GETUID
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2019-03-06
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名前
getuid, geteuid - ユーザー ID を得る
書式
#include <unistd.h>
#include <sys/types.h>
uid_t getuid(void);
uid_t geteuid(void);
説明
getuid() は呼び出し元のプロセスの実ユーザー ID を返す。
geteuid() は呼び出し元のプロセスの実効ユーザー ID を返す。
エラー
これらの関数は常に成功する。
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, 4.3BSD.
注意
歴史
UNIX V6 では getuid() コールは (euid << 8) + uid を返していた。 UNIX V7
では getuid() と geteuid() という別々のコールが導入された。
元々の Linux の getuid() と geteuid() システムコールは
16 ビットのグループ ID だけに対応していた。
その後、Linux 2.4 で、32 ビットの ID に対応した
getuid32() と geteuid32() が追加された。
glibc の getuid() と geteuid() のラッパー関数は
カーネルバージョンによるこの違いを吸収している。
On Alpha, instead of a pair of getuid() and geteuid() system calls,
a single getxuid() system call is provided, which returns a pair of real
and effective UIDs. The glibc getuid() and geteuid() wrapper
functions transparently deal with this. See syscall(2) for details
regarding register mapping.
関連項目
getresuid(2), setreuid(2), setuid(2), credentials(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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