SUM

Section: User Commands (1)
Updated: 7 October 2002
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名前

sum - チェックサムとブロック数を表示する  

書式

sum [-rs] [--sysv] [FILE...]

sum [--help] [--version]  

説明

sum は引数に与えられた各 FILE の 16 ビットチェックサムを計算して表示する。 FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が `-' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。

sumFILE それぞれのチェックサムとブロック数 (切り上げ) を表示する。 デフォルトでは、2 つ以上の FILE が引数に指定されると、ファイル名も表示する。

GNUの sum は、デフォルトで BSD sum と互換性のあるアルゴリズムでチェックサムを計算し、 1024 バイトのブロック単位でファイルのサイズを表示する。  

オプション

-r
デフォルトの (BSD 互換の) アルゴリズムをチェックサムの計算に使う。 このオプションは System V の sum との互換性のためにある。 -s オプションを同時に指定しない限り、何も起きない。
-s, --sysv
チェックサムの計算に System V の sum と互換のアルゴリズムを用い、 512 バイトのブロック単位でファイルのサイズを表示する。
--help
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
--version
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
 

注意

プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。


 

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