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JavaTM Platform Standard Ed. 6 |
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概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object java.nio.Buffer java.nio.CharBuffer
public abstract class CharBuffer
文字バッファーです。
このクラスは、文字バッファーに対する操作を 4 つのカテゴリに分類します。
連続した char シーケンスをこのバッファーから配列へと転送する相対
メソッド一括 get
連続した char シーケンスを char 配列、文字列、またはその他の文字バッファーからこのバッファーへと転送する相対
メソッド 一括 put
文字バッファーを作成するには、バッファーのコンテンツに容量を割り当てる
操作を実行するか、
既存の char 配列や文字列をバッファー内に 割り当て
するか、または既存の byte バッファーの「ビュー」を作成します。
「ラップ」
byte バッファーと同様に、文字バッファーにも「ダイレクト」バッファーと「非ダイレクト」バッファーがあります。このクラスの wrap メソッドで作成された文字バッファーは非ダイレクトバッファーになります。byte バッファーのビューとして作成された文字バッファーは、byte バッファーがダイレクトバッファーである場合に限りダイレクトバッファーになります。文字バッファーがダイレクトバッファーであるかどうかは、isDirect
メソッドを呼び出すことで判断できます。
このクラスは CharSequence
インタフェースを実装しています。 このため、文字シーケンスが受け付けられる場所であればどこでも、文字バッファーを使用できます。 たとえば、正規表現のパッケージ java.util.regex
での使用が可能です。
このクラスのメソッドのうち戻り値を返さないものは、自身を呼び出したバッファーの情報を返します。これを応用して、メソッド呼び出しを連鎖させることができます。 たとえば、次のような連続した文があるとしましょう。
これらは、次の一文で置き換えられます。cb.put("text/"); cb.put(subtype); cb.put("; charset="); cb.put(enc);
cb.put("text/").put(subtype).put("; charset=").put(enc);
メソッドの概要 | |
---|---|
static CharBuffer |
allocate(int capacity)
新しい文字バッファーを割り当てます。 |
CharBuffer |
append(char c)
指定された文字をこのバッファーに追加します (オプション)。 |
CharBuffer |
append(CharSequence csq)
指定された文字シーケンスをこのバッファーに追加します (オプション)。 |
CharBuffer |
append(CharSequence csq,
int start,
int end)
指定された文字シーケンスのサブシーケンスをこのバッファーに追加します (オプション)。 |
char[] |
array()
現在のバッファーを補助する char 配列を返します (オプション)。 |
int |
arrayOffset()
現在のバッファーの補助配列内にある、このバッファーの最初の要素のオフセットを返します (オプション)。 |
abstract CharBuffer |
asReadOnlyBuffer()
現在のバッファーのコンテンツを共有する新しい読み込み専用文字バッファーを作成します。 |
char |
charAt(int index)
現在位置からの相対位置として指定されたインデックス位置にある文字を読み込みます。 |
abstract CharBuffer |
compact()
現在のバッファーを圧縮します (オプション)。 |
int |
compareTo(CharBuffer that)
現在のバッファーを別のバッファーと比較します。 |
abstract CharBuffer |
duplicate()
現在のバッファーのコンテンツを共有する新しい文字バッファーを作成します。 |
boolean |
equals(Object ob)
現在のバッファーが別のオブジェクトと等価であるかどうかを判断します。 |
abstract char |
get()
相対「get」メソッドです。 |
CharBuffer |
get(char[] dst)
相対一括「get」メソッドです。 |
CharBuffer |
get(char[] dst,
int offset,
int length)
相対一括「get」メソッドです。 |
abstract char |
get(int index)
絶対「get」メソッドです。 |
boolean |
hasArray()
現在のバッファーがアクセス可能な char 配列に連動するかどうかを判断します。 |
int |
hashCode()
現在のバッファーの現在のハッシュコードを返します。 |
abstract boolean |
isDirect()
現在の文字バッファーがダイレクトバッファーであるかどうかを判断します。 |
int |
length()
現在の文字バッファーのバッファー長を返します。 |
abstract ByteOrder |
order()
現在のバッファーのバイト順序を取得します。 |
abstract CharBuffer |
put(char c)
相対「put」メソッドです (オプション)。 |
CharBuffer |
put(char[] src)
相対一括「put」メソッドです (オプション)。 |
CharBuffer |
put(char[] src,
int offset,
int length)
相対一括「put」メソッドです (オプション)。 |
CharBuffer |
put(CharBuffer src)
相対一括「put」メソッドです (オプション)。 |
abstract CharBuffer |
put(int index,
char c)
絶対「put」メソッドです (オプション)。 |
CharBuffer |
put(String src)
相対一括「put」メソッドです (オプション)。 |
CharBuffer |
put(String src,
int start,
int end)
相対一括「put」メソッドです (オプション)。 |
int |
read(CharBuffer target)
指定された文字バッファーに文字列を読み込みます。 |
abstract CharBuffer |
slice()
現在のバッファーのコンテンツの共有のサブシーケンスをコンテンツとする新しい文字バッファーを作成します。 |
abstract CharSequence |
subSequence(int start,
int end)
現在のバッファーの指定されたサブシーケンス (現在位置からの相対位置) を表す新しい文字バッファーを作成します。 |
String |
toString()
現在のバッファー内に残っている文字を含む文字列を返します。 |
static CharBuffer |
wrap(char[] array)
char 配列をバッファーにラップします。 |
static CharBuffer |
wrap(char[] array,
int offset,
int length)
char 配列をバッファーにラップします。 |
static CharBuffer |
wrap(CharSequence csq)
文字シーケンスをバッファーにラップします。 |
static CharBuffer |
wrap(CharSequence csq,
int start,
int end)
文字シーケンスをバッファーにラップします。 |
クラス java.nio.Buffer から継承されたメソッド |
---|
capacity, clear, flip, hasRemaining, isReadOnly, limit, limit, mark, position, position, remaining, reset, rewind |
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド |
---|
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait |
メソッドの詳細 |
---|
public static CharBuffer allocate(int capacity)
新しいバッファーの位置は 0、リミットは容量と同じ値になります。 マークは定義されません。このバッファーは
を利用し、その補助配列
は 0 になります。
配列オフセット
capacity
- 新しいバッファーの容量 (文字数)
IllegalArgumentException
- capacity が負の整数である場合public static CharBuffer wrap(char[] array, int offset, int length)
新しいバッファーは指定された char 配列によって補助されます。 バッファーに変更を加えると配列も変更され、配列に変更を加えるとバッファーも変更されます。新しいバッファーの容量は array.length、位置は offset、リミットは offset + length になります。 マークは定義されません。指定された配列が
となり、その補助配列
は 0 になります。 配列オフセット
array
- 新しいバッファーを補助する配列offset
- 使用するサブ配列のオフセット。array.length 以下の負でない値でなければならない。新しいバッファーの位置は、この値に設定されるlength
- 使用するサブ配列の長さ。 array.length - offset 以下の負でない値でなければならない。新しいバッファーのリミットは、offset + length に設定される
IndexOutOfBoundsException
- offset パラメータと length パラメータの前提条件が満たされていない場合public static CharBuffer wrap(char[] array)
新しいバッファーは指定された char 配列によって補助されます。 バッファーに変更を加えると配列も変更され、配列に変更を加えるとバッファーも変更されます。新しいバッファーの容量とリミットは array.length、位置は 0 になります。 マークは定義されません。指定された配列が
となり、その補助配列
は 0 になります。 配列オフセット
array
- 現在のバッファーを補助する配列
public int read(CharBuffer target) throws IOException
Readable
内の read
target
- 文字列を読み込むバッファー
IOException
- 入出力エラーが発生した場合
NullPointerException
- target が null の場合
ReadOnlyBufferException
- target が読み取り専用バッファーの場合public static CharBuffer wrap(CharSequence csq, int start, int end)
新しい読み取り専用バッファーのコンテンツは、指定された文字シーケンスのコンテンツになります。バッファーの容量は csq.length()、位置は start、リミットは end になります。 マークは定義されません。
csq
- 作成される新しい文字バッファーの元になる文字シーケンスstart
- 使用される最初の文字を示すインデックス。 csq.length() 以下の負でない値でなければならない。新しいバッファーの位置は、この値に設定されるend
- 使用される最後の文字の次の文字を示すインデックス。start 以上、csq.length() 以下の値でなければならない。新しいバッファーのリミットは、この値に設定される
IndexOutOfBoundsException
- start パラメータと end パラメータの前提条件が満たされていない場合public static CharBuffer wrap(CharSequence csq)
新しい読み取り専用バッファーのコンテンツは、指定された文字シーケンスのコンテンツになります。新しいバッファーの容量とリミットは csq.length()、位置は 0 になります。 マークは定義されません。
csq
- 作成される新しい文字バッファーの元になる文字シーケンス
public abstract CharBuffer slice()
新しいバッファーのコンテンツは、現在のバッファーの現在位置から始まります。現在のバッファーのコンテンツに変更を加えると、その内容が新しいバッファーに反映されます。 新しいバッファーのコンテンツに変更を加えると、その内容が現在のバッファーに反映されます。 2 つのバッファーの位置、リミット、マークの値はそれぞれ異なります。
新しいバッファーの位置は 0、容量とリミットはこのバッファー内に残っている文字数になります。 マークは定義されません。新しいバッファーは、現在のバッファーがダイレクトバッファーである場合に限りダイレクトバッファーになります。 また、現在のバッファーが読み取り専用バッファーである場合に限り読み取り専用バッファーになります。
public abstract CharBuffer duplicate()
新しいバッファーのコンテンツは、現在のバッファーのコンテンツと同じになります。現在のバッファーのコンテンツに変更を加えると、その内容が新しいバッファーに反映されます。 新しいバッファーのコンテンツに変更を加えると、その内容が現在のバッファーに反映されます。 2 つのバッファーの位置、リミット、マークの値はそれぞれ異なります。
新しいバッファーの容量、リミット、位置、マークの値は、現在のバッファーの対応する値と同じになります。新しいバッファーは、現在のバッファーがダイレクトバッファーである場合に限りダイレクトバッファーになります。 また、現在のバッファーが読み取り専用バッファーである場合に限り読み取り専用バッファーになります。
public abstract CharBuffer asReadOnlyBuffer()
新しいバッファーのコンテンツは、現在のバッファーのコンテンツと同じになります。現在のバッファーのコンテンツに変更を加えると、その内容が新しいバッファーに反映されます。 しかし、新しいバッファー自体は読み取り専用であり、その共有コンテンツを変更することはできません。2 つのバッファーの位置、リミット、マークの値はそれぞれ異なります。
新しいバッファーの容量、リミット、位置、マークの値は、現在のバッファーの対応する値と同じになります。
現在のバッファーが読み取り専用の場合、このメソッドの動作は duplicate
メソッドとまったく同じになります。
public abstract char get()
BufferUnderflowException
- バッファーの現在位置がリミット以上である場合public abstract CharBuffer put(char c)
バッファーの現在位置に指定された文字を書き込み、現在位置の値を増加します。
c
- 書き込まれる文字
BufferOverflowException
- 現在のバッファーの現在位置がリミット以上である場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public abstract char get(int index)
index
- 文字の読み込み位置を示すインデックス
IndexOutOfBoundsException
- index が負の数である場合、またはバッファーのリミット以上である場合public abstract CharBuffer put(int index, char c)
現在のバッファーの指定されたインデックス位置に指定された文字を書き込みます。
index
- 文字の書き込み先を示すインデックスc
- 書き込まれる文字
IndexOutOfBoundsException
- index が負の数である場合、またはバッファーのリミット以上である場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public CharBuffer get(char[] dst, int offset, int length)
このメソッドは、現在のバッファーから指定された配列へ文字を転送します。このバッファー内に残っている文字数が要求に満たない場合 (つまり、length > remaining() である場合)、文字は一切転送されず、BufferUnderflowException
がスローされます。
それ以外の場合、このメソッドは、現在のバッファーの現在位置から length 文字を指定された配列の指定されたオフセット位置へコピーします。そのたびに、現在のバッファーの位置が length ずつ増加します。
このメソッドを src.get(dst, off, len) の形式で呼び出すと、次のループとまったく同じ結果になります。
for (int i = off; i < off + len; i++) dst[i] = src.get();ただし、現在のバッファー内に残っている文字数が十分であることを最初に確認する動作は、このメソッド固有です。 また、このメソッドのほうがループよりも効率的です。
dst
- 文字の書き込み先となる配列offset
- 最初の文字の書き込み先となる配列内のオフセット。dst.length 以下の負でない値でなければならないlength
- 指定された配列に書き込まれる最大文字数。dst.length - offset 以下の負でない値でなければならない
BufferUnderflowException
- 現在のバッファー内に残っている文字数が length よりも少ない場合
IndexOutOfBoundsException
- offset パラメータと length パラメータの前提条件が満たされていない場合public CharBuffer get(char[] dst)
このメソッドは、現在のバッファーから指定された配列へ文字を転送します。このメソッドを src.get(a) の形式で呼び出すと、次の呼び出しと同じ結果になります。
src.get(a, 0, a.length)
BufferUnderflowException
- 現在のバッファー内に残っている文字数が length よりも少ない場合public CharBuffer put(CharBuffer src)
このメソッドは、指定されたソースバッファー内に残っている文字 をこのバッファーへ転送します。ソースバッファー内に残っている文字数がこのバッファー内に残っている文字数よりも多い場合 (つまり、src.remaining() > remaining() である場合)、文字は一切転送されず、BufferOverflowException
がスローされます。
それ以外の場合、このメソッドは、指定されたバッファーの現在位置から現在のバッファーの現在位置へ n = src.remaining() 文字をコピーします。そのたびに、両方のバッファーの位置が n ずつ増加します。
このメソッドを dst.put(src) の形式で呼び出すと、次のループとまったく同じ結果になります。
while (src.hasRemaining()) dst.put(src.get());ただし、現在のバッファー内に十分な容量があることを最初に確認する動作は、このメソッドに固有です。 また、このメソッドのほうがループよりもずっと効率的です。
src
- 文字の読み込み先となるソースバッファー (現在のバッファー以外)
BufferOverflowException
- 現在のバッファーに、ソースバッファー内に残っている文字を格納できるだけの容量がない場合
IllegalArgumentException
- ソースバッファーとして現在のバッファーを指定した場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public CharBuffer put(char[] src, int offset, int length)
このメソッドは、指定されたソース配列からこのバッファーへ文字を転送します。配列からコピーする文字数がこのバッファー内に残っている文字数より多い場合 (つまり、length > remaining() である場合)、文字は一切転送されず、BufferOverflowException
がスローされます。
それ以外の場合、このメソッドは、指定された配列の指定されたオフセット位置から現在のバッファーの現在位置へ length 文字をコピーします。そのたびに、現在のバッファーの位置が length ずつ増加します。
このメソッドを dst.put(src, off, len) の形式で呼び出すと、次のループとまったく同じ結果になります。
for (int i = off; i < off + len; i++) dst.put(a[i]);ただし、現在のバッファー内に十分な容量があることを最初に確認する動作は、このメソッドに固有です。 また、このメソッドのほうがループよりもずっと効率的です。
src
- 文字の読み込み先となる配列offset
- 最初の文字の読み込み先となる配列内のオフセット。array.length 以下の負でない値でなければならないlength
- 指定された配列から読み取られる文字数。array.length - offset 以下の負でない値でなければならない
BufferOverflowException
- 現在のバッファー内に残っている容量が不足している場合
IndexOutOfBoundsException
- offset パラメータと length パラメータの前提条件が満たされていない場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public final CharBuffer put(char[] src)
このメソッドは、ソースとなる指定された char 配列のコンテンツ全体を現在のバッファーへ転送します。このメソッドを dst.put(a) の形式で呼び出すと、次の呼び出しと同じ結果になります。
dst.put(a, 0, a.length)
BufferOverflowException
- 現在のバッファー内に残っている容量が不足している場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public CharBuffer put(String src, int start, int end)
このメソッドは、指定された文字列から現在のバッファーへ文字を転送します。文字列からコピーする文字数が現在のバッファー内に残っている文字数より多い場合 (end - start > remaining())、文字は一切転送されず、BufferOverflowException
がスローされます。
それ以外の場合、このメソッドは、指定された文字列の start インデックスから現在のバッファーの現在位置へ n = end - start 文字をコピーします。そのたびに、現在のバッファーの位置が n ずつ増加します。
このメソッドを dst.put(src, start, end) の形式で呼び出すと、次のループとまったく同じ結果になります。
for (int i = start; i < end; i++) dst.put(src.charAt(i));ただし、現在のバッファー内に十分な容量があることを最初に確認する動作は、このメソッドに固有です。 また、このメソッドのほうがループよりもずっと効率的です。
src
- 文字の読み込み先となる文字列start
- 最初の文字の読み込み先となる文字列内のオフセット。string.length 以下の負でない値でなければならないend
- 最後の文字の読み込み先となる文字列内のオフセット + 1。string.length 以下の負でない数でなければならない
BufferOverflowException
- 現在のバッファー内に残っている容量が不足している場合
IndexOutOfBoundsException
- start パラメータと end パラメータの前提条件が満たされていない場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public final CharBuffer put(String src)
このメソッドは、指定されたソース文字列のコンテンツ全体を現在のバッファーへ転送します。このメソッドを dst.put(s) の形式で呼び出すと、次の呼び出しと同じ結果になります。
dst.put(s, 0, s.length())
BufferOverflowException
- 現在のバッファー内に残っている容量が不足している場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public final boolean hasArray()
このメソッドの戻り値が true であれば、array
メソッドおよび arrayOffset
メソッドを安全に呼び出すことができます。
Buffer
内の hasArray
public final char[] array()
現在のバッファーのコンテンツに変更を加えると、返される配列のコンテンツも変更されます。その逆も同様です。
このメソッドを呼び出す前に hasArray
メソッドを呼び出し、現在のバッファーがアクセス可能な補助配列を持っていることを確認します。
Buffer
内の array
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが配列に連動しており、しかも読み込み専用である場合
UnsupportedOperationException
- 現在のバッファーがアクセス可能な配列を利用しない場合public final int arrayOffset()
現在のバッファーが配列に連動していれば、その位置 p が配列のインデックス p + arrayOffset() と一致します。
このメソッドを呼び出す前に hasArray
メソッドを呼び出し、現在のバッファーがアクセス可能な補助配列を持っていることを確認します。
Buffer
内の arrayOffset
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが配列に連動しており、しかも読み込み専用である場合
UnsupportedOperationException
- 現在のバッファーがアクセス可能な配列を利用しない場合public abstract CharBuffer compact()
バッファーの現在位置からリミットまでの間に文字が存在する場合、これらをバッファーの先頭にコピーします。つまり、インデックス位置 p = position() の文字がインデックス 0 にコピーされ、インデックス位置 p + 1 の文字がインデックス 1 にコピーされるということです。 インデックス位置 limit() - 1 の文字がインデックス n = limit() - 1 - p にコピーされるまで、同様の処理が繰り返されます。最終的にバッファーの位置は n+1 に設定され、リミットは容量の値と等しくなります。マークは破棄されます。
バッファーの位置は、0 ではなく、コピーされる文字数と等しくなります。 したがって、このメソッドを呼び出したあと、すぐに別の相対「put」メソッドを呼び出すことができます。
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public abstract boolean isDirect()
Buffer
内の isDirect
public int hashCode()
文字バッファーのハッシュコードは、バッファー内に残っている要素、すなわち position() 〜 limit() - 1 の要素だけに依存します。
バッファーのハッシュコードはコンテンツ依存型です。 今後バッファーのコンテンツが変更されないことが明らかでないかぎり、バッファーをハッシュマップその他のデータ構造のキーとして使用することは避けてください。
Object
内の hashCode
Object.equals(java.lang.Object)
,
Hashtable
public boolean equals(Object ob)
2 つの文字バッファーは、次の場合にかぎり等価です。
要素の型が同じである
バッファー内に残っている要素数が同じである
バッファー内に残っている要素のシーケンス (開始位置とは無関係) が各点で等しい (pointwise equal)
文字バッファーが、その他の型のオブジェクトと等価になることはありません。
Object
内の equals
ob
- 現在のバッファーと比較するオブジェクト
Object.hashCode()
,
Hashtable
public int compareTo(CharBuffer that)
2 つの文字バッファーを比較する際は、残りの要素のシーケンスが辞書順に比較されます。このとき、双方のバッファー内に残っている各シーケンスの開始位置は考慮されません。
文字バッファーとその他の型のオブジェクトを比較することはできません。
Comparable<CharBuffer>
内の compareTo
that
- the object to be compared.
public String toString()
また、結果として得られる文字列の最後の文字は、インデックス位置 limit() - 1 にある文字列になります。 このメソッドを呼び出しても、バッファーの現在位置は変わりません。
CharSequence
内の toString
Object
内の toString
public final int length()
文字シーケンスとして見た場合、文字バッファーのバッファー長 (文字数) は、位置の値以上、リミットの値より小さい値になります。 この値は remaining() と等価です。
CharSequence
内の length
public final char charAt(int index)
CharSequence
内の charAt
index
- 読み取られる文字のインデックス (現在位置からの相対位置)。この値は remaining() 以下の負でない値でなければならない
IndexOutOfBoundsException
- index の前提条件が満たされていない場合public abstract CharSequence subSequence(int start, int end)
新しいバッファーは、現在のバッファーのコンテンツを共有します。 つまり、現在のバッファーのコンテンツが変更可能である場合、一方のバッファーに変更を加えると他方のバッファーも変更されます。 新しいバッファーの容量は現在のバッファーの容量と同じになります。新しいバッファーの位置は position() + start、リミットは position() + end になります。新しいバッファーは、現在のバッファーがダイレクトバッファーである場合に限りダイレクトバッファーになります。 また、現在のバッファーが読み取り専用バッファーである場合に限り読み取り専用バッファーになります。
CharSequence
内の subSequence
start
- サブシーケンス内の最初の文字を示すインデックス (現在位置からの相対位置)。remaining() 以下の負でない値でなければならないend
- サブシーケンス内の最後の文字を示すインデックス (現在位置からの相対位置)。start 以上 remaining() 以下の値でなければならない
IndexOutOfBoundsException
- start パラメータと end パラメータの前提条件が満たされていない場合public CharBuffer append(CharSequence csq)
このメソッドを dst.append(csq) の形式で呼び出した場合、次の呼び出しと同じ結果が得られます。
dst.put(csq.toString())
文字シーケンス csq に対する toString の指定に応じて、シーケンス全体が追加されないこともあります。たとえば、文字バッファーの toString
メソッドを呼び出した場合、そのバッファーの位置とリミットによって決まる内容を持つサブシーケンスが返されます。
Appendable
内の append
csq
- 追加される文字シーケンス。csq が null である場合、この文字バッファーに null の 4 文字が追加される
BufferOverflowException
- 現在のバッファー内に残っている容量が不足している場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public CharBuffer append(CharSequence csq, int start, int end)
csq が null でないときに、このメソッドを dst.append(csq, start, end) の形式で呼び出した場合、次の呼び出しと同じ結果が得られます。
dst.put(csq.subSequence(start, end).toString())
Appendable
内の append
csq
- サブシーケンスの追加元の文字シーケンス。csq が null であれば、csq に「null」という 4 文字が含まれているかのように追加されるstart
- サブシーケンスの最初の文字のインデックスend
- サブシーケンスの最後の文字のあとに続く文字のインデックス
BufferOverflowException
- 現在のバッファー内に残っている容量が不足している場合
IndexOutOfBoundsException
- start または end が負の値の場合、start が end より大きい場合、または end が csq.length() より大きい場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public CharBuffer append(char c)
このメソッドを dst.append(c) の形式で呼び出した場合、次の呼び出しと同じ結果が得られます。
dst.put(c)
Appendable
内の append
c
- 追加される 16 ビット文字
BufferOverflowException
- 現在のバッファー内に残っている容量が不足している場合
ReadOnlyBufferException
- 現在のバッファーが読み込み専用バッファーである場合public abstract ByteOrder order()
割り当てまたは既存の char 配列のラップによって作成された文字バッファーのバイト順序は、基本となるハードウェアの
と同じになります。byte バッファーのビューとして作成された文字バッファーのバイト順序は、ビューを作成した時点の byte バッファーのバイト順序と同じになります。 ネイティブのバイト順序
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JavaTM Platform Standard Ed. 6 |
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前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
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