1998 年の JDK 1.2 では、java.awt.print パッケージにより Java プラットフォーム上での印刷性能が向上し、アプリケーションは、2D グラフィックス、テキスト、イメージを含むすべての Java 2D グラフィックスを印刷できるようになりました。
JDK version 1.3 では、クライアントアプリケーションが印刷ジョブのプロパティーやページの属性を指定できるように、AWT 印刷に JobAttributes および PageAttributes クラスが導入されました。
この 2 つの API は主に、ページのレンダリングおよび書式設定であり、印刷サブシステムの 1 つのコンポーネントであるページのレンダリングをサポートします。クライアントでは、印刷ダイアログからプリンタを選択し、JobAttributes および PageAttributes を使用して印刷属性を指定できます。ただし、AWT および Java 2D 印刷 API では、プリンタの機能に基づいてプリンタを検索することはできません。この検索機能は、ほかの印刷サブシステムでは、別の主要コンポーネントに割り当てられています。Java プラットフォーム上での印刷の歴史の詳細は、「Printing on the Java Platform」を参照してください。