public abstract class LongBuffer extends Buffer implements Comparable<LongBuffer>
このクラスは、longバッファに対する操作を4つのカテゴリに分類します。
連続したlongシーケンスをこのバッファから配列へと転送する相対一括get
メソッド。
連続したlongシーケンスをlong配列やその他のlongバッファからこのバッファへと転送する相対一括put
メソッド。
longバッファを作成するには、バッファの内容に容量を割り当てる割り当て
を実行するか、既存のlong配列をバッファ内にラップ
するか、既存のbyteバッファのビューを作成します。
byteバッファと同様に、longバッファにも「ダイレクト」と「非ダイレクト」があります。このクラスのwrapメソッドで作成されたlongバッファは非ダイレクト・バッファになります。byteバッファのビューとして作成されたlongバッファは、byteバッファがダイレクト・バッファである場合にかぎりダイレクト・バッファになります。longバッファがダイレクト・バッファかどうかは、isDirect
メソッドの呼出しによって判断できます。
このクラスのメソッドのうち戻り値を返さないものは、自身を呼び出したバッファの情報を返します。これを応用して、メソッド呼出しを連鎖させることができます。
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
static LongBuffer |
allocate(int capacity)
新しいlongバッファを割り当てます。
|
long[] |
array()
このバッファを補助するlong配列を返します (オプションの操作)。
|
int |
arrayOffset()
このバッファの補助配列内にある、このバッファの最初の要素のオフセットを返します (オプションの操作)。
|
abstract LongBuffer |
asReadOnlyBuffer()
このバッファの内容を共有する新しい読込み専用longバッファを作成します。
|
abstract LongBuffer |
compact()
このバッファを圧縮します (オプションの操作)。
|
int |
compareTo(LongBuffer that)
このバッファを別のバッファと比較します。
|
abstract LongBuffer |
duplicate()
このバッファの内容を共有する新しいlongバッファを作成します。
|
boolean |
equals(Object ob)
このバッファが別のオブジェクトと等価であるかどうかを判断します。
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abstract long |
get()
相対getメソッドです。
|
abstract long |
get(int index)
絶対getメソッドです。
|
LongBuffer |
get(long[] dst)
相対一括getメソッドです。
|
LongBuffer |
get(long[] dst, int offset, int length)
相対一括getメソッドです。
|
boolean |
hasArray()
このバッファがアクセス可能なlong配列に連動するかどうかを判断します。
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int |
hashCode()
このバッファの現在のハッシュ・コードを返します。
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abstract boolean |
isDirect()
現在のlongバッファがダイレクト・バッファであるかどうかを判断します。
|
abstract ByteOrder |
order()
このバッファのbyte順序を取得します。
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abstract LongBuffer |
put(int index, long l)
絶対putメソッドです (オプションの操作)。
|
abstract LongBuffer |
put(long l)
相対putメソッドです (オプションの操作)。
|
LongBuffer |
put(long[] src)
相対一括putメソッドです (オプションの操作)。
|
LongBuffer |
put(long[] src, int offset, int length)
相対一括putメソッドです (オプションの操作)。
|
LongBuffer |
put(LongBuffer src)
相対一括putメソッドです (オプションの操作)。
|
abstract LongBuffer |
slice()
このバッファの内容の共有サブシーケンスを内容とする新しいlongバッファを作成します。
|
String |
toString()
このバッファの状態を要約した文字列を返します。
|
static LongBuffer |
wrap(long[] array)
long配列をバッファにラップします。
|
static LongBuffer |
wrap(long[] array, int offset, int length)
long配列をバッファにラップします。
|
public static LongBuffer allocate(int capacity)
capacity
- 新しいバッファの容量(long)IllegalArgumentException
- capacityが負の整数である場合public static LongBuffer wrap(long[] array, int offset, int length)
新しいバッファは指定されたlong配列によって補助されます。バッファに変更を加えると配列も変更され、配列に変更を加えるとバッファも変更されます。新しいバッファの容量はarray.length、位置はoffset、リミットはoffset+lengthになり、マークは定義されません。指定された配列が補助配列
となり、その配列オフセット
はゼロになります。
array
- 新しいバッファを補助する配列offset
-使用するサブ配列のオフセット。array.length以下の負でない値でなければならない。新しいバッファの位置は、この値に設定される。length
- 使用するサブ配列の長さ。array.length - offset以下の負でない値でなければならない。新しいバッファのリミットは、offset+lengthに設定される。IndexOutOfBoundsException
- offsetパラメータとlengthパラメータの前提条件が満たされていない場合public static LongBuffer wrap(long[] array)
新しいバッファは指定されたlong配列によって補助されます。バッファに変更を加えると配列も変更され、配列に変更を加えるとバッファも変更されます。新しいバッファの容量とリミットはarray.length、位置はゼロになり、マークは定義されません。指定された配列が補助配列
となり、その配列オフセット
はゼロになります。
array
- このバッファを補助する配列public abstract LongBuffer slice()
新しいバッファの内容は、このバッファの現在位置から始まります。このバッファの内容に変更を加えると、その内容が新しいバッファに反映されます。新しいバッファの内容に変更を加えると、その内容がこのバッファに反映されます。2つのバッファの位置、リミット、マークの値はそれぞれ異なります。
新しいバッファの位置はゼロ、容量とリミットはこのバッファ内に残っているlong値の数になります。マークは定義されません。新しいバッファは、このバッファがダイレクト・バッファである場合にかぎりダイレクト・バッファになります。また、このバッファが読取り専用バッファである場合にかぎり読取り専用バッファになります。
public abstract LongBuffer duplicate()
新しいバッファの内容は、このバッファの内容と同じになります。このバッファの内容に変更を加えると、その内容が新しいバッファに反映されます。新しいバッファの内容に変更を加えると、その内容がこのバッファに反映されます。2つのバッファの位置、リミット、マークの値はそれぞれ異なります。
新しいバッファの容量、リミット、位置、マークの値は、このバッファの対応する値と同じになります。新しいバッファは、このバッファがダイレクト・バッファである場合にかぎりダイレクト・バッファになります。また、このバッファが読取り専用バッファである場合にかぎり読取り専用バッファになります。
public abstract LongBuffer asReadOnlyBuffer()
新しいバッファの内容は、このバッファの内容と同じになります。このバッファの内容に変更を加えると、その内容が新しいバッファに反映されます。しかし、新しいバッファ自体は読取り専用であり、その共有内容を変更することはできません。2つのバッファの位置、リミット、マークの値はそれぞれ異なります。
新しいバッファの容量、リミット、位置、マークの値は、このバッファの対応する値と同じになります。
このバッファ自身が読込み専用の場合は、このメソッドはduplicate
と同じように動作します。
public abstract long get()
BufferUnderflowException
- バッファの現在位置がリミット以上である場合public abstract LongBuffer put(long l)
このバッファの現在位置に指定されたlongを書き込み、現在位置を増加します。
l
- 書き込まれるlongBufferOverflowException
- このバッファの現在位置がリミット以上である場合ReadOnlyBufferException
- このバッファが読込み専用である場合public abstract long get(int index)
index
- longの読込み位置を示すインデックスIndexOutOfBoundsException
- indexが負の数である場合、またはバッファのリミット以上である場合public abstract LongBuffer put(int index, long l)
このバッファの指定されたインデックス位置に指定されたlongを書き込みます。
index
- longの書込み先を示すインデックスl
- 書き込まれるlong値IndexOutOfBoundsException
- indexが負の数である場合、またはバッファのリミット以上である場合ReadOnlyBufferException
- このバッファが読込み専用である場合public LongBuffer get(long[] dst, int offset, int length)
このメソッドは、このバッファから指定された配列へlongを転送します。このバッファ内に残っているlong数が要求に満たない場合(つまり、length > remaining()である場合)、longは一切転送されず、BufferUnderflowException
がスローされます。
それ以外の場合、このメソッドは、length個のlongを、このバッファの現在位置から指定された配列の指定されたオフセット位置へコピーします。そのたびに、このバッファの位置がlengthずつ増加します。
このメソッドをsrc.get(dst, off, len)の形式で呼び出すと、次のループとまったく同じ結果になります。
for (int i = off; i < off + len; i++)
dst[i] = src.get():
ただし、このバッファ内に残っているlongの数が十分であることを最初に確認する動作は除きます。また、このメソッドを使用したほうがループよりもはるかに効率的です。dst
- longの書込み先となる配列offset
- 最初のlongの書込み先となる配列内のオフセット。dst.length以下の負でない値でなければならないlength
- 指定された配列に書き込まれるlongの最大数。dst.length - offset以下の負でない値でなければならないBufferUnderflowException
- このバッファ内に残っているlong数がlengthよりも少ない場合IndexOutOfBoundsException
- offsetパラメータとlengthパラメータの前提条件が満たされていない場合public LongBuffer get(long[] dst)
このメソッドは、このバッファから指定された配列へlongを転送します。このメソッドをsrc.get(a)の形式で呼び出すと、次の呼び出しと同じ結果になります。
src.get(a, 0, a.length)
dst
- コピー先配列BufferUnderflowException
- このバッファ内に残っているlong数がlengthよりも少ない場合public LongBuffer put(LongBuffer src)
このメソッドは、指定されたソース・バッファ内に残っているlongをこのバッファへ転送します。ソース・バッファ内に残っているlong数がこのバッファ内に残っているlong数よりも多い場合(つまり、src.remaining() > remaining()である場合)、longは一切転送されず、BufferOverflowException
がスローされます。
それ以外の場合、このメソッドは、指定されたバッファの現在位置からこのバッファの現在位置へn = src.remaining()個のlongをコピーします。そのたびに、両方のバッファの位置がnずつ増加します。
このメソッドをdst.put(src)の形式で呼び出すと、次のループとまったく同じ結果になります。
while (src.hasRemaining()) dst.put(src.get());ただし、このバッファ内に十分な容量があることを最初に確認する動作は除きます。また、このメソッドを使用したほうがループよりもはるかに効率的です。
src
- longの読込み先となるソース・バッファ(このバッファ以外)BufferOverflowException
- このバッファに、ソース・バッファ内に残っているlongを格納できるだけの容量がない場合IllegalArgumentException
- ソース・バッファとしてこのバッファを指定した場合ReadOnlyBufferException
- このバッファが読込み専用である場合public LongBuffer put(long[] src, int offset, int length)
このメソッドは、指定されたソース配列からこのバッファへlongを転送します。配列からコピーするlong数がこのバッファ内に残っているlong数より多い場合(つまり、length > remaining()である場合)、longは一切転送されず、BufferOverflowException
がスローされます。
それ以外の場合、このメソッドは、指定された配列の指定されたオフセット位置からこのバッファの現在位置へlength個のlongをコピーします。そのたびに、このバッファの位置がlengthずつ増加します。
このメソッドをdst.put(src, off, len)の形式で呼び出すと、次のループとまったく同じ結果になります。
for (int i = off; i < off + len; i++)
dst.put(a[i]);
ただし、このバッファ内に十分な容量があることを最初に確認する動作は除きます。また、このメソッドを使用したほうがループよりもはるかに効率的です。src
- longの読込み先となる配列offset
- 最初のlongの読込み先となる配列内のオフセット。array.length以下の負でない値にする必要があるlength
- 指定された配列から読み取られるlongの数。array.length - offset以下の負でない値でなければならないBufferOverflowException
- このバッファ内に残っている容量が不足している場合IndexOutOfBoundsException
- offsetパラメータとlengthパラメータの前提条件が満たされていない場合ReadOnlyBufferException
- このバッファが読込み専用である場合public final LongBuffer put(long[] src)
このメソッドは、ソースとなる指定されたlong配列の内容全体をこのバッファへ転送します。このメソッドをdst.put(a)の形式で呼び出すと、次の呼び出しと同じ結果になります。
dst.put(a, 0, a.length)
src
- 転送元配列BufferOverflowException
- このバッファ内に残っている容量が不足している場合ReadOnlyBufferException
- このバッファが読込み専用である場合public final boolean hasArray()
このメソッドの戻り値がtrueであれば、array
およびarrayOffset
メソッドを安全に呼び出すことができます。
public final long[] array()
このバッファの内容に変更を加えると、返される配列の内容も変更されます。その逆も同様です。
このメソッドを呼び出す前にhasArray
メソッドを呼び出し、このバッファがアクセス可能な補助配列を持っていることを確認します。
array
、クラス: Buffer
ReadOnlyBufferException
- このバッファが配列に連動しており、しかも読込み専用である場合UnsupportedOperationException
- このバッファがアクセス可能な配列を利用しない場合public final int arrayOffset()
このバッファが配列に連動していれば、その位置pが配列のインデックスp + arrayOffset()と一致します。
このメソッドを呼び出す前にhasArray
メソッドを呼び出し、このバッファがアクセス可能な補助配列を持っていることを確認します。
arrayOffset
、クラス: Buffer
ReadOnlyBufferException
- このバッファが配列に連動しており、しかも読込み専用である場合UnsupportedOperationException
- このバッファがアクセス可能な配列を利用しない場合public abstract LongBuffer compact()
バッファの現在位置からリミットまでの間にlongが存在する場合、これらをバッファの先頭にコピーします。つまり、インデックス位置p = position()のlongがインデックス・ゼロにコピーされ、インデックス位置p + 1のlongがインデックス1にコピーされるということです。インデックス位置limit() - 1のlongがインデックスn = limit() - 1 - pにコピーされるまで、同様の処理が繰り返されます。最終的にバッファの位置はn+1に設定され、リミットは容量の値と等しくなります。マークは破棄されます。
バッファの位置は、ゼロではなく、コピーされるlongの数と等しくなります。したがって、このメソッドを呼び出したあと、すぐに別の相対「put」メソッドを呼び出すことができます。
ReadOnlyBufferException
- このバッファが読込み専用である場合public abstract boolean isDirect()
public String toString()
public int hashCode()
longバッファのハッシュ・コードは、バッファ内に残っている要素、すなわちposition()からlimit() - 1までの要素のみに依存します。
バッファのハッシュ・コードは内容依存型です。今後バッファの内容が変更されないことが明らかでないかぎり、バッファをハッシュ・マップその他のデータ構造のキーとして使用することは避けてください。
hashCode
、クラス: Object
Object.equals(java.lang.Object)
, System.identityHashCode(java.lang.Object)
public boolean equals(Object ob)
2つのlongバッファは、次の場合にかぎり等価です。
要素の型が同じである
バッファ内に残っている要素数が同じである
バッファ内に残っている要素のシーケンス(開始位置とは無関係)が各点で等しい(pointwise equal)
longバッファが、その他の型のオブジェクトと等価になることはありません。
equals
、クラス: Object
ob
- このバッファと比較するオブジェクトObject.hashCode()
、HashMap
public int compareTo(LongBuffer that)
2つのlongバッファを比較する際は、バッファ内に残っている要素のシーケンスが辞書順に比較されます。このとき、双方のバッファ内に残っているシーケンスの開始位置は考慮されません。Long.compare(long,long)
を呼び出したかのように、long
要素のペアが比較されます。
longバッファとその他の型のオブジェクトを比較することはできません。
compareTo
、インタフェース: Comparable<LongBuffer>
that
- 比較対象のオブジェクト。 バグまたは機能を送信
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