JMX (Java Management Extensions)
Java Management Extensions (JMX) API は、アプリケーション、デバイス、サービス、Java 仮想マシンなどのリソースを管理および監視するための標準 API です。JMX テクノロジは当初、Java Community Process (JCP) を通じて、Java Specification Request (JSR) 3、Java Management Extensions、および JSR 160, JMX Remote API として開発されました。Java Platform, Standard Edition version 7 には JMX バージョン 1.4 が含まれています。
JMX テクノロジの一般的な用途には次のようなものがあります。
- アプリケーション構成の参照と変更
- アプリケーション動作に関する統計の累積と、統計の公開
- 状態変更とエラー状況の通知。
JMX API にはリモートアクセスが含まれているため、リモート管理プログラムがこれらの目的で実行中のアプリケーションと対話することが可能です。
概要
API の仕様
- API リファレンス - JMX のすべてのパッケージ、クラス、およびエージェントとインストゥルメンテーション RI のメンバーに関する、Javadoc ツールで生成されたオンラインドキュメント。
チュートリアルおよびプログラミングガイド
- JMX チュートリアル - JMX テクノロジの機能をいくつか例示します。
- 例 - JMX リファレンス実装には、異なる分野の JMX 操作のコード例を収めています。
ここで示す例のほかにも、JDK (JDK Development Kit) 6 をインストールしていれば、JMX API の実際の実装を示すサンプルアプリケーションが次のディレクトリに入っています。
JDK_HOME/sample/jmx/jmx-scandir
上記のパスで、JDK_HOME
は、JDK ソフトウェアがインストールされているディレクトリです。jmx-scandir
の例は、実際のシナリオにおける JMX API の高度な概念を示す、高度な例です。
API の拡張機能
- Java SE 7 での拡張 - JMX が Java プラットフォームのリリース 5 に追加されてからの JMX API の変更のリスト。
詳細情報