FTIME
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-02-09
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名前
ftime - 日付と時間を返す
書式
#include <sys/timeb.h>
int ftime(struct timeb *tp);
説明
NOTE: This function is deprecated, and will be removed in a future
version of the GNU C library. Use clock_gettime(2) instead.
この関数は現在の時刻を、紀元 (Epoch; 1970-01-01 00:00:00 +0000 (UTC)) からの秒数とミリ秒数で返す。 時刻は
tp で返され、これは以下のように定義されている:
struct timeb {
time_t time;
unsigned short millitm;
short timezone;
short dstflag;
};
ここで、time は紀元 (the Epoch) からの秒数、 millitm は 紀元から time 秒後からのミリ秒数である。
timezone フィールドはグリニッジから西周りの分で計測される ローカルタイムゾーンである(負数の場合はグリニッジからの東回りの分を 示す)。
dstflag フィールドは、もし 0 でなければ一年の一部で夏時間が 存在することを示すフラグである。
POSIX.1-2001 では、timezone と dstflag の内容は未定義である; これに頼るのは避けること。
返り値
この関数は常に 0 を返す。 (POSIX.1-2001 仕様及びいくつかのシステムのドキュメントでは、 エラー時に -1 を返す。)
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値
|
ftime()
| Thread safety | MT-Safe
|
準拠
4.2BSD, POSIX.1-2001. POSIX.1-2008 では ftime() の仕様が削除されている。
この関数は古いものである。使ってはならない。 秒単位の時間で十分なら、 time(2) が利用できる。 gettimeofday(2)
でマイクロ秒が得られる。 clock_gettime(2) でナノ秒が得られるが、広く利用可能な訳ではない。
バグ
初期の glibc2 ではバグがあり、常に millitm フィールドに 0 を返す。 glibc 2.1.1 から再び正常になった。
関連項目
gettimeofday(2), time(2)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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- 名前
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- 書式
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- 説明
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- 返り値
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- 属性
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- 準拠
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- バグ
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- 関連項目
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- この文書について
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