WCSDUP
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-09-15
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名前
wcsdup - ワイド文字文字列を複製する
 
書式
#include <wchar.h>
wchar_t *wcsdup(const wchar_t *s);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):
wcsdup():
- 
- glibc 2.10 以降:
 - 
_POSIX_C_SOURCE >= 200809L
 - glibc 2.10 より前:
 - 
_GNU_SOURCE
 
 
 
説明
wcsdup()  関数は、 strdup(3)  関数のワイド文字版である。 この関数はポインター s
が指し示すワイド文字文字列の複製を 新しい領域に割り当てて返す。
新しいワイド文字文字列のためのメモリーは malloc(3)  を使って割り当てられる。 この領域は free(3)
を使って解放すべきである。
 
返り値
成功すると、 wcsdup()  関数は、新しいワイド文字文字列へのポインターを返す。 エラーの場合、 NULL が返り、 errno
にエラーの原因を示す値が設定される。
 
エラー
- ENOMEM
 - 
複製文字列を割り当てるのに十分なメモリーがない。
 
 
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
| インターフェース | 属性 | 値
  | 
| 
wcsdup()
 | Thread safety | MT-Safe
  | 
 
準拠
POSIX.1-2008.  この関数は POSIX.1-2001 では規定されていないが、 Linux 以外の他のシステムで広く利用可能である。
 
関連項目
strdup(3), wcscpy(3)
 
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
 Index
- 名前
 - 
 - 書式
 - 
 - 説明
 - 
 - 返り値
 - 
 - エラー
 - 
 - 属性
 - 
 - 準拠
 - 
 - 関連項目
 - 
 - この文書について
 - 
 
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