public interface ExtendedRequest extends Serializable
ExtendedRequest ::= [APPLICATION 23] SEQUENCE { requestName [0] LDAPOID, requestValue [1] OCTET STRING OPTIONAL }この要求は、オブジェクト拡張子の文字列と任意の ASN.1 BER でエンコードされた値で構成されます。
このクラスのメソッドはサービスプロバイダで使用され、LDAP サーバーに送るビットを構築します。一般に、アプリケーションはこのインタフェースを実装するクラスだけを処理しており、特定の拡張操作の要求にこたえて必要な情報をクラスに提供します。次に LDAPv3 拡張操作を実行するために、クラスは引数として、LdapContext.extendedOperation() メソッドにパスされます。
「時間取得」の拡張操作をサポートした LDAP サーバーを例にとります。LDAP サーバーは、GetTimeRequest および GetTimeResponse のクラスを次のように指定します。
プログラムはこれらのクラスを次のように使用します。public class GetTimeRequest implements ExtendedRequest { public GetTimeRequest() {... }; public ExtendedResponse createExtendedResponse(String id, byte[] berValue, int offset, int length) throws NamingException { return new GetTimeResponse(id, berValue, offset, length); } ... } public class GetTimeResponse implements ExtendedResponse { long time; public GetTimeResponse(String id, byte[] berValue, int offset, int length) throws NamingException { time = ... // decode berValue to get time } public java.util.Date getDate() { return new java.util.Date(time) }; public long getTime() { return time }; ... }
GetTimeResponse resp = (GetTimeResponse) ectx.extendedOperation(new GetTimeRequest()); long time = resp.getTime();
ExtendedResponse
, LdapContext.extendedOperation(javax.naming.ldap.ExtendedRequest)
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
ExtendedResponse |
createExtendedResponse(String id, byte[] berValue, int offset, int length)
この要求に対応する応答オブジェクトを作成します。
|
byte[] |
getEncodedValue()
LDAP の拡張操作要求の ASN.1 BER でエンコードされた値を取得します。
|
String |
getID()
この要求のオブジェクトの識別子を検出します。
|
String getID()
byte[] getEncodedValue()
IllegalStateException
- 要求が不十分または無効なデータおよび状態を含んでいるため、エンコードされた値が検出されなかった場合。ExtendedResponse createExtendedResponse(String id, byte[] berValue, int offset, int length) throws NamingException
サービスプロバイダが拡張操作の要求を LDAP サーバーに送ったあと、このサーバーから応答を受け取ります。操作の要求が失敗すると、プロバイダは NamingException をスローします。操作が正常に終了すると、プロバイダはこのメソッドを応答に戻ったデータを使って呼び出します。拡張操作の要求に任意の ExtendedResponse インタフェースを実装するクラスを返すのが、このメソッドのジョブになります。
たとえば、Start TLS 拡張要求クラスは、Start TLS 拡張応答の処理方法を認識する必要があります。このために、ExtendedResponse を実装するクラスを作成します。
id
- 応答コントロールの null の可能性があるオブジェクト識別子。berValue
- null の可能性のある応答コントロールの ASN.1 BER でエンコードされた値。この値は、応答値のタグと長さを含む raw BER バイトである。ただし、応答 OID は含まない。offset
- 使用するバイトの berValue 内の開始位置。length
- 使用する berValue 内のバイト数。NamingException
- エラーのため拡張応答が作成できない場合。ExtendedResponse
バグまたは機能を送信
詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
Copyright © 1993, 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.