public interface JoinRowSet extends WebRowSet
JoinRowSet
インタフェースは、異なったRowSet
オブジェクトの関連データを、SQL JOIN
を表す1つのJoinRowSet
オブジェクトにまとめるメカニズムを提供します。つまり、JoinRowSet
オブジェクトは、SQL JOIN
関係を形成するRowSet
オブジェクトからのデータのコンテナとして動作します。
Joinable
インタフェースは、SQL JOIN
関係確立の基盤となる一致列の設定、取得、および設定解除のメソッドを提供します。または、一致列はJointRowSet
のaddRowSet
メソッドの適切なバージョンを指定することによっても設定できます。
RowSet
オブジェクト(CachedRowSet
オブジェクトと、CachedRowSet
インタフェースを拡張する実装)は、データ・ソースに再接続する手間なしで、RowSet
オブジェクト間にSQL JOIN
を確立する標準の方法を持ちません。JoinRowSet
インタフェースは、このニーズに対応するために設計されています。
JoinRowSet
オブジェクトにRowSet
オブジェクトを追加して、SQL JOIN
関係を構成できます。つまり、RowSet
オブジェクトは、接続されている場合でも未接続の場合でも、JOIN
を構成することができます。接続環境で動作するRowSet
オブジェクト(JdbcRowSet
オブジェクト)は、すでに接続しているデータベースを使って、表間に直接SQL JOIN
関係を確立することをお勧めします。しかし、必要に応じて、JoinRowSet
オブジェクトにJdbcRowSet
オブジェクトを追加することもできます。
単一のSQL JOIN
に関連付けられるJoinRowSet
のインスタンスであれば、任意の数のRowSet
オブジェクトをそのインスタンスに追加できます。定義によると、SQL JOIN
文は、複数のリレーショナル・データベース・テーブルに格納されたデータを、共通の属性に基づいてまとめるために使用されます。Joinable
インタフェースは、一致列の設定により共通属性を作成するメソッドを提供します。一致列は、一般的に主キーと一致しますが、必ずしも一致列が主キーと同一である必要はありません。列の一致を確立し、適用することで、JoinRowSet
オブジェクトは、使用可能なリレーショナル・データベースを使用せずに、RowSet
オブジェクト間にJOIN
関係を確立します。
確立されるJOIN
の型は、setJoinType
メソッドを使ってJoinRowSet
定数を1つ設定することで決定されます。次のSQL JOIN
型を設定できます。
CROSS_JOIN
FULL_JOIN
INNER_JOIN
- JOIN
型が設定されていない場合のデフォルト
LEFT_OUTER_JOIN
RIGHT_OUTER_JOIN
JOIN
は自動的に内部結合になります。JoinRowSet
インタフェースのフィールドのコメントに、標準SQL JOIN
型であるこれらのJOIN
型が説明されています。
JoinRowSet
オブジェクトによるJOIN
の作成JoinRowSet
オブジェクトの作成時には、このオブジェクトは空の状態です。最初に追加されたRowSet
オブジェクトがJOIN
関係の基盤になります。アプリケーションでは、JoinRowSet
オブジェクトに追加する各RowSet
オブジェクトのどの列を一致列にするかを決定する必要があります。すべてのRowSet
オブジェクトに一致列が格納され、各一致列の値は、ほかの一致列の値と比較可能な値である必要があります。列には同じ名前を付けることが多いですが、その必要はなく、比較可能なデータ型であれば、まったく同じデータ型を格納する必要もありません。
一致列は、次の2とおりの方法で設定できます。
Joinable
のsetMatchColumn
メソッドの呼出しによる設定。RowSet
オブジェクトをJoinRowSet
オブジェクトに追加する前に一致列を設定できる唯一の方法です。setMatchColumn
メソッドを使用するには、RowSet
オブジェクトがJoinable
インタフェースを実装している必要があります。一致列値を設定したら、このメソッドを使用して、いつでも一致列をリセットできます。
JoinRowSet
のaddRowSet
メソッドのいずれかのバージョンの呼出しによる設定。addRowSet
メソッドのうち4つは、一致列をパラメータに取ります。これらの4つのメソッドは、RowSet
オブジェクトがJoinRowSet
オブジェクトへ追加されるときに、一致列を設定またはリセットします。
次のコードの抜粋では、JoinRowSet
オブジェクトに2つのCachedRowSet
オブジェクトを追加します。この例では、SQL JOIN
型ではなく、デフォルトのJOIN
型であるINNER_JOINが確立されている点に注目してください。
次のコードの抜粋では、表EMPLOYEES
(最初の列EMP_ID
が一致列に設定されている)が、JoinRowSet
オブジェクトjrsに追加されます。続いて、表ESSP_BONUS_PLAN
(一致列は同じくEMP_ID
列)が追加されます。この2番目の表がjrsに追加されるとき、追加されるのは、表EMPLOYEES
内のEMP_ID
値に一致したEMP_ID
値を持つESSP_BONUS_PLAN
内の列だけです。この場合、ボーナス制度(bonus plan)の全員が従業員(employee)であるため、表ESSP_BONUS_PLAN
のすべての行がJoinRowSet
オブジェクトに追加されます。この例では、追加される両方のCachedRowSet
オブジェクトがJoinable
インタフェースを実装しているため、Joinable
のsetMatchColumn
メソッドを呼び出すことができます。
JoinRowSet jrs = new JoinRowSetImpl(); ResultSet rs1 = stmt.executeQuery("SELECT * FROM EMPLOYEES"); CachedRowSet empl = new CachedRowSetImpl(); empl.populate(rs1); empl.setMatchColumn(1); jrs.addRowSet(empl); ResultSet rs2 = stmt.executeQuery("SELECT * FROM ESSP_BONUS_PLAN"); CachedRowSet bonus = new CachedRowSetImpl(); bonus.populate(rs2); bonus.setMatchColumn(1); // EMP_ID is the first column jrs.addRowSet(bonus);
この時点で、jrsは、2つのRowSet
オブジェクトのEMP_ID
列に基づく内部JOINになります。アプリケーションは、あたかも単一のRowSet
オブジェクトをブラウズするかのようにして、結合されたデータをブラウズできます。jrs i自体がRowSet
オブジェクトなので、アプリケーションは、RowSet
メソッドを使って、jrsのナビゲートや変更を行うことができます。
jrs.first(); int employeeID = jrs.getInt(1); String employeeName = jrs.getString(2);
アプリケーションが2番目または後続のRowSet
オブジェクトを追加する場合は、SQL JOIN
を適用する必要があるので、JOIN
の実行時に初期パフォーマンスが低下する可能性があります。
次のコードの抜粋は、その他のCachedRowSet
オブジェクトを追加します。この例では、JoinRowSet
オブジェクトにCachedRowSet
が追加されるとき、一致列(EMP_ID
)が設定されます。
ResultSet rs3 = stmt.executeQuery("SELECT * FROM 401K_CONTRIB"); CachedRowSet fourO1k = new CachedRowSetImpl(); four01k.populate(rs3); jrs.addRowSet(four01k, 1);
JoinRowSet
オブジェクトjrsに、3つの表の値がすべて追加されました。EMP_ID
列の値がjrs内のEMP_ID
列の値と一致しているfour01k内の各行のデータが、jrsに追加されています。
JoinRowSet
のメソッドJoinRowSet
インタフェースは、RowSet
オブジェクトの追加やJoinRowSet
オブジェクトの情報の取得を行う複数のメソッドを提供します。
RowSet
オブジェクトを追加するメソッドRowSet
オブジェクトを追加することも、または同時に複数のRowSet
オブジェクトを追加することもできます。どちらの場合でも、メソッドは、追加される各RowSet
オブジェクトの一致列を指定できます。
JoinRowSet
オブジェクト内のRowSet
オブジェクトを取得するメソッドや、RowSet
名を取得するメソッドがあります。また、JOIN
を構成するために背後で使用されるSQL WHERE
節またはWHERE
節の実行内容を説明するテキストを取得するメソッドもあります。
JOIN
の型に関連するメソッドJOIN
型を設定するメソッドが1つ、JoinRowSet
オブジェクトが指定された型をサポートするかどうかを確認するメソッドが5つあります。
JoinRowSet
オブジェクトのコピーを作成するメソッド修飾子と型 | フィールドと説明 |
---|---|
static int |
CROSS_JOIN
2つの表のクロス製品を提供するANSI型
JOIN です。 |
static int |
FULL_JOIN
完全JOINを提供するANSI型
JOIN です。 |
static int |
INNER_JOIN
2つの表を内部結合させるANSI型
JOIN です。 |
static int |
LEFT_OUTER_JOIN
2つの表を左外部結合させるANSI型
JOIN です。 |
static int |
RIGHT_OUTER_JOIN
2つの表を右外部結合させるANSI型
JOIN です。 |
PUBLIC_XML_SCHEMA, SCHEMA_SYSTEM_ID
COMMIT_ON_ACCEPT_CHANGES
CLOSE_CURSORS_AT_COMMIT, CONCUR_READ_ONLY, CONCUR_UPDATABLE, FETCH_FORWARD, FETCH_REVERSE, FETCH_UNKNOWN, HOLD_CURSORS_OVER_COMMIT, TYPE_FORWARD_ONLY, TYPE_SCROLL_INSENSITIVE, TYPE_SCROLL_SENSITIVE
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
void |
addRowSet(Joinable rowset)
指定された
RowSet オブジェクトをこのJoinRowSet オブジェクトに追加します。 |
void |
addRowSet(RowSet[] rowset, int[] columnIdx)
指定された
RowSet オブジェクトの配列に含まれる1つ以上のRowSet オブジェクトをこのJoinRowSet オブジェクトに追加し、各RowSet オブジェクトの一致列を指定された列インデックスの配列内の一致列に設定します。 |
void |
addRowSet(RowSet[] rowset, String[] columnName)
指定された
RowSet オブジェクトの配列に含まれる1つ以上のRowSet オブジェクトをこのJoinRowSet オブジェクトに追加し、各RowSet オブジェクトの一致列を指定された列名の配列内の一致列に設定します。 |
void |
addRowSet(RowSet rowset, int columnIdx)
指定された
RowSet オブジェクトをこのJoinRowSet オブジェクトに追加し、指定された列をRowSet オブジェクトの一致列として設定します。 |
void |
addRowSet(RowSet rowset, String columnName)
rowsetをこの
JoinRowSet オブジェクトに追加し、指定された列を一致列に設定します。 |
int |
getJoinType()
このJoinRowSetインスタンスを管理するSQL
JOIN 型を記述するint を返します。 |
String[] |
getRowSetNames()
この
JoinRowSet オブジェクトに追加されたRowSet オブジェクトの名前を含むString 配列を返します。 |
Collection<?> |
getRowSets()
この
JoinRowSet オブジェクトに追加されたRowSet オブジェクトを含むCollection オブジェクトを返します。 |
String |
getWhereClause()
JoinRowSetオブジェクトで使用される、SQLによく似たWHERE節の記述を返します。
|
void |
setJoinType(int joinType)
アプリケーションに、JoinRowSetオブジェクト・インスタンス内の表に適用される
JOIN の型の調整を許可します。 |
boolean |
supportsCrossJoin()
JoinRowSet実装がCROSS_JOINをサポートするかどうかを示します。
|
boolean |
supportsFullJoin()
JoinRowSet実装がFULL_JOINをサポートするかどうかを示します。
|
boolean |
supportsInnerJoin()
JoinRowSet実装がINNER_JOINをサポートするかどうかを示します。
|
boolean |
supportsLeftOuterJoin()
JoinRowSet実装がLEFT_OUTER_JOINをサポートするかどうかを示します。
|
boolean |
supportsRightOuterJoin()
JoinRowSet実装がRIGHT_OUTER_JOINをサポートするかどうかを示します。
|
CachedRowSet |
toCachedRowSet()
この
JoinRowSet オブジェクト内のデータを含む新しいCachedRowSet オブジェクトを作成します。これは、CachedRowSet オブジェクトのSyncProvider オブジェクトを使って、データ・ソースに保存することができます。 |
readXml, readXml, writeXml, writeXml, writeXml, writeXml
acceptChanges, acceptChanges, columnUpdated, columnUpdated, commit, createCopy, createCopyNoConstraints, createCopySchema, createShared, execute, getKeyColumns, getOriginal, getOriginalRow, getPageSize, getRowSetWarnings, getShowDeleted, getSyncProvider, getTableName, nextPage, populate, populate, previousPage, release, restoreOriginal, rollback, rollback, rowSetPopulated, setKeyColumns, setMetaData, setOriginalRow, setPageSize, setShowDeleted, setSyncProvider, setTableName, size, toCollection, toCollection, toCollection, undoDelete, undoInsert, undoUpdate
addRowSetListener, clearParameters, execute, getCommand, getDataSourceName, getEscapeProcessing, getMaxFieldSize, getMaxRows, getPassword, getQueryTimeout, getTransactionIsolation, getTypeMap, getUrl, getUsername, isReadOnly, removeRowSetListener, setArray, setAsciiStream, setAsciiStream, setAsciiStream, setAsciiStream, setBigDecimal, setBigDecimal, setBinaryStream, setBinaryStream, setBinaryStream, setBinaryStream, setBlob, setBlob, setBlob, setBlob, setBlob, setBlob, setBoolean, setBoolean, setByte, setByte, setBytes, setBytes, setCharacterStream, setCharacterStream, setCharacterStream, setCharacterStream, setClob, setClob, setClob, setClob, setClob, setClob, setCommand, setConcurrency, setDataSourceName, setDate, setDate, setDate, setDate, setDouble, setDouble, setEscapeProcessing, setFloat, setFloat, setInt, setInt, setLong, setLong, setMaxFieldSize, setMaxRows, setNCharacterStream, setNCharacterStream, setNCharacterStream, setNCharacterStream, setNClob, setNClob, setNClob, setNClob, setNClob, setNClob, setNString, setNString, setNull, setNull, setNull, setNull, setObject, setObject, setObject, setObject, setObject, setObject, setPassword, setQueryTimeout, setReadOnly, setRef, setRowId, setRowId, setShort, setShort, setSQLXML, setSQLXML, setString, setString, setTime, setTime, setTime, setTime, setTimestamp, setTimestamp, setTimestamp, setTimestamp, setTransactionIsolation, setType, setTypeMap, setURL, setUrl, setUsername
absolute, afterLast, beforeFirst, cancelRowUpdates, clearWarnings, close, deleteRow, findColumn, first, getArray, getArray, getAsciiStream, getAsciiStream, getBigDecimal, getBigDecimal, getBigDecimal, getBigDecimal, getBinaryStream, getBinaryStream, getBlob, getBlob, getBoolean, getBoolean, getByte, getByte, getBytes, getBytes, getCharacterStream, getCharacterStream, getClob, getClob, getConcurrency, getCursorName, getDate, getDate, getDate, getDate, getDouble, getDouble, getFetchDirection, getFetchSize, getFloat, getFloat, getHoldability, getInt, getInt, getLong, getLong, getMetaData, getNCharacterStream, getNCharacterStream, getNClob, getNClob, getNString, getNString, getObject, getObject, getObject, getObject, getObject, getObject, getRef, getRef, getRow, getRowId, getRowId, getShort, getShort, getSQLXML, getSQLXML, getStatement, getString, getString, getTime, getTime, getTime, getTime, getTimestamp, getTimestamp, getTimestamp, getTimestamp, getType, getUnicodeStream, getUnicodeStream, getURL, getURL, getWarnings, insertRow, isAfterLast, isBeforeFirst, isClosed, isFirst, isLast, last, moveToCurrentRow, moveToInsertRow, next, previous, refreshRow, relative, rowDeleted, rowInserted, rowUpdated, setFetchDirection, setFetchSize, updateArray, updateArray, updateAsciiStream, updateAsciiStream, updateAsciiStream, updateAsciiStream, updateAsciiStream, updateAsciiStream, updateBigDecimal, updateBigDecimal, updateBinaryStream, updateBinaryStream, updateBinaryStream, updateBinaryStream, updateBinaryStream, updateBinaryStream, updateBlob, updateBlob, updateBlob, updateBlob, updateBlob, updateBlob, updateBoolean, updateBoolean, updateByte, updateByte, updateBytes, updateBytes, updateCharacterStream, updateCharacterStream, updateCharacterStream, updateCharacterStream, updateCharacterStream, updateCharacterStream, updateClob, updateClob, updateClob, updateClob, updateClob, updateClob, updateDate, updateDate, updateDouble, updateDouble, updateFloat, updateFloat, updateInt, updateInt, updateLong, updateLong, updateNCharacterStream, updateNCharacterStream, updateNCharacterStream, updateNCharacterStream, updateNClob, updateNClob, updateNClob, updateNClob, updateNClob, updateNClob, updateNString, updateNString, updateNull, updateNull, updateObject, updateObject, updateObject, updateObject, updateObject, updateObject, updateObject, updateObject, updateRef, updateRef, updateRow, updateRowId, updateRowId, updateShort, updateShort, updateSQLXML, updateSQLXML, updateString, updateString, updateTime, updateTime, updateTimestamp, updateTimestamp, wasNull
isWrapperFor, unwrap
getMatchColumnIndexes, getMatchColumnNames, setMatchColumn, setMatchColumn, setMatchColumn, setMatchColumn, unsetMatchColumn, unsetMatchColumn, unsetMatchColumn, unsetMatchColumn
static final int CROSS_JOIN
JOIN
です。static final int INNER_JOIN
JOIN
です。結合した表のいずれかに一致しない行がある場合、この行は削除されます。static final int LEFT_OUTER_JOIN
JOIN
です。SQLでは、JOIN文の左側からすべてのレコードが返される位置として記述されます。static final int RIGHT_OUTER_JOIN
JOIN
です。SQLでは、左側の表に一致するレコードがない場合でも、JOIN文の右側の表からすべてのレコードが返される位置として記述されます。static final int FULL_JOIN
JOIN
です。一方の表から、もう一方の表の一致レコードとは無関係に返されるすべての行を指定します。void addRowSet(Joinable rowset) throws SQLException
RowSet
オブジェクトをこのJoinRowSet
オブジェクトに追加します。RowSet
オブジェクトがこのJoinRowSet
オブジェクトに追加される最初のオブジェクトである場合、JOIN
関係が確立される基盤となります。
このメソッドは、指定されたRowSet
オブジェクトがJoinable
のsetMatchColumn
メソッドで設定された一致列をすでに持っている場合にのみ使用する必要があります。
注: Joinable
オブジェクトは、Joinable
インタフェースを実装している任意のRowSet
オブジェクトです。
rowset
- このJoinRowSet
オブジェクトに追加されるRowSet
オブジェクト。Joinable
インタフェースを実装し、一致列セットを持っている必要があるSQLException
- (1)このJoinRowSet
オブジェクトに空の行セットが追加された場合、(2) rowsetに一致列が設定されていない場合、(3) rowsetがアクティブなJOIN
に違反する場合Joinable.setMatchColumn(int)
void addRowSet(RowSet rowset, int columnIdx) throws SQLException
RowSet
オブジェクトをこのJoinRowSet
オブジェクトに追加し、指定された列をRowSet
オブジェクトの一致列として設定します。RowSet
オブジェクトがこのJoinRowSet
オブジェクトに追加される最初のオブジェクトである場合、JOIN
関係が確立される基盤となります。
このメソッドは、RowSetがまだ一致列セットを持たない場合に使用されます。
rowset
- このJoinRowSet
オブジェクトに追加されるRowSet
オブジェクト。Joinable
インタフェースを実装できるcolumnIdx
- 一致列になる列を示すint
SQLException
- (1) rowsetが空の行セットの場合、(2) rowsetがアクティブなJOIN
に違反する場合Joinable.unsetMatchColumn(int)
void addRowSet(RowSet rowset, String columnName) throws SQLException
JoinRowSet
オブジェクトに追加し、指定された列を一致列に設定します。rowsetが最初にこのJoinRowSet
オブジェクトに追加される場合、これがJOIN
関係が確立される基盤となります。
このメソッドは、指定されたRowSet
オブジェクトがまだ一致列を持たない場合に使用されます。
rowset
- このJoinRowSet
オブジェクトに追加されるRowSet
オブジェクト。Joinable
インタフェースを実装できるcolumnName
- 一致列として設定される列の名前を指定するString
オブジェクトSQLException
- (1) rowsetが空の行セットの場合、(2) rowsetの一致列がJOIN
条件を満たしていない場合void addRowSet(RowSet[] rowset, int[] columnIdx) throws SQLException
RowSet
オブジェクトの配列に含まれる1つ以上のRowSet
オブジェクトをこのJoinRowSet
オブジェクトに追加し、各RowSet
オブジェクトの一致列を指定された列インデックスの配列内の一致列に設定します。columnIdxの最初の要素は、rowsetの最初のRowSet
オブジェクトの一致列、columnIdxの2番目の要素はrowsetの2番目の要素の一致列(以下同様)に設定されます。
このJoinRowSet
オブジェクトに追加される最初のRowSet
オブジェクトが、JOIN
関係の基盤になります。
このメソッドは、指定されたRowSet
オブジェクトがまだ一致列を持たない場合に使用されます。
rowset
- JOIN
に追加される1つ以上のRowSet
オブジェクトの配列。Joinable
インタフェースを実装できるcolumnIdx
- rowsetのRowSet
オブジェクトの一致列として設定する列のインデックスを示すint
値の配列SQLException
- (1)このJoinRowSet
オブジェクトに空の行セットが追加された場合、(2) rowset内のRowSet
オブジェクトに一致列が設定されていない場合、(3)追加されるRowSet
オブジェクトがアクティブなJOIN
に違反する場合void addRowSet(RowSet[] rowset, String[] columnName) throws SQLException
RowSet
オブジェクトの配列に含まれる1つ以上のRowSet
オブジェクトをこのJoinRowSet
オブジェクトに追加し、各RowSet
オブジェクトの一致列を指定された列名の配列内の一致列に設定します。columnNameの最初の要素は、rowsetの最初のRowSet
オブジェクトの一致列、columnNameの2番目の要素はrowsetの2番目の要素の一致列(以下同様)に設定されます。
このJoinRowSet
オブジェクトに追加される最初のRowSet
オブジェクトが、JOIN
関係の基盤になります。
このメソッドは、指定されたRowSet
オブジェクト(複数可)がまだ一致列を持たない場合に使用されます。
rowset
- JOIN
に追加される1つ以上のRowSet
オブジェクトの配列。Joinable
インタフェースを実装できるcolumnName
- rowsetのRowSet
オブジェクトの一致列として設定する列の名前を示すString
値の配列SQLException
- (1)このJoinRowSet
オブジェクトに空の行セットが追加された場合、(2) rowset内のRowSet
オブジェクトに一致列が設定されていない場合、(3)追加されるRowSet
オブジェクトがアクティブなJOIN
に違反する場合Collection<?> getRowSets() throws SQLException
JoinRowSet
オブジェクトに追加されたRowSet
オブジェクトを含むCollection
オブジェクトを返します。JOIN
内のRowSet数nを返し、この共用体内で発生したすべての更新を保持します。JoinRowSet
オブジェクトに追加されたRowSet
オブジェクトで構成されるCollection
オブジェクトSQLException
- 返されるCollection
オブジェクトの生成時にエラーが発生した場合String[] getRowSetNames() throws SQLException
JoinRowSet
オブジェクトに追加されたRowSet
オブジェクトの名前を含むString
配列を返します。JoinRowSet
オブジェクト内のRowSet
オブジェクトの名前を含むString
配列SQLException
- RowSet
オブジェクトの名前の取得時にエラーが発生した場合CachedRowSet.setTableName(java.lang.String)
CachedRowSet toCachedRowSet() throws SQLException
JoinRowSet
オブジェクト内のデータを含む新しいCachedRowSet
オブジェクトを作成します。これは、CachedRowSet
オブジェクトのSyncProvider
オブジェクトを使って、データ・ソースに保存することができます。
JoinRowSetに更新または変更を適用した場合、メソッドによって返されるCachedRowSetは、その変更をデータ・ソース内の元の行と表内に持続させることができません。返されるCachedRowSetインスタンスには、変更データは含まれません。また、元のSQL文のすべてのプロパティが消去されます。アプリケーションは、RowSet.setCommand
メソッドを使用して、このSQL文をリセットするべきです。
変更を元の表のデータ・ソースに持続させるためには、acceptChanges
メソッドをJoinRowSetオブジェクト・インスタンス上に呼び出します。実装では、実装内の内部データと更新追跡機能を利用して、SyncProviderと対話し、変更を持続させられます。
SQLException
- CachedRowSetオブジェクトのアセンブル時にエラーが発生した場合RowSet
、CachedRowSet
、SyncProvider
boolean supportsCrossJoin()
boolean supportsInnerJoin()
boolean supportsLeftOuterJoin()
boolean supportsRightOuterJoin()
boolean supportsFullJoin()
void setJoinType(int joinType) throws SQLException
JOIN
の型の調整を許可します。実装は、指定されたJOIN
型をサポートしない場合、SQLExceptionをスローします。joinType
- JoinRowSetインスタンスをただちに再構成する、SQL JOIN
の標準JoinRowSet.XXX staticフィールド定義。SQLException
- サポートされていないJOIN
型が設定された場合getJoinType()
String getWhereClause() throws SQLException
JOIN
のSQL文字列記述を提供することにより、SQL JOIN
のWHERE節を記述できます。または、JoinRowSet
を使用して、アプリケーションを補助するテキスト記述を提供できます。SQLException
- WHERE節の表現の生成時にエラーが発生した場合。int getJoinType() throws SQLException
JOIN
型を記述するint
を返します。返される型は標準JoinRowSet型(CROSS_JOIN
、INNER_JOIN
、LEFT_OUTER_JOIN
、RIGHT_OUTER_JOIN
、またはFULL_JOIN
)のいずれかになります。JOIN
の標準JoinRowSet staticフィールド定義のいずれかのjoinType。明示的に型が設定されていない場合は、デフォルトのJOIN
型としてJoinRowSet.INNER_JOIN
が返される。SQLException
- JoinRowSetインスタンスによってサポートされるSQL JOIN
型の判断時にエラーが発生した場合。setJoinType(int)
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