WCTOB
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-09-15
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名前
wctob - ワイド文字のシングルバイト表現を試みる
 
書式
#include <wchar.h>
int wctob(wint_t c);
 
説明
wctob()  関数は、ワイド文字 c のマルチバイト表現(初期状態で開
始)がシングルバイト文字だけでできているかどうかを調べる。もしそうであ れば、これを unsigned char 型として返す。
この関数は決して使わないこと。この関数は国際化プログラムを書く上では役 に立たない。国際化されたプログラムでは、シングルバイト文字とマルチバイト
文字を区別してはならない。
 
返り値
wctob() 関数は、 c のシングルバイト表現が存在すれば、その表現を返す。存在しなければ EOF を返す。
 
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
| インターフェース | 属性 | 値
  | 
| 
wctob()
 | Thread safety | MT-Safe
  | 
 
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C99.
 
注意
wctob()  の動作は、現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリーに依存する。
この関数は決して使うべきではない。国際化プログラムでは、シングルバイト 文字とマルチバイト文字を区別してはならない。代わりに、 wctomb(3)
か、スレッドセーフな wcrtomb(3)  を使うこと。
 
関連項目
btowc(3), wcrtomb(3), wctomb(3)
 
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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- 名前
 - 
 - 書式
 - 
 - 説明
 - 
 - 返り値
 - 
 - 属性
 - 
 - 準拠
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 - 注意
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 - 関連項目
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 - この文書について
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