注:この Java Plug-in ガイドでは、Java SE 6 update 10 リリースより前にリリースされた機能について説明します。最新情報については、Java Rich Internet Application の開発および配備を参照してください。
Specification-Version
および Implemenation-Version
の形式Specification-Version
と Implementation-Version
は、次に示す Sun 製品の規則に従っています。また、サードパーティーの製品は、拡張機能が最新かどうかを判断するために、Java Plug-in と同じ規則に従う必要があります。
Specification-Version
文字列は、次の形式を取ります。
n1.n2[.n3]
n1
、n2
、n3
には整数が入り、n1.n2
はメジャーバージョン番号、オプションの n3
はマイナーバージョン番号 (保守バージョン番号とも呼ばれる) を表します。
Implementation-Version
も最初の部分は同じ形式ですが、次の部分が異なっています。
_
") に続けて n4n5
を追加して、パッチバージョン番号 (更新バージョン番号とも呼ばれる) を表す-
") を付けてマイルストン名 (ea
、alpha
、beta
、rc
...) を追加する。これには後ろに整数の番号を付けることもある (ea1
、beta2
、rc1
...)。パッチバージョン番号とマイルストン名の両方を、Implemenation-Version
文字列で同時に使用することはできません。
一般的な形式は次のとおりです。
n1.n2[.n3][_<patch_number>|-<milestone_name>]
上記のバージョン形式に使用できるのは、整数 (n1
、n2
、n3
...)、文字、ドット、ハイフン、および下線だけで、それ以外の文字 ("*
"、"+
" ...) は使用できません。
Specification-Version
および Implementation-Version
の番号は理論に基づいて付けられるわけではありませんが、実際には多くの場合、お互いに同期を保っています。
例
Specification-Version
例: 1.3
, 1.4
Implementation-Version
例: 1.3.1
, 1.4.0_02
, 1.4.0-beta3
上記に挙げた規則は、サードパーティーの拡張機能 JAR
を使用して MANIFEST.MF
ファイルを調べ、そこに含まれる実際の値を確認する場合にも、常に有効です。この規則に従っていない場合、アプレットの JAR
とそれに対応する MANIFEST.MF
を変更したり、拡張機能 JAR
を変更したりする必要があります。