注:この Java Plug-in ガイドでは、Java SE 6 update 10 リリースより前にリリースされた機能について説明します。最新情報については、Java Rich Internet Application の開発および配備を参照してください。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
開発者は、Java Plug-in のエンドユーザーがインストール時またはインストール後のどの時点においても、APPLET タグを有効または無効にできることを意識すべきです。
インストールプロセスの途中で、ユーザーには次のパネルが表示されます。
このパネルでユーザーは、Microsoft Internet Explorer ブラウザまたは Mozilla ファミリブラウザで APPLET タグを処理するときのデフォルトの実行時環境として、JRE または Java Plug-in を選択できます。インストーラは Windows レジストリを使用してユーザーのマシンにこれらのブラウザがインストールされているかどうかを判別し、インストールされているブラウザのチェックボックスにデフォルトでチェックマークを付けます。
ユーザーは、インストール後に Java Plug-in コントロールパネルの「ブラウザ」パネルを使用して、APPLET タグサポートを有効または無効にできます。
Microsoft Internet Explorer 上では、「インターネット オプション」ウィンドウの「詳細設定」タブを使用して、Java Plug-in による APPLET タグサポートを有効/無効にすることもできます。(「ツール」>「インターネット オプション」>「詳細設定」タブ。)
Java Plug-in では、標準のインストールウィザードのほかにサイレントインストールもサポートしています。サイレントインストールは、たとえば、大規模な配備を実行する際に使用されます。Java Plug-in のサイレントインストールに関する一般的な情報は、「サイレントインストール」を参照してください。
サイレントインストールはウィザードによるインストールと異なり、エンドユーザーのマシン上のあらゆるブラウザでデフォルトで APPLET タグサポートが有効になることはありません。サイレントインストールの実行時に APPLET タグサポートを有効にするには、次のコマンド行オプションのどちらかまたは両方を使用しなければいけません。
IEXPLORER=1
このフラグがインストーラに渡された場合、Microsoft Internet Explorer ブラウザに対して APPLET タグサポートが有効になります。
MOZILLA=1
このフラグがインストーラに渡された場合、Mozilla ファミリブラウザに対して APPLET タグサポートが有効になります。