注: この Java 配備ガイドでは、Java SE 6 update 10 リリースより前にリリースされた機能について説明します。最新情報については、Java Rich Internet Application の開発および配備を参照してください。
java.lang.ClassNotFoundException
が com.ms.*
パッケージでスローされるSun Java™ Runtime Environment (JRE™) を使ってブラウザ内でアプレットを実行すると、ClassLoader
によって com.ms.*
パッケージで java.lang.ClassNotFoundException
がスローされます。同じアプレットが、Microsoft Virtual Machine (VM) の下では何のエラーもなく実行されます。
Microsoft VM では、J/Direct、Application Foundation Classes (AFC)、Windows Foundation Classes (WFC) など、独自のクラスライブラリが多数提供されています。これらのパッケージは Sun JRE では使用できないため、アプレットをブラウザ内で実行すると java.lang.ClassNotFoundException
がスローされます。
アプレットのソースコードを Microsoft 独自のクラスライブラリを使用したものから、Java プラットフォームにおける同様のクラスを使用したものに移行します。次の表に、Microsoft VM のクラスライブラリと Java プラットフォームのクラスライブラリの一覧を示します。
Microsoft VM | Java プラットフォーム |
---|---|
J/Direct | Java Native Interface |
Application Foundation Classes | Swing、Java 2D API |
Windows Foundation Classes | Swing、Java 2D API |
「How to avoid potential pitfalls of Microsoft's non-standard SDK for Java」
「Trail: Creating a GUI with JFC/Swing」
「Lesson: Learning Swing with the NetBeans IDE」