MEMPCPY
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-06-09
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名前
mempcpy, wmempcpy - メモリー領域をコピーする
書式
#define _GNU_SOURCE /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <string.h>
void *mempcpy(void *dest, const void *src, size_t n);
#define _GNU_SOURCE /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <wchar.h>
wchar_t *wmempcpy(wchar_t *dest, const wchar_t *src, size_t n);
説明
mempcpy() 関数は memcpy(3) 関数とほぼ同一である。 この関数は、 src で始まるオブジェクトから n
バイトを、 dest で指されるオブジェクトにコピーする。 ただし dest の値を返すのではなく、
最後に書き込まれたバイトの後に続くバイトへのポインターを返す。
この関数はいくつかのオブジェクトが 連続的なメモリーの場所にコピーされるような状況で役に立つ。
wmempcpy() 関数はこの関数と同じであるが、 wchar_t 型の引数をとり、 n ワイド文字列をコピーする。
返り値
dest + n.
バージョン
mempcpy() は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値
|
mempcpy(),
wmempcpy()
| Thread safety | MT-Safe
|
準拠
この関数は GNU による拡張である。
例
void *
combine (void *o1, size_t s1, void *o2, size_t s2)
{
void *result = malloc(s1 + s2);
if (result != NULL)
mempcpy(mempcpy(result, o1, s1), o2, s2);
return result;
関連項目
memccpy(3), memcpy(3), memmove(3), wmemcpy(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
Index
- 名前
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- 書式
-
- 説明
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- 返り値
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- バージョン
-
- 属性
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- 準拠
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- 例
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- 関連項目
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- この文書について
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