|
JavaTM Platform Standard Ed. 6 |
|||||||||
前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object java.awt.Component java.awt.Button
public class Button
このクラスはラベル付きボタンを生成します。アプリケーションは、ボタンが押されたときにアクションが実行されるようにすることができます。このイメージは、Solaris オペレーティングシステムで表示される Quit
ボタンの 3 つのビューを表します。
1 番目のビューは通常の状態のボタンを示します。2 番目のビューは入力フォーカスがあるときのボタンを示します。ボタンの輪郭は暗くなり、アクティブなオブジェクトであることをユーザーに示します。3 番目のビューは、ユーザーがボタンの上でマウスをクリックし、アクションの実行を要求したときのボタンを示します。
マウスを使ってボタンをクリックするジェスチャーは、マウスがボタン上で押されて離されたときに送信される ActionEvent
のインスタンスに関連付けられています。いつボタンが押されたかの通知は必要であるが、いつ離されたかの通知は必要でない場合、アプリケーションは、独立した動作として processMouseEvent
を特殊化することも、addMouseListener
を呼び出すことによりマウスイベントのリスナーとして自身を登録することもできます。これらのメソッドは両方とも、すべてのコンポーネントの抽象スーパークラスである Component
によって定義されます。
ボタンが押されて離されると、AWT はボタンの processEvent
を呼び出すことにより、ボタンに ActionEvent
のインスタンスを送ります。ボタンの processEvent
メソッドはそのボタンのすべてのイベントを受け取ります。 ボタンは自身の processActionEvent
メソッドを呼び出すことによってアクションイベントを渡します。processActionEvent
メソッドはこのボタンによって生成されるアクションイベントの通知を対象として登録されているアクションリスナーにアクションイベントを渡します。
押されて離されるボタンに基づいてアクションを実行する場合、アプリケーションは、ActionListener
を実装し、ボタンの addActionListener
メソッドを呼び出すことにより、このボタンからイベントを受け取るように新しいリスナーを登録する必要があります。アプリケーションはボタンのアクションコマンドをメッセージプロトコルとして使用します。
ActionEvent
,
ActionListener
,
Component.processMouseEvent(java.awt.event.MouseEvent)
,
Component.addMouseListener(java.awt.event.MouseListener)
,
直列化された形式入れ子のクラスの概要 | |
---|---|
protected class |
Button.AccessibleAWTButton
このクラスは Button クラス用のユーザー補助機能のサポートを実装しています。 |
クラス java.awt.Component から継承された入れ子のクラス/インタフェース |
---|
Component.AccessibleAWTComponent, Component.BaselineResizeBehavior, Component.BltBufferStrategy, Component.FlipBufferStrategy |
フィールドの概要 |
---|
クラス java.awt.Component から継承されたフィールド |
---|
BOTTOM_ALIGNMENT, CENTER_ALIGNMENT, LEFT_ALIGNMENT, RIGHT_ALIGNMENT, TOP_ALIGNMENT |
インタフェース java.awt.image.ImageObserver から継承されたフィールド |
---|
ABORT, ALLBITS, ERROR, FRAMEBITS, HEIGHT, PROPERTIES, SOMEBITS, WIDTH |
コンストラクタの概要 | |
---|---|
Button()
そのラベルの空の文字列を持つボタンを構築します。 |
|
Button(String label)
指定されたラベルを持つボタンを構築します。 |
メソッドの概要 | ||
---|---|---|
void |
addActionListener(ActionListener l)
このボタンからアクションイベントを受け取るために、指定されたアクションリスナーを追加します。 |
|
void |
addNotify()
ボタンのピアを構築します。 |
|
AccessibleContext |
getAccessibleContext()
この Button に関連付けられる AccessibleContext を取得します。 |
|
String |
getActionCommand()
このボタンでトリガーされるアクションイベントのコマンド名を返します。 |
|
ActionListener[] |
getActionListeners()
このボタンに登録されているすべてのアクションリスナーの配列を返します。 |
|
String |
getLabel()
ボタンのラベルを返します。 |
|
|
getListeners(Class<T> listenerType)
この Button に FooListener として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。 |
|
protected String |
paramString()
この Button の状態を表す文字列を返します。 |
|
protected void |
processActionEvent(ActionEvent e)
このボタンで発生するアクションイベントを、登録されている ActionListener オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。 |
|
protected void |
processEvent(AWTEvent e)
このボタンに関するイベントを処理します。 |
|
void |
removeActionListener(ActionListener l)
このボタンからアクションイベントを受け取らないように、指定されたアクションリスナーを削除します。 |
|
void |
setActionCommand(String command)
このボタンによってトリガーされるアクションイベントのコマンド名を設定します。 |
|
void |
setLabel(String label)
ボタンのラベルを、指定された文字列に設定します。 |
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド |
---|
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait |
コンストラクタの詳細 |
---|
public Button() throws HeadlessException
HeadlessException
- GraphicsEnvironment.isHeadless() が true を返す場合GraphicsEnvironment.isHeadless()
public Button(String label) throws HeadlessException
label
- ボタンの文字列ラベル。ラベルがない場合は null
HeadlessException
- GraphicsEnvironment.isHeadless() が true を返す場合GraphicsEnvironment.isHeadless()
メソッドの詳細 |
---|
public void addNotify()
Component
内の addNotify
Toolkit.createButton(java.awt.Button)
,
Component.getToolkit()
public String getLabel()
null
setLabel(java.lang.String)
public void setLabel(String label)
label
- 新しいラベル。ボタンにラベルがない場合は null
getLabel()
public void setActionCommand(String command)
command
- ボタンのアクションコマンド設定に使用される文字列文字列が null
の場合、アクションコマンドはボタンのラベルと一致するように設定されるActionEvent
public String getActionCommand()
null
(デフォルト) の場合、このメソッドはボタンのラベルを返します。
public void addActionListener(ActionListener l)
AWT スレッドモデルの詳細については、「AWT Threading Issues」を参照してください。
l
- アクションリスナーremoveActionListener(java.awt.event.ActionListener)
,
getActionListeners()
,
ActionListener
public void removeActionListener(ActionListener l)
AWT スレッドモデルの詳細については、「AWT Threading Issues」を参照してください。
l
- アクションリスナーaddActionListener(java.awt.event.ActionListener)
,
getActionListeners()
,
ActionListener
public ActionListener[] getActionListeners()
ActionListener
、または現在アクションリスナーが登録されていない場合は空の配列addActionListener(java.awt.event.ActionListener)
,
removeActionListener(java.awt.event.ActionListener)
,
ActionListener
public <T extends EventListener> T[] getListeners(Class<T> listenerType)
Button
に FooListener
として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。FooListener
は、addFooListener
メソッドを使用して登録します。
FooListener.class
といったクラスリテラルを使用して、listenerType
引数を指定できます。たとえば、このアクションリスナーに対する Button
b
の照会は次のコードで行います。
ActionListener[] als = (ActionListener[])(b.getListeners(ActionListener.class));このようなリスナーがない場合は空の配列を返します。
Component
内の getListeners
listenerType
- 要求されるリスナーの型。java.util.EventListener
の下位インタフェースを指定
FooListener
として登録されているすべてのオブジェクトの配列。またはそのようなリスナーが追加されていない場合は空の配列
ClassCastException
- listenerType
が java.util.EventListener
を実装するクラスまたはインタフェースを指定しない場合getActionListeners()
protected void processEvent(AWTEvent e)
ActionEvent
のインスタンスである場合、このメソッドは processActionEvent
メソッドを呼び出します。そうでない場合はスーパークラスの processEvent
を呼び出します。 イベントパラメータが null
の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。
Component
内の processEvent
e
- イベントActionEvent
,
processActionEvent(java.awt.event.ActionEvent)
protected void processActionEvent(ActionEvent e)
ActionListener
オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
このボタンに対してアクションイベントが使用可能でない場合、このメソッドは呼び出されません。アクションイベントは、次のどちらかの場合に使用可能になります。
ActionListener
オブジェクトが addActionListener
によって登録されている
enableEvents
によってアクションイベントが使用可能になっている
イベントパラメータが null
の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。
e
- アクションイベントActionListener
,
addActionListener(java.awt.event.ActionListener)
,
Component.enableEvents(long)
protected String paramString()
Button
の状態を表す文字列を返します。このメソッドはデバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なります。返される文字列は空の場合がありますが、null
にはなりません。
Component
内の paramString
public AccessibleContext getAccessibleContext()
Button
に関連付けられる AccessibleContext
を取得します。AccessibleContext
はボタンのフォームを AccessibleAWTButton
から取得します。必要な場合は新しい AccessibleAWTButton
インスタンスを生成します。
Accessible
内の getAccessibleContext
Component
内の getAccessibleContext
Button
の AccessibleContext
として機能する AccessibleAWTButton
|
JavaTM Platform Standard Ed. 6 |
|||||||||
前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。