serviceName
プロパティーとともに使用して、同じ Java EE アプリケーションによって発行された Web サービス端点の address
を検索することもできる。wsa:Metadata
要素で endpointName
が wsam:ServiceName/@EndpointName
として使用される W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンス。IllegalStateException,
- serviceName
が設定されていない場合。IllegalArgumentException,
- endpointName
の名前空間 URI が serviceName
の名前空間 URI と一致しない場合public W3CEndpointReferenceBuilder wsdlDocumentLocation(String wsdlDocumentLocation)
wsa:Metadata/@wsdli:wsdlLocation
として参照される wsdlDocumentLocation
を設定します。wsdli:wsdlLocation の値の名前空間の名前は、WSDL 自体から取得できます。
詳細については、「2.1 Referencing WSDL Metadata from an EPR」を参照してください。
wsdlDocumentLocation
- W3CEndpointReference
の wsa:Metadata
で参照される WSDL ドキュメントの場所。wsdlDocumentLocation
を含む W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンス。public W3CEndpointReferenceBuilder referenceParameter(Element referenceParameter)
W3CEndpointReference
インスタンスの wsa:ReferenceParameters
要素に referenceParameter
を追加します。referenceParameter
- wsa:ReferenceParameters
要素に追加される要素。referenceParameter
が wsa:ReferenceParameters
要素に追加された W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンス。IllegalArgumentException
- referenceParameter
が null
の場合。public W3CEndpointReferenceBuilder metadata(Element metadataElement)
W3CEndpointReference
インスタンスの wsa:Metadata
要素に metadataElement
を追加します。metadataElement
- wsa:Metadata
要素に追加される要素。metadataElement
が wsa:Metadata
要素に追加された W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンス。IllegalArgumentException
- metadataElement
が null
の場合。public W3CEndpointReferenceBuilder element(Element element)
W3CEndpointReference
インスタンスの wsa:EndpointReference
要素に追加します。element
- W3CEndpointReference
に追加される拡張要素element
が W3CEndpointReference
インスタンスに追加された W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンス。IllegalArgumentException
- element
が null
の場合。public W3CEndpointReferenceBuilder attribute(QName name, String value)
W3CEndpointReference
インスタンスの wsa:EndpointReference
要素に追加します。name
- W3CEndpointReference
に追加された拡張属性の名前value
- 拡張属性値W3CEndpointReference
インスタンスに追加された W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンス。IllegalArgumentException
- name
または value
が null
の場合public W3CEndpointReference build()
W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンスに設定されたプロパティーの累積から W3CEndpointReference
を構築します。
このメソッドを使用して、address
プロパティーと必要なほかのプロパティーを指定することにより、任意の端点の W3CEndpointReference
を作成できます。このメソッドを使用して、同じ Java EE アプリケーションによって発行される端点の W3CEndpointReference
を作成することもできます。このメソッドは、serviceName
および endpointName
プロパティーで識別される同じ Java EE アプリケーションによって発行された端点の address
を自動的に判定することができます。address
が null
の場合に、serviceName
と endpointName
で識別される対象が同じ Java EE アプリケーションから発行された端点でないときは、java.lang.IllegalStateException
をスローする必要があります。
W3CEndpointReferenceBuilder
インスタンスに設定されたプロパティーの累積から構築された W3CEndpointReference
。このメソッドが null
を返すことはない。IllegalStateException
- address
、serviceName
、および endpointName
がすべて null
の場合。
serviceName
サービスが null
で、endpointName
が null
でない場合。
address
プロパティーが null
の場合に、serviceName
と endpointName
で指定される対象が同じ Java EE アプリケーションから発行された有効な端点でないとき。
serviceName
が null
でなく、指定の WSDL 内に存在しない場合。
endpointName
ポートが null
でなく、WSDL の serviceName
サービス内に存在しない場合。
wsdlDocumentLocation
が null
でなく、有効な WSDL を表していない場合。
WebServiceException
- W3CEndpointReference
の作成中にエラーが発生した場合。 バグまたは機能を送信
詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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