public abstract class NamedValue extends Object
NamedValue
オブジェクトは、プロパティー名と値のリストを渡すために Context
オブジェクトルーチンでも使用されます。
NamedValue
オブジェクトには、次の内容が含まれます。
NamedValue
オブジェクトが使用される場合、名前は記述されるオペレーションの OMG IDL インタフェース定義で指定された引数識別子になる。
Any
オブジェクト
ARG_IN.value
ARG_OUT.value
ARG_INOUT.value
NamedValue
オブジェクトがパラメータや戻り値でなく Context
オブジェクトのプロパティーを表す場合
NamedValue
クラスは、そのフィールドにアクセスする 3 つのメソッドを保持します。次のコード例は、NamedValue
オブジェクトを作成してそのフィールドにアクセスします。
ORB orb = ORB.init(args, null); String s = "argument_1"; org.omg.CORBA.Any myAny = orb.create_any(); myAny.insert_long(12345); int in = org.omg.CORBA.ARG_IN.value; org.omg.CORBA.NamedValue nv = orb.create_named_value( s, myAny, in); System.out.println("This nv name is " + nv.name()); try { System.out.println("This nv value is " + nv.value().extract_long()); System.out.println("This nv flag is " + nv.flags()); } catch (org.omg.CORBA.BAD_OPERATION b) { System.out.println("extract failed"); }
このコードを main
メソッド内に配置すると、出力は次のようになります。
This nv name is argument_1 This nv value is 12345 This nv flag is 1
value
メソッドは Any
オブジェクトを返します。Any
オブジェクトに格納された long
にアクセスするには、extract_long
メソッドを使用します。
public abstract String name()
NamedValue
オブジェクトの名前を取得します。NamedValue
オブジェクトの名前を表す String
オブジェクトpublic abstract Any value()
NamedValue
オブジェクトの値を取得します。NamedValue
オブジェクトの値を含む Any
オブジェクトpublic abstract int flags()
NamedValue
オブジェクトの引数モードフラグを取得します。NamedValue
オブジェクトの引数モードを表す int
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