Java Platform, Standard Edition Java Flight Recorder ランタイムガイド
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2 クイックスタート手順

この章では、Java Flight Recorder の起動と最初の記録の作成をすばやく行うための手順を示します。

この章には、次のセクションがあります。

2.1 Java Mission Control クライアントの使用

Java Flight Recorder を制御するもっとも単純な方法は、Java Mission Control クライアントを使用する方法です。Java Mission Control クライアントは Java アプリケーションをモニター、管理、およびプロファイルするために使用できるツールスイートで、通常この種のツールにつきもののパフォーマンスオーバーヘッドが発生しません。Java Mission Control の詳細については、次の場所にある、Oracle JRockit Mission Control の紹介を参照してください
http://docs.oracle.com/cd/E15289_01/doc.40/e15067/intro.htm

2.2 ステップ 1: フライトレコーダーを起動する

コマンド行から次を入力して Java Mission Control クライアントを起動します。

JAVA_HOME/bin/jmc (or JAVA_HOME\bin\jmc.exe

Java Mission Control クライアントが起動すると、システムで実行中のすべての JVM の一覧が JVM ブラウザに表示されます。

  1. 記録を作成する JVM を選択し、右クリックしてコンテキストメニューを開きます。

  2. コンテキストメニューから「フライト記録の開始」を選択します

    「フライト記録の開始」ダイアログボックスが表示されます。

2.3 ステップ 2: 記録パラメータを設定する

「フライト記録の開始」ダイアログボックスを使って主な記録パラメータを指定します。このダイアログボックスを完了させるには、次を行います。

図 2-1 を参照してください。

図 2-1 「フライト記録の開始」ウィザード

図 2-1 の説明が続く
「図 2-1 「フライト記録の開始」ウィザード」の説明

2.4 ステップ 3: 記録を開始する

終了」をクリックして記録を開始します。記録の進捗は、Java Mission Control ウィンドウの最下部にあるステータスバーで追跡できます。進捗ビューを開くこともできます (図 2-2 を参照)。「残り 」列は、記録が終了するまでの残り時間を示します。

図 2-2 進捗ビュー

図 2-2 の説明が続く
「図 2-2 進捗ビュー」の説明

記録が終了すると、JRockit Mission Control クライアントで記録が自動的に開き、結果を分析できます。

2.5 記録の停止

記録は通常、「フライト記録の開始」ウィザードで指定された時間の長さだけ継続します。指定された時間が経過する前に記録を終了させる場合は、次のいずれかを行います。

  • JVM ブラウザビューで記録を右クリックし、「停止」を選択します。

  • 進捗ビューで停止ボタン (赤色の正方形) をクリックします。

記録が停止されて Java Mission Control で自動的に開き、終了時点までに収集されたすべてのデータが表示されます。

2.6 追加情報

フライトレコーダー GUI の使用方法に関する追加情報については、製品とともにインストールされるオンラインヘルプを参照してください。

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