CKSUM

Section: User Commands (1)
Updated: 7 October 2002
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名前

cksum - CRC チェックサムとバイト数を表示する  

書式

cksum [FILE...]

cksum [--help] [--version]  

説明

cksum コマンドは、引数に与えられた FILE それぞれの CRC チェックサムを計算する。 FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が `-' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。

何らかの引数を与えられた場合は、 chsum はファイル毎の CRC チェックサムと、ファイルのバイト数、ファイル名を表示する。

cksum コマンドの良く用いられる場面は、信頼度の低い手段 (netnews など) を使ってファイルの転送を行った場合などである。 受信したファイルに対する cksum の出力と、転送元での cksum の出力 (通常配布に付属してくる) を比べて、 データが壊れていないことを確認するために使う。

CRC (cyclic redundancy check) の算出アルゴリズムは、 POSIX.2 規格で規定されている。これは BSD 系や System V 系の sum(1) アルゴリズムとは互換性がない。 CRC のほうがより信頼性が高い。  

オプション

--help
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
--version
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
 

注意

プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。


 

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