オブジェクト直列化

オブジェクト直列化は、オブジェクトとそこから参照されているオブジェクトをバイトストリームにコード化します。また、そのストリームからオブジェクトグラフの補足的な再構築を行います。直列化は、簡易な持続性の実現や、ソケットや Java Remote Method Invocation (Java RMI) による通信のために使用されます。オブジェクトのデフォルトのコード化では、private と transient のデータが保護され、クラスの展開がサポートされます。クラスは、独自のコード化を実装することができるため、外部フォーマットについては単独で責任を持ちます。
新しく、オブジェクトの直列化されたデータを、クラスのフィールドごとに個別に指定するための API が追加されました。また、既存のプロトコルを使って、直列化されたデータフィールドをストリームから読み込んだり、ストリームに書き込むことにより、デフォルトの読み込み/書き込み機構との互換性を保証することも可能になりました。

拡張

Java SE ^TM 6 の拡張機能 - Java SE 6 のオブジェクト直列化の拡張機能および改善点に関する説明。
以前のリリースでの拡張機能 - Java SE プラットフォームの旧バージョンで加えられた、オブジェクトの直列化の拡張機能に関する説明。

仕様

仕様 - オブジェクト直列化システムおよび API のアーキテクチャに関する説明。

API の仕様

java.io パッケージ - すべてのインタフェースおよびクラスに関するドキュメント

詳細情報

FAQ - オブジェクト直列化に関する代表的な質問と回答

例

使用例 - オブジェクト直列化の種々の特徴および使用法を示す例題

ツール

serialver - クラスの serialVersionUID を返す serialver コマンドに関する説明

コメントの送付先: rmi-comments@java.sun.com

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