MEMFROB

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-03-13
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名前

memfrob - メモリーエリアの操作 (暗号化)  

書式

#define _GNU_SOURCE             /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <string.h>

void *memfrob(void *s, size_t n);
 

説明

memfrob() 関数は、メモリーエリア s の最初の n バイトの それぞれの文字を 42 との排他的論理をとることによって暗号化する。 変換後のデータは、暗号化されているメモリーエリアに (再度) memfrob() 関数を施すことで、元に戻すことができる。

この関数は妥当な暗号化ルーチンであるとは言えないことに注意して欲しい。 XOR をとる定数を固定しているので、せいぜい、文字列を隠す程度の用途にしか向いていない。  

返り値

memfrob() 関数は、暗号化されたメモリーエリアへのポインターを返す。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース属性
memfrob() Thread safetyMT-Safe
 

準拠

memfrob() 関数は GNU C ライブラリに固有である。  

関連項目

bstring(3), strfry(3)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

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