javax.crypto.spec

クラスRC5ParameterSpec

java.lang.Object

javax.crypto.spec.RC5ParameterSpec

すべての実装されたインタフェース:

AlgorithmParameterSpec

public class RC5ParameterSpec
extends Object
implements AlgorithmParameterSpec

このクラスは、RC5アルゴリズムで使用されるパラメータを指定します。

このパラメータは、バージョン番号、丸め数、ワード・サイズ、および初期化ベクトル(IV)(オプション、フィードバック・モードのみ)で構成されます。

このクラスを使用して、RC5アルゴリズムを実装するCipherオブジェクトを初期化できます。RC5アルゴリズムは、RSA Security Inc.またはRSA Securityが認可したサード・パーティから提供されます。

導入されたバージョン:

1.4

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
RC5ParameterSpec(int version, int rounds, int wordSize) 指定されたバージョン、丸め数、およびワード・サイズ(ビット単位)からRC5のパラメータ・セットを構築します。
RC5ParameterSpec(int version, int rounds, int wordSize, byte[] iv) 指定されたバージョン、丸め数、ワード・サイズ(ビット単位)、およびIVからRC5のパラメータ・セットを構築します。
RC5ParameterSpec(int version, int rounds, int wordSize, byte[] iv, int offset) 指定されたバージョン、丸め数、ワード・サイズ(ビット単位)、およびIVからRC5のパラメータ・セットを構築します。

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッドと説明
boolean	equals(Object obj) 指定されたオブジェクトとこのオブジェクトが等価であるかどうかをテストします。
byte[]	getIV() IVを返します。このパラメータ・セットにIVが含まれない場合はnullを返します。
int	getRounds() ラウンド回数を返します。
int	getVersion() バージョンを返します。
int	getWordSize() ワード・サイズをビット単位で返します。
int	hashCode() オブジェクトのハッシュ・コード値を計算します。

クラス java.lang.Objectから継承されたメソッド

clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

RC5ParameterSpec

public RC5ParameterSpec(int version,
                        int rounds,
                        int wordSize)

指定されたバージョン、丸め数、およびワード・サイズ(ビット単位)からRC5のパラメータ・セットを構築します。

パラメータ:

version - バージョン。

rounds - 丸め数。

wordSize - ビット単位のワード・サイズ。

RC5ParameterSpec

public RC5ParameterSpec(int version,
                        int rounds,
                        int wordSize,
                        byte[] iv)

指定されたバージョン、丸め数、ワード・サイズ(ビット単位)、およびIVからRC5のパラメータ・セットを構築します。

IVのサイズ(ブロック・サイズ)はワード・サイズの2倍である必要があります。IVを構成するバイトは、iv[0]からiv[2*(wordSize/8)-1]までのバイトです。

パラメータ:

version - バージョン。

rounds - 丸め数。

wordSize - ビット単位のワード・サイズ。

iv - IVの入っているバッファ。バッファの最初の2*(wordSize/8) バイトは、後続の変更に影響されないようにコピーされる。

例外:

IllegalArgumentException - ivがnullの場合、または(iv.length < 2 * (wordSize / 8))の場合

RC5ParameterSpec

public RC5ParameterSpec(int version,
                        int rounds,
                        int wordSize,
                        byte[] iv,
                        int offset)

指定されたバージョン、丸め数、ワード・サイズ(ビット単位)、およびIVからRC5のパラメータ・セットを構築します。

IVはivからとられ、offsetから始まります。offsetから始まるIVのサイズ(ブロック・サイズ)は、ワード・サイズの2倍である必要があります。IVを構成するバイトは、iv[offset]からiv[offset+2*(wordSize/8)-1]までのバイトです。

パラメータ:

version - バージョン。

rounds - 丸め数。

wordSize - ビット単位のワード・サイズ。

iv - IVの入っているバッファ。バッファのoffsetから始まる最初の2*(wordSize/8) バイトは、後続の変更に影響されないようにコピーされる。

offset - IVが始まるiv内のオフセット。

例外:

IllegalArgumentException - ivがnullの場合、または(iv.length - offset < 2 * (wordSize / 8))の場合

メソッドの詳細

getVersion

public int getVersion()

バージョンを返します。

戻り値:

バージョン

getRounds

public int getRounds()

ラウンド回数を返します。

戻り値:

丸め数

getWordSize

public int getWordSize()

ワード・サイズをビット単位で返します。

戻り値:

ビット単位のワード・サイズ

getIV

public byte[] getIV()

IVを返します。このパラメータ・セットにIVが含まれない場合はnullを返します。

戻り値:

IV、このパラメータ・セットにIVがない場合はnull。このメソッドが呼び出されるたびに新しい配列を返します。

equals

public boolean equals(Object obj)

指定されたオブジェクトとこのオブジェクトが等価であるかどうかをテストします。2つのRC5ParameterSpecオブジェクトは、バージョン番号、丸め数、ワード・サイズ、およびIVが等しい場合は等しいと見なされます。2つのIV参照は、両方ともnullの場合は等しいと見なされます。

オーバーライド:

equals、クラス: Object

パラメータ:

obj - このオブジェクトと等しいかどうかが判定されるオブジェクト。

戻り値:

オブジェクトが等しいと見なされた場合はtrue、それ以外の場合、またはobjがnullの場合はfalse。

関連項目:

Object.hashCode(), HashMap

hashCode

public int hashCode()

オブジェクトのハッシュ・コード値を計算します。等しいオブジェクトはハッシュ・コードも同じです。

オーバーライド:

hashCode、クラス: Object

戻り値:

このオブジェクトのハッシュ・コード値。

関連項目:

Object.equals(java.lang.Object), System.identityHashCode(java.lang.Object)