@Documented @Retention(value=RUNTIME) @Target(value=METHOD) public @interface Action
Action
注釈を使用すると、WS-Addressing の Action
メッセージアドレス指定プロパティーを、マッピングされた WSDL 操作の input
、output
、および fault
メッセージに明示的に関連付けることができます。
この注釈は、サービス端点インタフェースの各メソッドで指定できます。このようなメソッドでは、WSDL operation
の WSDL input
、output
、および fault
メッセージで生成された WSDL の wsam:Action
属性内にあるマッピングされた操作は、Action
注釈のどの属性が指定されているかによって異なります。メッセージの wsam:Action
値の正確な計算については、JAX-WS 仕様のアルゴリズムを参照してください。
例 1:input
および output
メッセージに対応する、Action
メッセージアドレス指定プロパティーの明示的な値を指定します。
@WebService(targetNamespace="http://example.com/numbers") public class AddNumbersImpl { @Action( input="http://example.com/inputAction", output="http://example.com/outputAction") public int addNumbers(int number1, int number2) { return number1 + number2; } }生成された WSDL は次のようになります。
<definitions targetNamespace="http://example.com/numbers" ...> ... <portType name="AddNumbersPortType"> <operation name="AddNumbers"> <input message="tns:AddNumbersInput" name="foo" wsam:Action="http://example.com/inputAction"/> <output message="tns:AddNumbersOutput" name="bar" wsam:Action="http://example.com/outputAction"/> </operation> </portType> ... </definitions>
例 2:input
メッセージにのみ対応する、Action
メッセージアドレス指定プロパティーの明示的な値を指定します。WSDL output
メッセージの wsam:Action
値は、JAX-WS 仕様のアルゴリズムを使用して計算されます。
@WebService(targetNamespace="http://example.com/numbers") public class AddNumbersImpl { @Action(input="http://example.com/inputAction") public int addNumbers(int number1, int number2) { return number1 + number2; } }生成された WSDL は次のようになります。
<definitions targetNamespace="http://example.com/numbers" ...> ... <portType name="AddNumbersPortType"> <operation name="AddNumbers"> <input message="tns:AddNumbersInput" name="foo" wsam:Action="http://example.com/inputAction" /> <output message="tns:AddNumbersOutput" name="bar" wsam:Action="http://example.com/numbers/AddNumbersPortType/AddNumbersResponse"/> </operation> </portType> ... </definitions>
output
メッセージにのみ対応する、Action
メッセージ指定プロパティーの明示的な値を指定してもかまいません。このような場合、WSDL input
メッセージの wsam:Action
値は、JAX-WS 仕様のアルゴリズムを使用して計算されます。
例 3:fault
メッセージに対応する Action
メッセージ指定プロパティーの明示的な値を指定する方法の例については、FaultAction
注釈を参照してください。
FaultAction
修飾子と型 | オプションの要素と説明 |
---|---|
FaultAction[] |
fault
操作の
fault メッセージに対応する、WS-Addressing の Action メッセージアドレス指定プロパティーの明示的な値です。 |
String |
input
操作の
input メッセージに対応する、WS-Addressing の Action メッセージアドレス指定プロパティーの明示的な値です。 |
String |
output
操作の
output メッセージに対応する、WS-Addressing の Action メッセージアドレス指定プロパティーの明示的な値です。 |
public abstract String input
input
メッセージに対応する、WS-Addressing の Action
メッセージアドレス指定プロパティーの明示的な値です。public abstract String output
output
メッセージに対応する、WS-Addressing の Action
メッセージアドレス指定プロパティーの明示的な値です。public abstract FaultAction[] fault
fault
メッセージに対応する、WS-Addressing の Action
メッセージアドレス指定プロパティーの明示的な値です。フォルトにマッピングされ、明示的な WS-Addressing Action
メッセージアドレス指定プロパティーを必要とする例外は、それぞれ FaultAction
注釈を使用してこのプロパティーの値として指定される必要があります。 バグまたは機能を送信
詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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