javax.xml.bind.util

クラス JAXBSource

java.lang.Object

javax.xml.transform.sax.SAXSource

javax.xml.bind.util.JAXBSource

すべての実装されたインタフェース:

Source

public class JAXBSource
extends SAXSource

JAXB 生成オブジェクトを整列化する JAXP Source 実装です。

このユーティリティークラスは、ほかの Java/XML テクノロジと JAXB を結合させる上で役立ちます。

次の例は、JAXB を使用して文書を整列化し、XSLT 変換を実行する方法を示します。

       MyObject o = // get JAXB content tree

       // jaxbContext is a JAXBContext object from which 'o' is created.
       JAXBSource source = new JAXBSource( jaxbContext, o );

       // set up XSLT transformation
       TransformerFactory tf = TransformerFactory.newInstance();
       Transformer t = tf.newTransformer(new StreamSource("test.xsl"));

       // run transformation
       t.transform(source,new StreamResult(System.out));
    

実装の詳細として、JAXBSource は SAXSource から派生しているという事実があります。そのため、アプリケーションでは一般的に、SAXSource に定義されているメソッドにアクセスしないことを強くお勧めします。特に、setXMLReader および setInputSource メソッドを呼び出さないでください。getXMLReader メソッドによって取得した XMLReader オブジェクトは、getInputSource メソッドによって返された InputSource オブジェクトを解析するためにのみ使用しなくてはいけません。

同様に、getInputSource メソッドによって取得した InputSource オブジェクトは、getXMLReader メソッドによって返された XMLReader オブジェクトによって解析されるためにのみ使用しなくてはいけません。

フィールドのサマリー

クラス javax.xml.transform.sax.SAXSource から継承されたフィールド

FEATURE

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
JAXBSource(JAXBContext context, Object contentObject) 指定されたコンテンツオブジェクトの新しい Source を作成します。
JAXBSource(Marshaller marshaller, Object contentObject) 指定されたコンテンツオブジェクトの新しい Source を作成します。

メソッドのサマリー

クラス javax.xml.transform.sax.SAXSource から継承されたメソッド

getInputSource, getSystemId, getXMLReader, setInputSource, setSystemId, setXMLReader, sourceToInputSource

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

JAXBSource

public JAXBSource(JAXBContext context,
          Object contentObject)
           throws JAXBException

指定されたコンテンツオブジェクトの新しい Source を作成します。

パラメータ:

context - contentObject の作成に使用された JAXBContext。このコンテキストは新しい marshaller インスタンスの作成に使用され、null は指定不可。

contentObject - JAXB 生成クラスのインスタンス。これは Source として使用される (それを XML に整列化することによって)。null は指定不可。

例外:

JAXBException - JAXBSource の作成中にエラーが発生した場合、またはいずれかのパラメータが null の場合。

JAXBSource

public JAXBSource(Marshaller marshaller,
          Object contentObject)
           throws JAXBException

指定されたコンテンツオブジェクトの新しい Source を作成します。

パラメータ:

marshaller - contentObject を XML に整列化するために使用される marshaller インスタンス。これは contentObject の構築に使用された JAXBContext から作成する必要があり、null は指定不可。

contentObject - JAXB 生成クラスのインスタンス。これは Source として使用される (それを XML に整列化することによって)。null は指定不可。

例外:

JAXBException - JAXBSource の作成中にエラーが発生した場合、またはいずれかのパラメータが null の場合。