Java™ Platform
Standard Edition 7

パッケージ java.nio.charset

byte と Unicode 文字の相互変換を行うため、文字セット、デコーダ、およびエンコーダを定義します。

参照: 説明

パッケージ java.nio.charset の説明

byte と Unicode 文字の相互変換を行うため、文字セット、デコーダ、およびエンコーダを定義します。

クラス名

説明

Charset 文字とバイト間の指定された
マッピング
CharsetDecoder バイトから文字へのデコード
CharsetEncoder   文字からバイトへのエンコード
CoderResult   コーダーの結果の説明
CodingErrorAction   コーディングエラーが検出されたときに
実行するアクションの説明

文字セットは、「RFC 2278」で定義されている、16 ビット Unicode 文字シーケンスとバイトシーケンスとの間の指定マッピングです。デコーダは、特定の文字セットで表現されたバイトを文字に変換するエンジンです。エンコーダは、文字をバイトに変換するエンジンです。エンコーダとデコーダは、byte バッファーや char バッファーを操作します。この 2 つをまとめてコーダーと呼びます。

Charset クラスは、特定の文字セット用のコーダーを作成するメソッドや、文字セットに関連したさまざまな名前を取得するメソッドを定義します。さらに、特定の文字セットがサポートされているかどうかをテストする static メソッド、名前から文字セットのインスタンスを検索する static メソッド、現在の Java 仮想マシンでサポートされているすべての文字セットのマップを構築する static メソッドも定義します。

ほとんどのユーザーは、これらのクラスを直接使用する代わりに、String クラスにある既存の文字セット関連のコンストラクタおよびメソッドと、既存の InputStreamReader クラスおよび OutputStreamWriter クラスを使用します。これらの実装はすべて、このパッケージで定義されている文字セット機能を活用できるように作り直されました。特に、InputStreamReader クラスと OutputStreamWriter クラスには、そのインスタンスの構築時に明示的に文字セットオブジェクトを指定できるように、若干の変更が加えられています。

新しい文字セットのサポートを追加する場合は、java.nio.charset.spi パッケージの CharsetProvider クラスで定義されているインタフェースを使用します。

ほかで指定がない場合、null 引数をこのパッケージの任意のクラスまたはインタフェースのメソッドまたはコンストラクタへ渡すと、NullPointerException がスローされます。

導入されたバージョン:
1.4
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