public interface PolicyNode
PKIX証明書パス検査アルゴリズムの出力の1つに有効なポリシー・ツリーがあります。このポリシー・ツリーには、有効であると判断されたポリシー、その判断をした手段、および検出されたポリシー修飾子が含まれています。ツリーの深さnは、検査された証明書パスの長さnになります。
ほとんどのアプリケーションでは、有効なポリシー・ツリーを検査する必要はありません。PKIXParameters
でポリシー関連のパラメータを設定することにより、アプリケーションのポリシー処理目標を実現できます。ただし、有効なポリシー・ツリーは、より複雑なアプリケーション、特にポリシー修飾子を処理するアプリケーションに利用できます。
PKIXCertPathValidatorResult.getPolicyTree
は、有効なポリシー・ツリーのルート・ノードを返します。getChildren
メソッドとgetParent
メソッドを使用すると、ツリーをトラバースできます。あるノードに関するデータは、PolicyNode
のほかのメソッドで取得できます。
並行アクセス
すべてのPolicyNode
オブジェクトは、不変で、スレッドに対して安全である必要があります。このクラスで定義されたメソッドは、悪影響を与えることなく、複数スレッドが並行して単一PolicyNode
オブジェクト(または1つ以上)上で呼び出すことができます。このことは、このクラスのすべてのpublicフィールドとメソッド、そしてサブクラスで追加またはオーバーライドされたpublicフィールドとメソッドに当てはまります。
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
Iterator<? extends PolicyNode> |
getChildren()
このノードの子のイテレータを返します。
|
int |
getDepth()
有効なポリシー・ツリーで、このノードの深さを返します。
|
Set<String> |
getExpectedPolicies()
処理される次の証明書でこのノードの有効なポリシーを満たすと期待されるポリシーのセットを返します。
|
PolicyNode |
getParent()
このノードの親を返します。このノードがルート・ノードである場合は
null を返します。 |
Set<? extends PolicyQualifierInfo> |
getPolicyQualifiers()
このノードが表す有効なポリシーに関連付けられたポリシー修飾子のセットを返します。
|
String |
getValidPolicy()
このノードが表す有効なポリシーを返します。
|
boolean |
isCritical()
処理された最新の証明書の、証明書ポリシー拡張機能のクリティカル・インジケータを返します。
|
PolicyNode getParent()
null
を返します。null
Iterator<? extends PolicyNode> getChildren()
Iterator
のremoveメソッドを使用してこのノードの子を変更しようとすると、UnsupportedOperationException
がスローされます。int getDepth()
String getValidPolicy()
String
OID。ルート・ノードでは、このメソッドは、常に特別なanyPolicy OID「2.5.29.32.0」を返す。Set<? extends PolicyQualifierInfo> getPolicyQualifiers()
PolicyQualifierInfo
の不変のSet
。ルート・ノードでは、常に空のSet
を返す。Set<String> getExpectedPolicies()
String
OIDの不変のSet
。ルート・ノードでは、このメソッドは1つの要素、つまり特別なanyPolicy OID「2.5.29.32.0」を持つSet
を常に返す。boolean isCritical()
true
、そうでない場合はfalse
。ルート・ノードでは、常にfalse
を返す。 バグまたは機能を送信
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