このドキュメントは、次の 3 つのグループの読者を対象としています。
このドキュメントでは、読者が、Java 言語によるプログラミングの基本的な知識を持っていることを前提としています。オーディオや MIDI に関する知識は役に立ちますが、前提にしてはいません。
大半は Java Sound API の概念の説明であり、プログラミング例としていくつかのコードを示しています。Java Sound API は、アプリケーションプログラムによるオーディオと MIDI エンジンとの通信を可能にするソフトウェア層を指定します。Java Sound API は、JavaTM 2 Platform, Standard Edition (J2SE) バージョン 1.3 の一部であり、このドキュメントで説明されているのはこのバージョンです。Java Sound API は、Java 2 Software Development Kit (SDK), Standard Edition および Java 2 Runtime Environment, Standard Edition の両方に含まれています。Java Sound API の以前の実装は、別個の製品として提供されていました。そして、そのプログラミングインタフェースはここで説明するものとは異なっています。
注: このドキュメントは、Java Sound API の特定の実装について説明するものではありません。特に、Sun Microsystems, Inc の作成した Java Sound API のリファレンス実装について説明するドキュメントではありません。たとえば、リファレンス実装でサポートされている具体的なサウンドファイル形式のリストなどは記載されていません。Java Sound API では「プラグイン」サービスが可能になるため、API の実装者やサードパーティーは新しい形式や特別な機能を持つポートなどへのサポートを追加できます。つまり、このガイドでは、特定の実装に固有な機能、拡張機能、制限、バグなどは扱いません。 開発者の便宜のために、Sun のリファレンス実装におけるいくつかの制限事項についても説明しています。問題がある場合は、以下を参照するようお勧めします。
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Java Sound Technology にある Java Sound API リファレンス情報へのリンクを参照してください。この Web サイトでは、リファレンス実装に関する簡単な説明のほかに、Java Sound API に関するほかのリソース (デモプログラム、メーリングリスト、FAQ など) へのリンクも提供しています。前述の Java Sound のホームページもあわせて参照してください。