public class CompoundName extends Object implements Name
複合名のコンポーネントには、番号が付けられます。Nコンポーネントの複合名のインデックス範囲は、0からN未満の範囲で番号が付けられます。この範囲は、[0,N]と表されます。もっとも重要なコンポーネントは、インデックス0にあります。空の複合名にはコンポーネントはありません。
複合名の文字列形式は、前述の構文に従います。複合名のコンポーネントが文字列表記に変換される場合は、前述の予約された構文規則が適用されます(埋め込まれた区切り文字はエスケープまたは引用されるなど)。そのため、同じ文字列が構文解析される場合、元の複合名と同じコンポーネントが作成されます。
修飾子と型 | フィールドと説明 |
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protected javax.naming.NameImpl |
impl
この複合名の実装です。
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protected Properties |
mySyntax
この複合名の構文プロパティです。
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修飾子 | コンストラクタと説明 |
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protected |
CompoundName(Enumeration<String> comps, Properties syntax)
compsに指定されたコンポーネントとsyntaxを使用して、新しい複合名インスタンスを構築します。
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CompoundName(String n, Properties syntax)
指定した構文プロパティで指定される構文を使用して、文字列nを構文解析することで、新しい複合名インスタンスを構築します。
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修飾子と型 | メソッドと説明 |
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Name |
add(int posn, String comp)
単一のコンポーネントを、この複合名の指定した位置に追加します。
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Name |
add(String comp)
単一のコンポーネントをこの複合名の最後に追加します。
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Name |
addAll(int posn, Name n)
複合名のコンポーネントを、この複合名の指定した位置に順に追加します。
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Name |
addAll(Name suffix)
複合名のコンポーネントを、この複合名の末尾に順に追加します。
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Object |
clone()
この複合名のコピーを作成します。
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int |
compareTo(Object obj)
CompoundNameと、指定されたObjectの順序を比較します。
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boolean |
endsWith(Name n)
複合名がこの複合名の接尾辞であるかどうかが判定されます。
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boolean |
equals(Object obj)
objがこの複合名と構文的に等しいかを判定します。
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String |
get(int posn)
この複合名のコンポーネントを取得します。
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Enumeration<String> |
getAll()
この複合名のコンポーネントを、文字列の列挙として取得します。
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Name |
getPrefix(int posn)
コンポーネントがこの複合名のコンポーネントの接頭辞で構成される複合名を作成します。
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Name |
getSuffix(int posn)
コンポーネントがこの複合名のコンポーネントの接尾辞で構成される複合名を作成します。
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int |
hashCode()
この複合名のハッシュ・コードを計算します。
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boolean |
isEmpty()
この複合名が空かどうかを判定します。
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Object |
remove(int posn)
この複合名からコンポーネントを削除します。
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int |
size()
この複合名のコンポーネント数を取得します。
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boolean |
startsWith(Name n)
複合名がこの複合名の接頭辞であるかどうかが判定されます。
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String |
toString()
複合名の構文規則を使用する、この複合名の文字列表記を生成します。
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protected transient javax.naming.NameImpl impl
protected transient Properties mySyntax
protected CompoundName(Enumeration<String> comps, Properties syntax)
comps
- 追加するコンポーネントのnull以外の列挙。列挙された各要素のクラスはString。列挙は要素の抽出に使用される。syntax
- この複合名の構文を指定するnull以外のプロパティ。プロパティの内容は、クラスの説明を参照。public CompoundName(String n, Properties syntax) throws InvalidNameException
n
- 構文解析するnull以外の文字列。syntax
- この複合名の構文を指定するnull以外のプロパティのリスト。プロパティの内容は、クラスの説明を参照。InvalidNameException
-「n」がsyntax
で指定される構文に違反する場合。public String toString()
public boolean equals(Object obj)
等しいかどうかは、この複合名の構文によっても定義されます。CompoundNameのデフォルトの実装では、2つのコンポーネントが等しいかどうかを比較するときに、構文プロパティjndi.syntax.ignorecaseおよびjndi.syntax.trimblanksが使用されます。大文字と小文字が区別されない場合、同じ文字のシーケンスを持ち、大文字と小文字が異なる2つの文字列は等しいとみなされます。空白が削除される場合は、比較のために最初の空白と末尾の空白は無視されます。
2つの複合名には、同じ数のコンポーネントが必要です。
実装にあたっての注意: 現在、2つの複合名の構文プロパティが等しいかどうかは比較されていません。今後比較される可能性があります。
equals
、クラス: Object
obj
- 比較対象となるnullの可能性があるオブジェクト。compareTo(java.lang.Object obj)
public int hashCode()
hashCode
、クラス: Object
Object.equals(java.lang.Object)
, System.identityHashCode(java.lang.Object)
public Object clone()
public int compareTo(Object obj)
objがnull、またはCompoundNameのインスタンスではない場合は、ClassCastExceptionがスローされます。
2つの複合名が等しいとはどのような意味かについては、equals()を参照してください。2つの複合名が等しい場合は、0を返します。
複合名の順序付けは、複合名の構文によります。デフォルトでは、文字列比較の辞書規則に準拠します。この規則は、複合名に含まれるすべてのコンポーネントに適用されます。ただし、コンポーネントが比較されるときは、equals()の場合と同様に、jndi.syntax.ignorecaseプロパティとjndi.syntax.trimblanksプロパティが適用されます。この複合名が「辞書規則に従って」objより小さい場合は、負の数が返されます。この複合名が「辞書規則に従って」objより大きい場合は、正の数が返されます。
実装にあたっての注意: 現在、2つの複合名の構文プロパティが等しいかどうかは、順序の確認時には比較されていません。今後比較される可能性があります。
compareTo
、インタフェース: Comparable<Object>
compareTo
、インタフェース: Name
obj
- 比較対象となるnull以外のオブジェクト。ClassCastException
- objがCompoundNameではない場合。equals(java.lang.Object)
public boolean isEmpty()
public Enumeration<String> getAll()
public String get(int posn)
get
、インタフェース: Name
posn
- 取得するコンポーネントの0から始まるインデックス。範囲は[0,size()]でなければならない。ArrayIndexOutOfBoundsException
- posnが指定された範囲にない場合。public Name getPrefix(int posn)
getPrefix
、インタフェース: Name
posn
- 停止する位置を示す、コンポーネントの0から始まるインデックス。範囲は[0,size()]でなければならない。ArrayIndexOutOfBoundsException
- posnが指定された範囲にない場合。public Name getSuffix(int posn)
getSuffix
、インタフェース: Name
posn
- 開始する位置を示す、コンポーネントの0から始まるインデックス。範囲は[0,size()]でなければならない。ArrayIndexOutOfBoundsException
- posnが指定された範囲にない場合。public boolean startsWith(Name n)
実装にあたっての注意: 現在、nの構文プロパティは比較時に使用されていません。今後比較される可能性があります。
startsWith
、インタフェース: Name
n
- チェックするnullの可能性がある複合名。public boolean endsWith(Name n)
実装にあたっての注意: 現在、nの構文プロパティは比較時に使用されていません。今後比較される可能性があります。
public Name addAll(Name suffix) throws InvalidNameException
実装にあたっての注意: 現在、接尾辞の構文プロパティは使用または確認されていません。今後比較される可能性があります。
addAll
、インタフェース: Name
suffix
- 追加するnull以外のコンポーネント。InvalidNameException
- 接尾辞が複合名ではない、またはコンポーネントの追加がこの複合名の構文に違反する場合(コンポーネントの数を超えるなど)。public Name addAll(int posn, Name n) throws InvalidNameException
実装にあたっての注意: 現在、接尾辞の構文プロパティは使用または確認されていません。今後比較される可能性があります。
addAll
、インタフェース: Name
n
- 追加するnull以外のコンポーネント。posn
- 新しいコンポーネントを追加する位置を示す、この名前内のインデックス。範囲は[0,size()]でなければならない。ArrayIndexOutOfBoundsException
- posnが指定された範囲にない場合。InvalidNameException
- nが複合名ではない場合、またはコンポーネントの追加がこの複合名の構文に違反する場合(コンポーネントの数を超えるなど)。public Name add(String comp) throws InvalidNameException
add
、インタフェース: Name
comp
- 追加するnull以外のコンポーネント。InvalidNameException
- 名前の最後にコンポーネントを追加すると、複合名の構文に違反する場合。public Name add(int posn, String comp) throws InvalidNameException
add
、インタフェース: Name
comp
- 追加するnull以外のコンポーネント。posn
- 新しいコンポーネントを追加するインデックス。範囲は[0,size()]でなければならない。ArrayIndexOutOfBoundsException
- posnが指定された範囲にない場合。InvalidNameException
- 指定した位置にコンポーネントを追加すると複合名の構文に違反する場合。public Object remove(int posn) throws InvalidNameException
remove
、インタフェース: Name
posn
- 削除するコンポーネントのインデックス。範囲は[0,size()]でなければならない。ArrayIndexOutOfBoundsException
- 位置が指定した範囲にない場合(複合名が空の場合を含む)。InvalidNameException
- コンポーネントを削除すると、複合名の構文に違反する場合。 バグまたは機能を送信
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