MANLINT
Section: Linux Programmer's Manual (1)
Updated: 14 July 1999
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名前
manlint - man ページや mdoc ページのエラーを報告するプログラム
書式
manlint [ options ] [ list of files ]
説明
manlint は、マクロパッケージ man や mdoc を使用したページ整形中の lint (エラー) を 見つけ出すプログラムである。
言わば、通常のテキストに対するスペルチェッカーのようなものだ。 manlint は許可されるマクロとエスケープシーケンスの一覧を持ち、
許可されるリストにないマクロやエスケープシーケンスが 使用されていれば、それを報告する。 許可されるリストには、 man(7) と
mdoc(7) で定義される全てのマクロと、 man(7) で定義される troff の安全なサブセットが含まれる。
manlint は、整形ページが様々なルールに従っているかもチェックする。
ある man ページが manlint のチェックを通るようなら、そのページは可搬性が高いと考えられる。 troff
の全てを実装しているわけではない man2html(1) のようなツールでも使うことができるはずだ。
ファイルのリストを省略した場合は、標準入力を使う。 "-" という名前のファイルは標準入力として解釈される。
バグ
現在のところ、このプログラムは非常に不完全である。 オプションはなく、実際にはエスケープシーケンスをチェックしない。 また mdoc
フォーマットを処理できない。 しかし、このプログラムが何をすべきかは明らかであり、 現在の状態でも既存の man
ファイルにある多くの問題を見付けることができる。
作者
manlint の原作者は David A. Wheeler (dwheeler@ida.org) である。 現在のメンテナーは Federico
Lucifredi <flucifredi@acm.org> である。
関連項目
man(7), mdoc(7).
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