SETLOGMASK
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-06-09
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名前
setlogmask - ログの優先度マスクを設定する
書式
#include <syslog.h>
int setlogmask(int mask);
説明
プロセスにはログ優先度マスク(log priority mask)が用意されていて、 これを用いて syslog(3)
が呼び出された場合にログ記録を行うかどうかを決定する。 他のすべての関数が呼び出された場合はログ記録が行われない。 mask
の各ビットは優先度に対応しており、対応するビットが 1 にセットされている 優先度に対してログ収集(logging)が有効になる。
マスクの初期値は、すべての優先度に対してログ収集が有効になるような値である。
setlogmask() 関数は、呼び出し元のプロセスに対するログマスクを設定し、 変更前のマスクを返す。 mask 引数が 0
ならば、現在のログマスクは変更されない。
以下の8レベルの優先度が定義されている(優先度の高い順): LOG_EMERG, LOG_ALERT, LOG_CRIT,
LOG_ERR, LOG_WARNING, LOG_NOTICE, LOG_INFO, LOG_DEBUG。 優先度
p に対応するビット列は LOG_MASK(p) によって求められる。 優先度 p 以上のすべての優先度 (p を含む)
のマスクビットを 求めることができるマクロ LOG_UPTO(p) を使用できるシステムもある。
返り値
変更前のログ優先度マスクの値を返す。
エラー
なし。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値
|
setlogmask()
| Thread safety | MT-Unsafe race:LogMask
|
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.
LOG_UPTO() will be included in the next release of the POSIX
specification (Issue 8).
関連項目
closelog(3), openlog(3), syslog(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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- 名前
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- 書式
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- 説明
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- 返り値
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- エラー
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- 属性
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- 準拠
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- 関連項目
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