java.lang.invoke

クラス ConstantCallSite

java.lang.Object

java.lang.invoke.CallSite

java.lang.invoke.ConstantCallSite

public class ConstantCallSite
extends CallSite

ConstantCallSite は、永続的で決して変更できないターゲットを持つ CallSite です。ConstantCallSite にリンクされた invokedynamic 命令は、そのコールサイトのターゲットに永続的にバインドされます。

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

修飾子	コンストラクタと説明
	ConstantCallSite(MethodHandle target) 永続的なターゲットを持つコールサイトを作成します。
protected	ConstantCallSite(MethodType targetType, MethodHandle createTargetHook) 永続的なターゲットを持つコールサイトを作成します (コールサイト自体にバインドされる場合があります)。

メソッドのサマリー

メソッド

修飾子と型	メソッドと説明
MethodHandle	dynamicInvoker() このコールサイトの永続的なターゲットを返します。
MethodHandle	getTarget() コールサイトのターゲットメソッドを返しますが、これは、ConstantCallSite の final フィールドのように振る舞います。
void	setTarget(MethodHandle ignore) 常に UnsupportedOperationException をスローします。

クラス java.lang.invoke.CallSite から継承されたメソッド

type

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

ConstantCallSite

public ConstantCallSite(MethodHandle target)

永続的なターゲットを持つコールサイトを作成します。

パラメータ:

target - このコールサイトに永続的に関連付けるターゲット

例外:

NullPointerException - 提案されたターゲットが null の場合

ConstantCallSite

protected ConstantCallSite(MethodType targetType,
                MethodHandle createTargetHook)
                    throws Throwable

永続的なターゲットを持つコールサイトを作成します (コールサイト自体にバインドされる場合があります)。

コールサイトの構築中、(MethodHandle) createTargetHook.invoke(this) の形式の呼び出しを行なった場合と同様に、createTargetHook が呼び出されて実際のターゲットが生成されます。

ユーザーコードはサブクラスのコンストラクタ内でそのようなアクションを直接実行することはできませんが、これは、ConstantCallSite コンストラクタから戻る前にターゲットが固定される必要があるからです。

フックはこのコールサイトをターゲットメソッドハンドルにバインドするよう指示されるので、通常のアクションは someTarget.bindTo(this) になります。ただし、フックはどのようなアクションでも自由に行えます (コールサイトを無視して定数ターゲットを返すなど)。

フックから返される結果は、コールサイトと厳密に同じ型のメソッドハンドルでなければいけません。

フックが呼び出されている間、新しい ConstantCallSite オブジェクトは部分的に構築された状態になっています。この状態で getTarget の呼び出しやターゲットを使用するその他の試みを行うと、IllegalStateException が発行されます。type メソッドを使ってコールサイトの型を取得することは、どのような状況でも問題ありません。

パラメータ:

targetType - このコールサイトに永続的に関連付けるメソッドハンドルの型

createTargetHook - コールサイトのターゲットを生成するために (コールサイト上で) 呼び出すメソッドハンドル

例外:

WrongMethodTypeException - 要求された引数でフックを呼び出せない場合、またはフックから返されたターゲットの型が指定された targetType でない場合

NullPointerException - フックから null 値が返された場合

ClassCastException - フックから MethodHandle 以外の値が返された場合

Throwable - フック関数からスローされたその他のすべて

メソッドの詳細

getTarget

public final MethodHandle getTarget()

コールサイトのターゲットメソッドを返しますが、これは、ConstantCallSite の final フィールドのように振る舞います。つまり、ターゲットは常に、このインスタンスを作成したコンストラクタ呼び出しに渡された元の値になります。

定義:

getTarget、クラス: CallSite

戻り値:

このコールサイトの不変のリンケージ状態 (定数メソッドハンドル)

例外:

IllegalStateException - ConstantCallSite コンストラクタが完了していない場合

関連項目:

ConstantCallSite, VolatileCallSite, CallSite.setTarget(java.lang.invoke.MethodHandle), getTarget(), MutableCallSite.getTarget(), VolatileCallSite.getTarget()

setTarget

public final void setTarget(MethodHandle ignore)

常に UnsupportedOperationException をスローします。この種類のコールサイトはターゲットを変更できません。

定義:

setTarget、クラス: CallSite

パラメータ:

ignore - このコールサイトに提案される新しいターゲット (無視される)

例外:

UnsupportedOperationException - この種類のコールサイトはターゲットを変更できないため

関連項目:

CallSite.getTarget(), setTarget(java.lang.invoke.MethodHandle), MutableCallSite.setTarget(java.lang.invoke.MethodHandle), VolatileCallSite.setTarget(java.lang.invoke.MethodHandle)

dynamicInvoker

public final MethodHandle dynamicInvoker()

このコールサイトの永続的なターゲットを返します。そのターゲットは決して変更されないため、これが CallSite.dynamicInvoker の正しい実装となります。

定義:

dynamicInvoker、クラス: CallSite

戻り値:

このコールサイトの不変のリンケージ状態 (定数メソッドハンドル)

例外:

IllegalStateException - ConstantCallSite コンストラクタが完了していない場合