public class ToolTipManager extends MouseAdapter implements MouseMotionListener
ToolTips
を管理します。
ToolTipManager には、ツールヒントを表示するまでの時間や表示を終了するまでの時間を設定するためのプロパティーが多数含まれます。たとえば、JTree のようにマウスの位置に基づいて異なるツールヒントを表示させるコンポーネントを考えます。マウスが JTree の内部に移動し、有効なツールヒントを持つ領域の上に置かれた場合、initialDelay
の時間 (ミリ秒単位) が経過したあとにツールヒントが表示されます。dismissDelay
の時間 (ミリ秒単位) が経過すると、ツールヒントは表示されなくなります。有効なツールヒントを持つ領域にマウスがあり、ツールヒントが表示されているときに、有効なツールヒントを持たない領域にマウスが移動すると、ツールヒントは表示されなくなります。reshowDelay
の時間が経過する前に、有効なツールヒントを持つ領域にマウスが再度移動すると、ツールヒントは即時に表示されます。それ以外の場合は、initialDelay
の時間が経過してからツールヒントが表示されます。
修飾子と型 | クラスと説明 |
---|---|
protected class |
ToolTipManager.insideTimerAction |
protected class |
ToolTipManager.outsideTimerAction |
protected class |
ToolTipManager.stillInsideTimerAction |
修飾子と型 | フィールドと説明 |
---|---|
protected boolean |
heavyWeightPopupEnabled |
protected boolean |
lightWeightPopupEnabled |
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
int |
getDismissDelay()
消去までの遅延時間を返します。
|
int |
getInitialDelay()
初期遅延値を返します。
|
int |
getReshowDelay()
再表示遅延プロパティーを返します。
|
boolean |
isEnabled()
このオブジェクトが有効な場合に true を返します。
|
boolean |
isLightWeightPopupEnabled()
軽量の (すべての Java の)
Tooltips が使用されている場合は true、重量の (ネイティブピアの) Tooltips が使用されている場合は false を返します。 |
void |
mouseDragged(MouseEvent event)
マウスが押され、ドラッグされたときに呼び出されます。
|
void |
mouseEntered(MouseEvent event)
コンポーネントの領域にマウスが入ったときに呼び出されます。
|
void |
mouseExited(MouseEvent event)
コンポーネントの領域からマウスが出たときに呼び出されます。
|
void |
mouseMoved(MouseEvent event)
マウスが移動したときに呼び出されます。
|
void |
mousePressed(MouseEvent event)
マウスが押されたときに呼び出されます。
|
void |
registerComponent(JComponent component)
コンポーネントをツールヒント管理用に登録します。
|
void |
setDismissDelay(int milliseconds)
消去までの遅延時間を設定します。
|
void |
setEnabled(boolean flag)
ツールヒントを有効または無効にします。
|
void |
setInitialDelay(int milliseconds)
初期遅延値を指定します。
|
void |
setLightWeightPopupEnabled(boolean aFlag)
JToolTip を表示する場合、ToolTipManager は適切であれば軽量な JPanel を選択します。 |
void |
setReshowDelay(int milliseconds)
ツールヒントの表示前にユーザーが
initialDelay の時間 (ミリ秒単位) を待機する必要が生じるまでの時間を指定します。 |
static ToolTipManager |
sharedInstance()
ToolTipManager の共有インスタンスを返します。 |
void |
unregisterComponent(JComponent component)
ツールヒント制御からコンポーネントを削除します。
|
mouseClicked, mouseReleased, mouseWheelMoved
protected boolean lightWeightPopupEnabled
protected boolean heavyWeightPopupEnabled
public void setEnabled(boolean flag)
flag
- ツールヒントを有効にする場合は true、そうでない場合は falsepublic boolean isEnabled()
public void setLightWeightPopupEnabled(boolean aFlag)
JToolTip
を表示する場合、ToolTipManager
は適切であれば軽量な JPanel
を選択します。このメソッドを使用すると、その機能を無効にできます。アプリケーションが軽量コンポーネントと重量コンポーネントを混用する場合には、使用不可にする必要があります。aFlag
- 軽量パネルを使用する場合は true、そうでない場合は falsepublic boolean isLightWeightPopupEnabled()
Tooltips
が使用されている場合は true、重量の (ネイティブピアの) Tooltips
が使用されている場合は false を返します。ToolTips
を使用している場合は truepublic void setInitialDelay(int milliseconds)
milliseconds
- カーソルを一時停止したあと、ツールヒントが表示されるまでの遅延時間 (ミリ秒単位)getInitialDelay()
public int getInitialDelay()
setInitialDelay(int)
public void setDismissDelay(int milliseconds)
milliseconds
- ツールヒントが消去されるまでの遅延時間 (ミリ秒単位)getDismissDelay()
public int getDismissDelay()
setDismissDelay(int)
public void setReshowDelay(int milliseconds)
initialDelay
の時間 (ミリ秒単位) を待機する必要が生じるまでの時間を指定します。つまり、有効なツールヒントを持つ同じ Component の領域にユーザーが milliseconds
(ミリ秒単位) の時間内に移動した場合、ツールヒントは即時に表示されます。有効なツールヒントを持つ領域にユーザーが milliseconds
の時間を経過したあとに移動した場合、ツールヒントが再表示されるまでにユーザーはさらに initialDelay
の時間だけ待機する必要があります。milliseconds
- 時間 (ミリ秒単位)getReshowDelay()
public int getReshowDelay()
setReshowDelay(int)
public static ToolTipManager sharedInstance()
ToolTipManager
の共有インスタンスを返します。ToolTipManager
オブジェクトpublic void registerComponent(JComponent component)
このメソッドは、component
にフォーカスバインディングが用意されている場合に限り、ツールヒントの表示および消去のためにキーバインディングを登録します。登録されると、JLabel
など、通常のフォーカストラバーサルが可能ではないコンポーネントは、このメソッドを呼び出しても、フォーカストラバーサルが可能にはなりません。
component
- 追加する JComponent
オブジェクトComponent.isFocusTraversable()
public void unregisterComponent(JComponent component)
component
- 削除する JComponent
オブジェクトpublic void mouseEntered(MouseEvent event)
mouseEntered
、インタフェース: MouseListener
mouseEntered
、クラス: MouseAdapter
event
- 該当のイベントpublic void mouseExited(MouseEvent event)
mouseExited
、インタフェース: MouseListener
mouseExited
、クラス: MouseAdapter
event
- 該当のイベントpublic void mousePressed(MouseEvent event)
mousePressed
、インタフェース: MouseListener
mousePressed
、クラス: MouseAdapter
event
- 該当のイベントpublic void mouseDragged(MouseEvent event)
mouseDragged
、インタフェース: MouseMotionListener
mouseDragged
、クラス: MouseAdapter
event
- 該当のイベントpublic void mouseMoved(MouseEvent event)
mouseMoved
、インタフェース: MouseMotionListener
mouseMoved
、クラス: MouseAdapter
event
- 該当のイベント バグまたは機能を送信
詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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