public interface MBeanRegistration
MBean サーバーへの登録または MBean サーバーからの登録解除の前後にさまざまなオペレーションを実行するため、MBean により実装されます。MBean サーバーまたは MBean サーバー内の名前、あるいはその両方への参照を取得するために、MBean もこのインタフェースを実装できます。
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
void |
postDeregister()
MBean サーバーから登録解除したあと、MBean が必要なオペレーションを実行できるようにします。
|
void |
postRegister(Boolean registrationDone)
MBean サーバーへの登録が成功または失敗したあと、MBean が必要なオペレーションを実行できるようにします。
|
void |
preDeregister()
MBean サーバーから登録解除する前に、MBean が必要なオペレーションを実行できるようにします。
|
ObjectName |
preRegister(MBeanServer server, ObjectName name)
MBean サーバーに登録する前に、MBean が必要なオペレーションを実行できるようにします。
|
ObjectName preRegister(MBeanServer server, ObjectName name) throws Exception
server
- MBean サーバー。MBean はここに登録される。name
- MBean のオブジェクト名。MBeanServer
インタフェース内の createMBean
または registerMBean
メソッドの name パラメータが null の場合、この名前も null になる。この場合、このメソッドは、新しい MBean 用に null 以外の ObjectName を必ず返す。name
パラメータが null 以外の場合、通常は値が返されるが、これは必須ではない。Exception
- この例外は、MBean サーバーにキャッチされ、MBeanRegistrationException
として再スローされる。void postRegister(Boolean registrationDone)
このメソッドの実装が RuntimeException
または Error
をスローする場合、MBean サーバーは RuntimeMBeanException
または RuntimeErrorException
の内部でこれらをそれぞれ再スローします。ただし、postRegister
で例外をスローしても MBean の状態は変化しません。MBean がすでに登録されている (registrationDone
が true
である) 場合、MBean の登録は解除されません。
createMBean()
または registerMBean()
を呼び出すコードでは、このような例外が発行されたときに MBean の登録が失敗したとみなされることがあるため、これによって混乱が生じる可能性があります。したがって、回避できる場合は postRegister
の実装で実行時例外またはエラーをスローしないことをお勧めします。
registrationDone
- MBean が MBean サーバーに正常に登録されたかどうかを示す。登録に失敗した場合の値は false。void preDeregister() throws Exception
Exception
- この例外は、MBean サーバーにキャッチされ、MBeanRegistrationException
として再スローされる。void postDeregister()
このメソッドの実装が RuntimeException
または Error
をスローする場合、MBean サーバーは RuntimeMBeanException
または RuntimeErrorException
の内部でこれらをそれぞれ再スローします。ただし、postDeregister
で例外をスローしても MBean の状態は変化しません。MBean はすでに正常に登録解除されており、その状態のままになります。
unregisterMBean()
を呼び出すコードでは、MBean の登録解除が失敗したとみなされることがあるため、これによって混乱が生じる可能性があります。したがって、回避できる場合は postDeregister
の実装で実行時例外またはエラーをスローしないことをお勧めします。
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