javax.xml.crypto.dsig.dom

クラス DOMSignContext

java.lang.Object

javax.xml.crypto.dom.DOMCryptoContext

javax.xml.crypto.dsig.dom.DOMSignContext

すべての実装されたインタフェース:

XMLSignContext, XMLCryptoContext

public class DOMSignContext
extends DOMCryptoContext
implements XMLSignContext

DOM 固有の XMLSignContext。このクラスには、署名を生成したときに XMLSignature オブジェクトが整列化される DOM ツリーでの位置を指定する追加のメソッドが格納されます。

DOMSignContext インスタンスには、ともに使用される XML 署名構造に固有の情報および状態を格納できます。DOMSignContext が異なる署名構造 (たとえば、同じ DOMSignContext インスタンスを使用して 2 つの異なる XMLSignature オブジェクトに署名すべきでない) とともに使用された場合、予想外の結果となります。

導入されたバージョン:

1.6

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
DOMSignContext(Key signingKey, Node parent) 指定した署名鍵および親ノードで DOMSignContext を作成します。
DOMSignContext(Key signingKey, Node parent, Node nextSibling) 指定した署名鍵、親ノードおよび次の兄弟ノードで DOMSignContext を作成します。
DOMSignContext(KeySelector ks, Node parent) 指定した鍵セレクタおよび親ノードで DOMSignContext を作成します。
DOMSignContext(KeySelector ks, Node parent, Node nextSibling) 指定した鍵セレクタ、親ノードおよび次の兄弟ノードで DOMSignContext を作成します。

メソッドのサマリー

メソッド

修飾子と型	メソッドと説明
Node	getNextSibling() nextSibling ノードを返します。
Node	getParent() 親ノードを返します。
void	setNextSibling(Node nextSibling) 次の兄弟ノードを設定します。
void	setParent(Node parent) 親ノードを設定します。

クラス javax.xml.crypto.dom.DOMCryptoContext から継承されるメソッド

get, getBaseURI, getDefaultNamespacePrefix, getElementById, getKeySelector, getNamespacePrefix, getProperty, getURIDereferencer, iterator, put, putNamespacePrefix, setBaseURI, setDefaultNamespacePrefix, setIdAttributeNS, setKeySelector, setProperty, setURIDereferencer

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

インタフェース javax.xml.crypto.XMLCryptoContext から継承されるメソッド

get, getBaseURI, getDefaultNamespacePrefix, getKeySelector, getNamespacePrefix, getProperty, getURIDereferencer, put, putNamespacePrefix, setBaseURI, setDefaultNamespacePrefix, setKeySelector, setProperty, setURIDereferencer

コンストラクタの詳細

DOMSignContext

public DOMSignContext(Key signingKey,
              Node parent)

指定した署名鍵および親ノードで DOMSignContext を作成します。署名鍵は、getKeySelector メソッドによって返される singleton KeySelector に格納されます。setNextSibling メソッドを呼び出すことで次の兄弟ノードを指定しないかぎり、整列化された XMLSignature は指定した親ノードの最後の子要素として追加されます。

パラメータ:

signingKey - 署名鍵

parent - 親ノード

例外:

NullPointerException - signingKey または parent が null の場合

DOMSignContext

public DOMSignContext(Key signingKey,
              Node parent,
              Node nextSibling)

指定した署名鍵、親ノードおよび次の兄弟ノードで DOMSignContext を作成します。署名鍵は、getKeySelector メソッドによって返される singleton KeySelector に格納されます。整列化された XMLSignature は、指定した親ノードの子要素として、指定した次の兄弟ノードの直前に挿入されます。

パラメータ:

signingKey - 署名鍵

parent - 親ノード

nextSibling - 次の兄弟ノード

例外:

NullPointerException - signingKey、parent、または nextSibling が null の場合

DOMSignContext

public DOMSignContext(KeySelector ks,
              Node parent)

指定した鍵セレクタおよび親ノードで DOMSignContext を作成します。setNextSibling メソッドを呼び出すことで次の兄弟ノードを指定しないかぎり、整列化された XMLSignature は指定した親ノードの最後の子要素として追加されます。

パラメータ:

ks - 鍵セレクタ

parent - 親ノード

例外:

NullPointerException - ks または parent が null の場合

DOMSignContext

public DOMSignContext(KeySelector ks,
              Node parent,
              Node nextSibling)

指定した鍵セレクタ、親ノードおよび次の兄弟ノードで DOMSignContext を作成します。整列化された XMLSignature は、指定した親ノードの子要素として、指定した次の兄弟ノードの直前に挿入されます。

パラメータ:

ks - 鍵セレクタ

parent - 親ノード

nextSibling - 次の兄弟ノード

例外:

NullPointerException - ks、parent、または nextSibling が null の場合

メソッドの詳細

setParent

public void setParent(Node parent)

親ノードを設定します。

パラメータ:

parent - 親ノード。整列化された XMLSignature はこのノードの子要素として追加される。

例外:

NullPointerException - parent が null である場合

関連項目:

getParent()

setNextSibling

public void setNextSibling(Node nextSibling)

次の兄弟ノードを設定します。

パラメータ:

nextSibling - 次の兄弟ノード。整列化された XMLSignature はこのノードの直前に挿入される。現在の設定を削除する場合は null を指定する。

関連項目:

getNextSibling()

getParent

public Node getParent()

親ノードを返します。

戻り値:

親ノード。null にはならない

関連項目:

setParent(Node)

getNextSibling

public Node getNextSibling()

nextSibling ノードを返します。

戻り値:

nextSibling ノード、または指定されない場合は null。

関連項目:

setNextSibling(Node)