インタフェース | 説明 |
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ErrorListener |
カスタマイズされたエラー処理を提供するには、このインタフェースを実装し、
setErrorListener メソッドを使用して、Transformer で実装のインスタンスを登録します。 |
Result |
このインタフェースを実装するオブジェクトには、変換結果ツリーを作成するのに必要な情報が含まれています。
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Source |
このインタフェースを実装するオブジェクトには、ソース入力 (XML ソースまたは変換命令) として動作するのに必要な情報が含まれています。
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SourceLocator |
このインタフェースは、XML ソースまたは変換命令内で発生したエラーの場所をレポートすることを主な目的としています。
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Templates |
このインタフェースを実装するオブジェクトは、処理された変換命令の実行時表現です。
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URIResolver |
このインタフェースを実装するオブジェクトは、document()、xsl:import、または xsl:include で使用される URI を Source オブジェクトに変換するプロセッサで呼び出すことができます。
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クラス | 説明 |
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OutputKeys |
Transformer の出力プロパティーを設定するために、あるいは Transformer または Templates オブジェクトから出力プロパティーを取り出すために使用できる文字列定数を提供します。
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Transformer |
この abstract クラスのインスタンスは、ソースツリーを結果ツリーに変換することができます。
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TransformerFactory |
TransformerFactory インスタンスを使用して、
Transformer および Templates オブジェクトを作成できます。 |
例外 | 説明 |
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TransformerConfigurationException |
重大な構成エラーを示します。
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TransformerException |
このクラスは、変換処理中に発生した例外状態を示します。
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エラー | 説明 |
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TransformerFactoryConfigurationError |
変換ファクトリの構成で問題が存在する場合にスローされます。
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このパッケージは、変換命令の処理、およびソースから結果への変換を実行するためのジェネリック API を定義します。これらのインタフェースは、SAX または DOM 標準に依存しておらず、変換のソースと結果の詳細に関する仮定をできるだけ少なくしています。Source
および Result
インタフェースを定義してこれを実現します。
ユーザーの具象クラスを定義するために、この API は、ルートレベルにあるインタフェースの特殊化を定義します。これらのインタフェースは、javax.xml.transform.sax
、javax.xml.transform.dom
、および javax.xml.transform.stream
にあります。
API により、具象 TransformerFactory
オブジェクトを static 関数 TransformerFactory.newInstance()
から作成できるようになります。
この API は、Source
および Result
と呼ばれる 2 つのインタフェースオブジェクトを定義します。Source および Result オブジェクトをインタフェースに渡すためには、具象クラスを使用する必要があります。StreamSource
および StreamResult
、SAXSource
および SAXResult
、および DOMSource
および DOMResult
の各オブジェクトに対して、3 つの具象表現が定義されます。これらのオブジェクトはそれぞれ FEATURE 文字列 (URL 形式) を定義します。この文字列を TransformerFactory.getFeature(java.lang.String)
に渡して、指定された型の Source または Result オブジェクトがサポートされているかどうかを確認できます。たとえば、DOMSource および StreamResult がサポートされているかどうかを判定するには、次のテストを行います。
TransformerFactory tfactory = TransformerFactory.newInstance();
if (tfactory.getFeature(DOMSource.FEATURE) && tfactory.getFeature(StreamResult.FEATURE)) {
...
}
「名前空間」は、XML オブジェクトを扱う際の問題領域を提示します。修飾名は XML マークアップの接頭辞が付いた名前として表示されます。接頭辞自体は識別情報を保持しません。接頭辞は識別情報を保持する URI にコンテキスト依存でマッピングされます。したがって、Java プログラム間で xyz:foo のような修飾名を渡す場合は、xyz を名前空間にマッピングする手段を提供する必要があります。
1 つの解決策は、名前空間 URI と、接頭辞およびローカル名を保持する Qname オブジェクトを作成することです。ただし、たとえばディクショナリオブジェクトのキーとして一意の文字列を使用する場合のように、これが常に最適の解決策であるとはかぎりません。文字列表現がないと、XML ドキュメントのコンテキスト外の名前空間で修飾された識別情報を指定することも困難になります。
Transformer
オブジェクトにプロパティーまたはパラメータを設定する場合など、名前空間で修飾された値を変換に渡すために、この仕様では String 型 qname オブジェクトパラメータは 2 部形式の文字列として渡されるように定義されます。つまり、中括弧 ({}) で囲まれた名前空間 URI のあとにローカル名が続きます。qname が null の URI を持つ場合、String オブジェクトにはローカル名だけが含まれます。アプリケーションは、名前の最初の文字が「{」文字であるかどうかを判定して、null でない URI を安全にチェックできます。
たとえば、<xyz:foo xmlns:xyz="http://xyz.foo.com/yada/baz.html"/> で定義された要素から URI とローカル名を取得した場合、修飾名は「{http://xyz.foo.com/yada/baz.html}foo」となります。接頭辞は失われます。
ストリームへの結果ツリーの直列化は、Transformer.setOutputProperties(java.util.Properties)
および Transformer.setOutputProperty(java.lang.String, java.lang.String)
メソッドを使用して制御できます。これらのプロパティーは、ストリーム結果にのみ適用され、結果が DOM ツリーまたは SAX イベントストリームの場合は、何の影響もありません。
xsl:output 属性の XSLT 仕様に一致する文字列は OutputKeys
クラスから参照できます。ほかの文字列も指定できます。変換が出力キーを認識しない場合、キー名が修飾された名前空間でないと、IllegalArgumentException
がスローされます。名前空間で修飾された出力キー名は、常に許可されていますが、実装によっては無視される場合があります。
ソースから結果への単純な恒等変換だけが必要な場合、TransformerFactory
は引数を指定せずに TransformerFactory.newTransformer()
メソッドを提供します。このメソッドは、ソースを結果に効果的にコピーする Transformer を作成します。このメソッドを使用して、SAX イベントからの DOM を作成するか、DOM または SAX イベントから XML または HTML ストリームを作成することができます。
変換 API は 3 つの型の特殊な例外をスローします。TransformerFactoryConfigurationError
は FactoryConfigurationError
に対応し、TransformerFactory での構成に問題が存在するとスローされます。通常、このエラーは、javax.xml.transform.TransformerFactory システムプロパティーを使用して指定された変換ファクトリクラスが見つからない、あるいはインスタンス化できない場合にスローされます。
何らかの理由で Transformer を作成できない場合は、TransformerConfigurationException
がスローされることがあります。変換命令に構文エラーがある場合、たとえば TransformerFactory.newTransformer(javax.xml.transform.Source)
が呼び出された場合は、TransformerConfigurationException がスローされることがあります。
TransformerException
は、変換の過程で発生する一般的な例外です。Transformer 例外は別の例外をラップすることができ、その発生時に TransformerException.printStackTrace()
メソッドのいずれかが呼び出されると、最新のものから始まるスタックダンプのリストを作成します。Transformer 例外はまた、エラーが発生したソースツリーまたは変換命令内の場所を示す SourceLocator
オブジェクトも提供します。TransformerException.getMessageAndLocation()
を呼び出して場所の情報を含むエラーメッセージを取得することができ、TransformerException.getLocationAsString()
を呼び出して場所の文字列だけを取得することができます。
変換の警告とエラーは、ErrorListener
に送られ、その時点でアプリケーションはエラーまたは警告をレポートするよう決定することができるほか、重大でないエラーの Exception
をスローするよう決定できます。ErrorListener
は、TransformerFactory.setErrorListener(javax.xml.transform.ErrorListener)
を介して変換命令の構文エラーに関係するエラーをレポートするように設定するか、Transformer.setErrorListener(javax.xml.transform.ErrorListener)
を介して変換時に発生するエラーをレポートするように設定できます。両方のオブジェクトの ErrorListener
は、アプリケーションによって設定されるか、プロセッサが提供するデフォルトの実装によって設定されるかにかかわらず、常に有効で、null
ではありません。プロセッサが提供するデフォルトの実装では、すべての警告とエラーが System.err
にレポートされ、Exception
がスローされません。アプリケーションでは警告とエラーの正常な動作を確保するため、ErrorListener
を登録して使用することを強くお勧めします。
この API は、スタイルシート命令内または変換内から参照される URI を呼び出し側アプリケーションで解決する手段を提供します。これは、その 1 つのメソッド、URIResolver.resolve(java.lang.String, java.lang.String)
を使用して URIResolver
インタフェースを実装するクラスを作成することにより実現でき、このクラスを使用して変換命令、あるいは TransformerFactory.setURIResolver(javax.xml.transform.URIResolver)
、または Transformer.setURIResolver(javax.xml.transform.URIResolver)
を使用した変換のために URI 解決を設定します。URIResolver.resolve
メソッドは 2 つの String 引数をとります。1 つは、スタイルシート命令内にある URI または変換プロセスの一部として構築された URI で、もう 1 つは、絶対 URI が必要な場合に最初の引数が絶対となるベース URI です。返された Source
オブジェクトは、その実装された機能で指定されているように、Transformer で使用可能である必要があります。
バグまたは機能を送信
詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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