Java™ Platform
Standard Edition 7

パッケージ javax.imageio.metadata

メタデータの読み込みおよび書き込みを処理する Java イメージ入出力 API のパッケージです。

参照: 説明

パッケージ javax.imageio.metadata の説明

メタデータの読み込みおよび書き込みを処理する Java イメージ入出力 API のパッケージです。

イメージを読み込む場合は、そのストリームごとおよびイメージごとのメタデータが IIOMetadata オブジェクトとして使用可能になります。このオブジェクトの内部は作成に使ったプラグインに固有です。その内容は、IIOMetadataNode オブジェクトのツリーとして実装される XML Document の形式でアクセスできます。

イメージを書き込む場合は、そのメタデータを IIOMetadata オブジェクトの定義または変更により設定することができます。このようなオブジェクトは、javax.imageio パッケージの ImageWriter または ImageTranscoder から取得することができます。このようなオブジェクトが取得されると、IIOMetadataNode で構成される Document を使用して、その内容を変更できます。ドキュメント形式は、必要に応じて、IIOMetadataFormat オブジェクトを使用して記述することができます。

XML Document に格納されるメタデータの形式は、IIOMetadataNode オブジェクトのツリーのルートノードとして表示される文字列によって識別されます。この文字列には、javax_imageio_jpeg_image_1.0 などのバージョン番号が含まれます。リーダーとライターは複数バージョンの同じ基本形式をサポートすることができ、イメージ入出力 API には、IIOMetadata オブジェクトの取得に使用されるメソッドまたはコンストラクタにこの文字列を渡して、使用するバージョンを指定できるメソッドがあります。場合によっては、新しいバージョンは、古いバージョンを想定して記述されたプログラムと厳密な互換性がないことがあります。この例については、下記の「JPEG メタデータの使用法に関する注記」の「ネイティブのメタデータ形式」のセクションを参照してください。

プラグインは、標準の (プラグインに依存しない) 形式のサポートを選択することができます。この形式は、メタデータの損失のないエンコーディングを提供できませんが、一般的な方法でメタデータの一部へのアクセスを可能にできます。

各標準プラグインは、損失なしでメタデータをエンコードする「ネイティブ」と呼ばれるメタデータ形式をサポートします。

導入されたバージョン:
1.4
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詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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